磯淵猛ブログ

ヨーロッパ紅茶紀行・・グラスゴー No.4
トーマス・リプトンのお墓 いよいよゴールデンウイークに入りました。 昨日、午前、午後と二回に亘ってキリンビバレッジの舞鶴工場で「こども紅茶教室」を行いました。。。 小学生の皆さん、スリランカや紅茶を飲む国イギリスの話をとても熱心に聞いてくれましね。。 これで舞鶴も6回目になるかなー今や毎年帰郷するような気持ちで伺っています。 だんだん好きになる街です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 川が流れている舞鶴、グラスゴーを思い出します。 アイルランドからグラスゴーに入り、翌朝一番に街外れの共同墓地を訪れました。 トーマスリプトンが1931年の秋に亡くなり、ここに埋葬されている場所です。 2005年に初めて訪れてから私は2度目になります。 まだ、とても寒くて、前回は草が生い茂っていたのですが、とても綺麗でした。 でも、さむーい! トーマスは1950年5月10日生まれ、13歳で一人アメリカに渡ります。 そこで、食品販売の方法を学び、19歳でまたこのグラスゴーに帰ってきました。 そして、21歳になった5月10日に、自分の店を持ったのです。 1日18時間も働いたそうです。。 やがて、セイロンのウバにリプトン茶園を造り、「茶園から直接ティーポットへ」という新鮮紅茶の美味しさと、香りの良さを世界にアピールしていきました。 トーマスが亡くなってまだ70年余り、彼の余韻がまだまだグラスゴーのあちこちに残っていました。。。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 トーマスリプトンについては著書「二人の紅茶王」(筑摩書房) または、「紅茶レジェンド」(土屋書店)最新刊をご一読いただければ幸甚です。

ヨーロッパツアー紅茶紀行 No.3
アイリッシュ海を渡ってグラスゴーへ・・マナーハウスの晩餐会 アイルランドの北部ベルファーストから大型のフェリーでスコットランドに渡りました。 1845~50年にかけてこの海峡を「ジャガイモ飢饉」の難民達が棺桶船と呼ばれる船に詰め込まれ、この地にたどり着いたのです。 海はいつも吹いている強い風で波が荒く、こんな大型船でも激しく揺れました。。。 到着地ストランラーからバスで3時間、更に北部にあるグラスゴーに向かいました。 ここが、トーマスリプトンの両親が最終的にたどり着き、トーマスの誕生地になったところです。 今夜はグラスゴー郊外の500年以上前に作られた古い館、マナーハウスに泊まります。 ここで、ロンドンに行って6ヶ月になる松本さん夫妻(紅茶教室)と合流、以前スリランカツアーも一緒だったこともあり、再会したメンバーも大喜びでした。 そして、一緒にスコットランドの白夜の中、遅くまで楽しいディナーとなりました。

ヨーロッパ紅茶紀行 No.2
アイルランドの乳製品は絶品! 朝から雨です。アイルランドもどんよりした天気で、時折薄日が射す程度、気温も12~3度と、「寒い!」 最初のランチはキルケニーの街で取りました。 子羊の肉です。 柔らかくて匂いも無く、すごく美味しい。 そこで飲んだギネスもばっちり。。 ついもう1杯すすんでしまいました。 アイルランドで美味しいのはギネスの他に、乳製品です、特に牛乳、クリーム、バター、勿論、チーズもいけます。 特に、クリームとバターは最高です。 牛乳は勿論低温殺菌牛乳ですが、さらさらして、飲み口がさっぱりするのです。 これでティーウイズミルクを飲むと、じつにすっきりした後口なのです。 クリームも雪のように溶けて、ねばねばしません。 バターは香りがよく、これも抜群。トーマスリプトンが、自分の雑貨店でアイルランドからわざわざ乳製品を入れていたことがこれでわかりました。 明日は、ディンブラで「サンデーティータイム」です。 本当に沢山のお客様にお申し込みを頂いて、キャンセル待ちのかたが大勢いらっしゃいます。 席をご用意できなかったお客様にお詫び申しあげます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

明日放送!!「王様のブランチ」
4月25日放送「王様のブランチ」 【果汁50%の午後の紅茶】特集放送時間決定!! いよいよ今週末の王様のブランチに先日撮影したVTRが放送になります。 だいたいの時間がわかりましたのでお知らせします。 4月25日(土)13:00~14:00の間に放送の予定です。 ぜひ、お見逃しなく!! 「果汁50%の午後の紅茶」4/21より好評発売中です!!

アイルランド紅茶紀行 No.1
ビューリーズカフェを訪問・・支配人と面談 ダブリンの街に1836年から紅茶を輸入したミセスビューリーズの作ったカフェがあります。 最初の訪問はモーニングティーでした。。 朝食の後でしたが、スコーンとティーウイズミルクをお願いして、それから南の街、キルケニーに向かう予定でした。。 予定していなかったのですが、お茶を飲んでいると支配人のポールさんが我々に挨拶に出てきてくれたのです。 ビューリーズの歴史や、扱っている紅茶の話、輸入量、アイルランドの人たちが好む紅茶の飲み方など、実に興味深い話を30分余りしてくれました。 特に興味深い話は、アイルランド人の紅茶の消費量は年間一人あたり2.1kgもあり、世界でトップであること。 その紅茶は98パーセントがオーソドックスなアイリッシュブレンドで、全てティーウイズミルクで飲まれていること。 フレーバーティーはほんの2パーセントくらいしか売れないそうです。 つまり、アイルランドの人にとって、紅茶は生活の水なのです。。 特に、朝食から、ランチ、夕食まで、食べ物と紅茶は、離すことの出来ない密接なペアリングです。 さて、これから、そのアイルランドの食事がどのような物か、順次紹介していきますよー

試食会で・・・壮行会?
いよいよ、来週から1週間アイルランド・イギリス紅茶ツアーが始まります。 今日のお昼は事務所スタッフで、皆大好きなモスバーガーを頂きました! 頂いたのは新発売のとびきりハンバーグサンド「トマト&レタス」です! 今回はスタッフ全員の感想も取材してみました! 磯淵:「とびきりハンバーグサンド・第2弾」 期待を裏切らない本物のうまさです! なによりも後口がいいですね。 今日はホットティーと、アイスティー の両方を飲みながら頂きました。 肉の脂肪を紅茶のカテキンがさらっと流して、 二口目が最初の美味しさに戻るのです。 「とびきりハンバーグ」にはやっぱり紅茶を合わせるのが一番! 絶対にお勧めのベストペアリングです! 因みにアイスティー、ホットティー共に、モスのハンバーガーに 合わせた新鮮紅茶を磯淵がセレクションしています。 小山:とびきりハンバーグサンド トマト&レタス美味しかったです! 大好きな野菜がたっぷり入っていて、お肉がとってもジューシー! さっぱりとしたお醤油ベースのソースにたっぷりのマヨネーズ・・・ ちょっと口の中が重くなったかなぁ~? と思ったらそこは紅茶でサッと流す! もう一つ食べたくなっちゃうけど・・・今日は一個半にしておきました! 高橋:こってりすぎないソースとフレッシュなトマト&レタスがハンバーグにぴったり。 あっという間ににお腹におさまりました。 おいしい紅茶とともに本当はもう1つくらいいけそうな気がしました。 広木:シャキシャキレタスにジューシーハンバーグ、素材のこだわりに感動です!! 最後に紙の中にソースがかなり残ってしまい、こぼしそうに・・・もう少しとろみがあった方が食べやすいのかなと思いました。 金山:モスバーガーが好きな理由は美味しいことはもちろん、素材の良さです。 このとびきりハンバーグサンド トマト&レタスはフレッシュなトマトとレタスが たっぷり入っていて、その醍醐味を存分に味わえます。 新鮮野菜とジューシーなハンバーグ。合わせるのはやはり紅茶です。 紅茶が口の中をさっぱりさせてくれるのでつい2個目に手が・・・...

一杯の紅茶の世界史・・台湾で翻訳本出版
「一杯の紅茶の世界史」(文春新書・文藝春秋) 台湾で翻訳本出版(麦田出版) 著書「一杯の紅茶の世界史」(文春新書)が先般重版されましたが、この程、台湾の麦田出版から翻訳本が出版されました。 内容は勿論同じなのですが、残念ながら私は読めません。。。。 台湾では既に私の著書が3冊出されていますが、新たにこれが加わりました。 台湾でも紅茶のファンが増えることを願っています。 因みに、台湾のミスタードーナツには私のセレクションした紅茶が、スリランカから直接入っています。 すごーく美味しいと評判を頂いております。 台湾に行く機会がありましたら、是非、この本をお求め下さい。 そして、本を持ってミスタードーナツに行っていただきたいと思います。。。。。

明日(金曜日)はNHK FM横浜 「ヒーリングティーを一杯」
4月から新しい紅茶のトーク:NHK FM横浜 「紅茶レジェンド」旅と紅茶:毎月第四金曜日 昨日NHK FM横浜、よこはまサウンドシャトルのパーソナリティー、西田奈里子さんと日高治子さんがディンブラにいらっしゃいました。 今期の最後の放送が明日なので、その打ち上げと来期の打ち合わせです。 NHKの紅茶番組もこれで4年目に入ります。 有り難いことに一番のロングランです。 来期は4月からですが、放送日は第四金曜日、PM6時~40分頃までです。 「ヒーリングティーを一杯」がメインタイトルで、 「紅茶レジェンド」旅と紅茶・をテーマに紅茶の国々の歴史や文化、産地、 食、そして、紅茶が作り出すコミュニケーションを話します。 もちろん、紅茶の美味しいとっておきのレシピの紹介も入っていますので、是非、新番組にご期待下さい。。。。。 パーソナリティーの西田奈里子さんは、学生の頃から大の紅茶ファンだったそうで、紅茶の販売する専門店でアルバイトの経験もあるとのこと、現在も「紅茶コーディネーター」(通信講座)を受講中で、相方にはぴったりの方です。 そして、彼女も続投の2年目、絶好調でスタートします。。 みなさんーー是非聴いて下さいねー

スリランカツアー受付開始しました!
今日は冷たい雨が降っています。 藤沢の桜はいつ咲くのでしょう、待ち遠しいですね。 来月はいよいよアイルランド・イギリスツアーです。 留守番の私はお客様や磯淵、また同行するスタッフから話を聞くのが 何より楽しみです。 同じ場所で、同じように感じることもあれば違っていたり、 見え方や感じ方って人それぞれですから、とても興味深いです。 またツアーの報告はブログなど、ホームページでもご紹介できたらと 思っておりますので、ご期待くださいね! さて、磯淵の紅茶ツアー、7月は恒例のスリランカです。 先日パンフレットが出来上がり、今御案内しているところです。 私は一昨年の同じ時期にスリランカツアーに参加しましたが、 コースは毎年、毎回少しずつ違います。 今回はジェームステーラーが造ったルーラコンデラの茶園を訪ねるとのこと。 スリランカの紅茶を造ったテーラーの息づかいが今にも聞こえそうな場所とのこと。 私もいつか行きたいと思っています。 今回、ツアー申込の締切が航空会社の都合で例年より早く5月22日(金)まで となっております。 ご検討中の方、ご注意下さいね。 パンフレットの御請求、ツアーについてのご質問は (株)ティー・イソブチカンパニー 電話0466-24-4649 までお気軽にお問い合せ下さい! ご参加お待ち申し上げております!

桜より一歩早く・・・今年のハーブ
ミント、レモングラス:紅茶と合います 冷たい雨が降っています。ちょっと寒いですねー。 ディンブラの前の小さな公園にある桜の木ですが、まだ開花していません。 今週末までは気温が低いのできっと来週ですね。。 今日の朝、会社の金山さん宅からハーブをもらいました。 桜よりも一歩早く春の香りです。 ミントはまだ小さくて10センチ足らず、レモンバームも食べられそうなくらい柔らかくて、本物のレモンよりもいい香りです。。。 これを前にして新茶の紅茶を飲むと、最高の気分です。 「あー疲れが取れる」 ワッフルの甘い香りと、紅茶とハーブの香りがよく合います。 雨が上がったら是非見に来てくださいねー

ティーポットを訪ねて・・・岐阜・多治見へ
今週は暖かい穏やかな日が続いていますね。 3連休もこのまま暖かいといいのですが! 今週月曜日、久しぶりに小山と私で、イソブチオリジナルティーポットの 窯元を訪ねて岐阜に行って参りました! 岐阜県多治見へは名古屋から中央線に乗り換えます。 その前にちょっと腹ごしらえ♪ まずはティーポットでお世話になっている有月陶器さんへ ショールームには何千個はあるでしょう、沢山の食器がありました 全部取り扱っているものとのこと。 どこかで見たようなものもあって興味津々でした! 続いて、実際にティーポットを作っている工場を見学しました 到着すると大きな窯の前にティーポットが! 大きな窯にはティーポットが1度に500~700個入るそうです。 ティーポットがここで1つ1つ作られているのを目の当たりにしてとても感動しました スリランカでの紅茶工場でもそうでしたが、物を作るのに、 人の手がかかっていることのぬくもり、温かみを感じました。 とても使い易いオリジナルティーポット。 ぜひ皆さんのティータイムにお使い下さいね! 《おまけ》 日帰りでしたので、帰りの新幹線の中で名古屋名物を堪能しました!

春ももうすぐ・・・?
久しぶりの青空です。 寒くても空は青い方がいいですね! 今日は「啓蟄」。春ももうすぐです! 待ち遠しいです。 以前、ブログでご紹介しました、我が家の紅茶の木、 色は少し黄色くなりましたが、冬を越し、元気に成長しています。 今朝撮影してみました! おとなりはフェンネルです 紅茶の花を写真でしか見たことがありませんので、 元気に成長して今年は花を咲かしてくれるといいな、と思っています。
お客様へのお知らせ
いつも紅茶専門店ディンブラをご愛顧下さいまして誠に有難うございます。
父、磯淵猛が2019年2月に永眠し月日が流れましたが、お客様からのお問い合わせが多数ございますので、改めてお知らせをさせて頂きます。
父が創業しました「ティー・イソブチカンパニー」と弊店「紅茶専門店ディンブラ」は、事業主が別々となり、一切の関係がございません。
紅茶専門店ディンブラは、父の遺志を受け継ぎ独自に紅茶を輸入販売しております。
又、「イソブチ」の名前が独り歩きしており、紅茶に関わる製品が乱立していることに大変困惑しております。
類似品が多く出回っているようですのでご注意くださいますよう合わせてお知らせをさせて頂きます。
敬具