ディンブラ・ブログ

2025年クオリティシーズンディンブラDIMBULA買い付け
こんばんは! 少し前になりますが、今年のクオリティシーズンのディンブラ茶葉の買い付けがやっと終わりました。 やっとというには理由があります。 通常ディンブラのクオリティーシーズンは1月末〜2月下旬と言われています。 その期間に送っていただいた紅茶のサンプルをテイスティングしたところ、これはクオリティーのディンブラの香りや味ではないと思いました。 そのことをスリランカのお父さんがちょうど日本に来ていたので、直接会いに行き味の感想を伝えました。 すると「タイカさんの言う通り、実はディンブラ地域で雨の日が続いているんだよ。普通の雨ではなく、どしゃ降りなんだ。なかなか晴れる日が続かず、この前に送ったディンブラのサンプルは、その中ではよい方だけどクオリティーとは言えない。今のところ今年はクオリティシーズンがないよ。」と、苦笑いで言われました。 「え?!クオリティーの茶葉が作れないことがあるのか。」 紅茶は野菜やフルーツと同じなので、そういう年があるのは知っていたが、 私の心はとても暗くなってしまいました。 「これから3月末から4月頭にかけて晴れ予報だから、もしその期間に美味しいものが出来たらサンプルを送る。」とお父さんが約束してくれました。 4月に入ってからもなかなか連絡が来ず、もしかして思ってたより晴れる日が少なかったのかなと心配になっていました。 居ても立っても居られませんが、おとなしく数日我慢して待ちました。 疲労困憊です。 ついにお父さんから連絡が来ました! 「タイカさん、実はあの後ディンブラ地域はあまり晴れの日が続かなかったんだ。」 と最初に言われ、とてもショックを受けました。 しかしお父さんは続けて、 「だけど、あるディンブラの紅茶工場だけ奇跡的に晴れたんだよ。 その紅茶工場からサンプルを貰って、テイスティングしたところ、私は自信をもってクオリティーシーズンのディンブラだと言える茶葉だったよ。 タイカさんにもサンプルを送るからね。」 安心して待っていなさいとそう言われました。 いつものことながらですが、私は茶葉のことになると異常なほど心配性になります。 しつこく連絡をしてしまうので、お父さんもまた泰果は始まったと思っていたのでしょう。...

キャンディKANDY【紅茶専門店ディンブラ】新茶2025年入荷特徴
こんばんは! ブログアップするのが遅くなってしまいごめんなさい!(毎回言っている) 今回は2025年2月入荷のキャンディ(KANDY)の特徴を書いていきたいと思います。 2月に入荷した茶葉の中で最後の紹介となります! スリランカ紅茶キャンディ(KANDY)とは キャンディはスリランカの中央、標高700〜1400mのロー・グロウン(ミディアム・グロウン)地区にあります。 季節風の影響を受けず、気候も穏やかなため クオリティーシーズンはなく、一年を通してほぼ同じ品質の茶葉が収穫されます。 渋味が少なく、甘い味とコクがある紅茶です。 キャンディ茶葉の最大の魅力は美しい赤色の水色(すいしょく)です。 オレンジ系の深い赤色で輝きがあり、色合いの良さは世界トップクラスです。 新茶キャンディKANDY(2025年入荷)の特徴 2025年新茶のキャンディはシュガーのような甘い香りが広がります。 水色(すいしょく)はオレンジ系の赤色でとても綺麗です! 摘みたての爽やかな茶葉の香りと口当たりで渋味はほぼ無く、ゴクゴクと飲みやすい紅茶です。 ブラックティーはもちろん、アイスティーやフルーツを使ったアレンジティーとして、様々な用途でお楽しみいただけます! 2025年キャンディKANDYはこちら! まとめ&スリランカキャンディの紅茶工場での小話 紅茶によくある渋味がほぼ無い2025年入荷のキャンディ茶葉は、 これからの時期アイスティーにしても、ゴクゴクさっぱりとお楽しみ頂ける紅茶です。 紅茶専門店ディンブラではフレッシュフルーツを使用したフルーツティーをご提供していますが、今回のキャンディは特にフルーツとの相性が抜群です! 皆様も是非ブラックティーやアイスティーだけでなく、色々な飲み方でお楽しみください! 実は以前入荷した(2024年入荷キャンディ)は、入荷後すぐに販売したのですがあまりにも私(泰果)の中で納得の味ではなかったので、一瞬で販売をやめてしまいました。 拘り過ぎたかと自分でも考えてしまいますが、買い付けをしたときと味が違っていました。 どうしても皆様に美味しい紅茶を飲んでもらいたく、今回改めて買い付けをしました。 2025年キャンディ茶は自信をもって販売できる茶葉です!...

【紅茶専門店ディンブラ】2025年入荷最高のRUHUNAルフナ特徴です
こんばんは! ブログアップが遅くなりましたが、紅茶専門店ディンブラで2025年2月に入荷した新茶ルフナのご紹介です! 滅多にお目にかかれないスリランカの紅茶ルフナに出会えました。 びっくりしました! ルフナ紅茶の概念が変わりました。 その紅茶の特徴をお伝えできればと思います。 スリランカの紅茶ルフナ(RUHUNA)って? 標高200〜400メートルと、ロー・グロウンの中でも最も低い場所で栽培され、茶園の中にバナナやココナッツの木が一緒にあるのは、この地区ならではの面白い風景です。 ルフナ地方へ到着すると気温がとても高く湿気も多く、茶園の周りもジャングルのような雰囲気でした。 常に気温が高いため葉の成長がよく、茶葉の大きさはハイ・グロウンの2〜3倍近くあります。 製茶段階で生葉をよると、小さい茶葉に比べて葉汁がたくさん出て、発酵が強くなります。 茶葉は見た目がとても黒く、深いコク、スモーキーで甘い香りが特徴です。 紅茶専門店ディンブラ2025年2月ルフナ(RUHUNA)BOP鑑定 紅茶専門店ディンブラで買い付けをした今回のルフナBOP(RUHUNA BOP)は、BOPタイプの茶葉ですが、やや葉のサイズが大きめです。 なので、蒸らし時間は4〜5分が目安になります。 水色(すいしょく)はオレンジ赤色です。 ベリーのような芳醇ですごく甘い香りと風味があり、口の奥でほのかにスモーキーな香りが残ります。 今までにないとても芳醇な香りと風味は格別です。 淹れたての一杯目はブラックティーで二杯目からはコクのあるミルクティーにしてもお楽しみいただけます。 2025年ルフナBOP(RUHUNA BOP)はこちら! ルフナ茶葉の買い付けの決め手 紅茶を買い付けする前に茶葉のサンプルを送っていただき、テイスティングを行っています。...

【紅茶専門店ディンブラ】2024年クオリティシーズンウダプッセラワUDAPUSSELLAWA
こんばんは! ブログアップが大変遅くなりましたが、 今回2025年2月に入荷した茶葉で2つ目におすすめの茶葉があります。 それはクオリティーシーズンウダプッセラワです! 余談話も含めて少しまとめてみたいと思います。 ウダプッセラワ(UDAPUSSELLAWA)って? ウダプッセラワとは、スリランカのウバとヌワラエリヤの間の地域の山奥に位置しています。 ディンブラ、ヌワラエリヤやウバと同様で、標高が高い位置にあります。 そして、ウダプッセラワにもクオリティーシーズンがあります。 ウダプッセラワの紅茶園のマネージャーさんに、クオリティシーズンウダプッセラワは、7月~9月だよと教えて頂きました。 ウバ茶のシーズンと重なっているのですね。 ウダプッセラワの茶葉の特徴としては、 ヌワラエリヤのような爽やかで若干柑橘系の香りがあり、ウバのような深いコクを持っています。 2種類の良いところを1種類で補っているような茶葉です! 紅茶専門店ディンブラ2024年ウダプッセラワ(UDAPUSSELLAWA)クオリティシーズン鑑定 紅茶専門店ディンブラで輸入したウダプッセラワ(UDAPUSSELLAWA)は、 水色は赤褐色、草原の中にいるような爽やかな香りが口・鼻・頭を突き抜いてきます。 昨年のウダプッセラワよりも少し風味が強いので、草原の中を突っ走っている様なイメージです。 程よい渋味もあり、柑橘のお花のようなフラワリーさもある紅茶です。 ブラックティーはもちろん、ミルクティーでもお楽しみいただけます。 ヌワラエリヤとウバの良い所だけを濃縮したような爽やかな紅茶です! ウダプッセラワ(UDAPUSSELLAWA)の紅茶工場余談話 、 さて、余談話になります!...

【紅茶専門店ディンブラ】2024年クオリティシーズンウバ入荷しました!
こんばんは! 以前(2024年10月頃)、ブログに載せたクオリティシーズンのウバがやっと入荷致しました! 早く皆さんに飲んでもらいたくて、ずっとソワソワしていました(笑) なんでそんなに待ち遠しかったのかと言うと… 今回の2024年クオリティシーズンウバは、昨年の8月末頃スリランカに訪れた際に、 紅茶工場のマネージャーさんが紅茶専門店ディンブラ用に私(泰果)好みの クオリティシーズンウバを作ってくれると約束をしたものだからです。 事細かにどんなウバが良いのか、求めているものを伝えて、 想像以上に美味しいクオリティシーズンウバを作ってもらいました! 到着したてのクオリティシーズンウバを早速テイスティングしてみました。 あの時サンプルでもらった茶葉と同じのはずなのに、想像以上に美味しくて改めてびっくり驚きました! 今回の茶葉の鑑定はこんな感じです↓↓ 2024年クオリティシーズンウバ鑑定 綺麗なイエローリングのかかった赤色の水色(すいしょく)。 ティーポットにお湯を注いだ途端クオリティシーズンらしい自然なメントールの爽やかさのある香りが、心地良く漂います。 口に含むとふんわりとフラワリーでほんのり甘みが広がります。 後味に自然なメントールの風味が残ります。 今回のクオリティシーズンウバはミルクティーに合うように水色の色味も濃く、程よい渋味とコクがあるように作ってもらいました。 でも香りの広がり方、風味の心地良さを味わっていただきたいので、 1杯目はブラックティーでお楽しみいただきたいです! 新茶ウバ(UVA)はこちらから! ...

父(磯淵猛)七回忌の法要
こんばんは! お久しぶりです! 長いお休みをいただいておりました。 今回、臨時休業中に父磯淵猛の所に行ってきました! 理由としては、今年で7回忌を迎えるという事と、スリランカティーマスター公認のティーテイスターになれたよという事など含めた近況報告をしてきました。 父のいる場所は、私にとって第二の故郷なような場所です。 昔からお世話になっている旅館の方々や御寺さんに「おかえりなさい」と笑顔で迎えてくれたのがとても嬉しく、今回も思わず笑顔になってしまうほど心が温まる瞬間でした。 父にもティーテイスターの証書を見せながら報告することが出来ました! いやー、まさか行く前の火曜日(2月11日)に証書がスリランカから手元に届くとは思っていませんでした。 本当にびっくりしました! スリランカの先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。 お墓の前の写真を載せてしまい失礼します! 「パパ見える?私ティーテイスターです。」と報告できました。 七回忌の法要で、お寺さんから素敵なお話を聞くことが出来ました。 全てのことが父が繋げてくれたご縁だということです。 ディンブラのお客様、スリランカの先生、スリランカの紅茶工場の関係者、店のスタッフなど、お寺さんの話を聞きながら関わってくださっている全ての方の顔が出てきました。 今年で無事に7回忌を迎え、紅茶専門店ディンブラが江ノ島に移転し、夏で丸5年を迎えます。 これからはティーテイスターとしての資格を活かしながら、もっと紅茶のことを学び、繁栄させていきたいことを父に宣言して、見守っていて欲しいことを伝えてきました。 父が創った紅茶専門店ディンブラを守り続けられたら嬉しいです。 無事に七回忌の法要が終わったご報告でした。 ...

【紅茶専門店ディンブラ】ミルクティー用紅茶量り売り限定販売開始です!
こんばんは! 今回は、新しく販売する茶葉のご紹介です。 ミルクティーブレンド缶紅茶を昨年から販売させて頂いております。 お客様から多くお問い合わせいただいておりました。 「ミルクティーブレンドを飲み終わったのだけど、量り売りはないのかしら?」 確かにそうなんです! おっしゃる通りなのです! 大変ご迷惑をおかけ致しておりましたm(__)m 当店でもどのようにご提供させて頂くか、長い時間検討しておりました。 この度、缶の中身(オリジナルミルクティーブレンド)を、お量りでご提供させて頂く事になりました! 販売方法は、当店ミルクティーブレンド缶をご購入していただいたお客様限定です。 ご面倒をおかけしますが、ミルクティーブレンドの缶を店頭までご持参くださいませ。 それが目印になります! 缶の中に約100g入ります。 直接缶にトントンと茶葉を入れさせて頂きます。(100gと少し) この度缶紅茶をご購入されたお客様限定の理由は、 〇缶を利用することで、エコ活動になる。 〇密閉度の高い紅茶専門店ディンブラの缶をご利用していただきたい。 〇ミルクティーブレンドをご愛飲くださっているお客様へご購入していただきたい。 〇あまり多く生産ができない。 わがまま勝手な販売になりますが、取り急ぎ店頭販売とさせていただきます。 (ミルクティー缶をお持ちくださいませ。缶いっぱいに茶葉を詰めます。) 後日、オンラインショッピングでもご提供ができたらと考えております。 どうぞよろしくお願い致します。

私がティーマスターになるまで最後の授業と試験 後半⑦
この日の講義が最後まで実技の試験だと思っていなかった私は、宿泊先のホテルの部屋に帰り、いつもと変わらずゴロンと休んでいた。 私が本場スリランカでティーテイスターになりたいと申し出て、今回ティーマスターの資格を推薦してくださったスリランカ人のお父さんから、その晩に電話がかかってきた。 ハロー!と電話に出ると。 「タイカさん、おめでとう!試験に合格したと聞いたよ!やはり僕の目に狂いはなかった!」と突然言われ、私は何のことやら?まだ試験を受けたことに気が付いていなかったので、お父さんにすぐに返事ができなかった。 お父さんから「今日ティーマスターの試験を受けたのだろう?」と聞かれた。 そこでやっと私の脳が目覚め、今日の授業はもしかして試験だったの?とやっと分かった。 「え、私合格したのですか?」と、お父さんにおびえながら聞いてみた。 「知らなかったのか?」と、笑いながら驚かれた。 念願のティーマスターに合格できた喜びと、試験を受けたことに気が付かなかった自分に驚いてしまった。 そして、ここでやっと緊張し始め心臓がドキドキした。 スリランカの父から再び「おめでとう!」と祝福されたが、私は驚きのあまり声を出せずにいた。 すると、お父さんはふざけた感じに ...

私がティーマスターになるまで最終章 前半⑥
お久しぶりです! ブログを書く時間があいてしまって、今回はティーマスターになるまでの最終回。 この最終回も案の定長くなり過ぎたので前半と後半に分かれることになった(笑)。 お付き合いください。 この日もいつも通り授業に向かうと、私と同じように勉強をしに来ているスリランカの生徒さんが溢れるほど教室にいた。 わぁ!すごいな今日は...と、びっくりしながら先生たちに挨拶していると、 「タイカ準備ができたらこっちに来てくれ!」と大きな声で名前を呼ばれ、 あまりの声の大きさと周りの生徒さんたちの視線に、少し恥ずかしくなりながら先生の所へ向かった。 いつもグレーディングをやっているテーブルに、 テイスティング用の茶葉が40〜50個くらい並んでいた。 先生から「テイスティング用の物を用意しているから、エプロンをつけたり必要なものを準備していなさい。」と伝えられた。 私は呑気に今日は人が多いから、ここでテイスティングをやるんだなと考えていた。 そんなことを考えていると、いつの間にか先生たちが集まって来ており、 なにやら私に分からないようにシンハラ語で話し合っている姿が見えた。 私は、なんだ?と思いながら、いつもは居ないスタッフのスリランカの人に話しかけられていたので、会話を楽しんでいた。 すると先生から、「タイカー!始めるからおいで」と声をかけられた。 スタッフさんに、頑張れと手を握られエールをもらった。 いつも通りなのに、はて?と思いながらも、嬉しかったので「サンキュー!」と返事をした。 先生たちが集まっていたテーブルに行くと、「じゃあテイスティングを始めよう。」と告げられた。 ...

2025年新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます! 今年は江ノ島の海へ行き初日の出を見に行ってきました! こんなにお天気の良い初日の出はとても久しぶりだったと思います。 寒さを忘れるくらい美しく力強く感じました。 2025年も紅茶専門店ディンブラを宜しくお願い致します! 皆様にとって素晴らしい1年になりますように。 紅茶専門店ディンブラ 店主 磯淵泰果

私がティーマスターになるまで⑤ブレンディング(後半)
前回④の続きから 先生から「ブレンドできたらこれにフレーバーのエッセンスを2種類加える。好きなの嗅いで選んで。」と言われた。 私はえ?フレーバー?これに付けるのか?と思った。 せっかく様々な種類でブレンドをしたのに、2種類のエッセンスも入れたら元のハーブやスパイスの良さが消えてしまうのでは?と不安が募った。 そんな私の不安をよそに、先生が早く選べと言わんばかりにこちらを見つめてきた。 私は、ハーブの系統に合わせたオイルを選び、エッセンスの混ぜ方を教えて頂いた。 エッセンスを入れるときも同様に計算するらしく、多く入れすぎると素材の味が無くなるとのこと。 先生には今回の授業を通して、私が人工的なフレーバーが苦手ということを周知してもらっていたから、何も言わずとも「これも授業だから我慢してくれ」と先に言われてしまった。 私は苦笑いしながらエッセンスを混ぜ合わせた。 エッセンスが全体に馴染むまで2日はかかるらしく、その場でテイスティングは出来なかった。 テイスティングしないと聞き、安心していたのは束の間だった。 先生が紙の上に数種類の茶葉を広げ出した。 「今度は、この茶葉にフレーバーを付けてみよう。好きな3種類のフレーバーを選んでくれ。」 と、先生が数十種類のフレーバーエッセンスの原液を目の前にして仰った。 「このフレーバーエッセンスもちゃんとテイスティングしてみなさい。」と いたずらっ子のようにニマニマと笑った先生がいた。 私はえー!?っと思い、びっくりしてこの原液を?と、まじまじと見てしまった。 すると先生は、 「本物のフルーツ果汁や植物のオイルを使用しているから、 そんなに変な味はしないぞ。...

私がティーマスターになるまで④ブレンディング(前半)
この日は、茶葉のブレンディングの授業を受けた。 セイロンティー(スリランカ紅茶)のみのブレンドティーと、ハーブやスパイスを使用したブレンドティー作りだ。 紅茶専門店ディンブラでもオリジナルブレンドティーを作っている。 紅茶の仕事で大好きな分野のひとつだ。 紅茶の本場スリランカではどのようにブレンドティーを作っていくのだろうかと考えると、とてもワクワクする授業だった。 まず最初に、先生が既に用意していてくれたテイスティングボウルには、 紅茶専門店ディンブラで現在使用しているスパイスやハーブが多かった。 それもそのはず! スパイスはスリランカから輸入しているから、見慣れているのかと気が付いた! しかし、スパイスやハーブをセイロンティーのテイスティングと同様に、 長く濃く抽出したものをテイスティングしたのは初めての体験だった。 先生から「じっくりテイスティングをしてみなさい。そしてタイカが感じた味、香りの特徴を紙に書いてくれ」と言われた。 ひとつひとつ抽出された液体の色、香り、味をテイスティングで確かめていき、 ゆっくり丁寧にテイスティングをおこなった。 すると今まで感じたことのないハーブやスパイスの強さがあることを知った。 全てのテイスティングをおこなった後、 先生から「よし!これからタイカの創造力でブレンドティーを作ってみよう。」 「ただし、ハーブやスパイスを選ぶときは自分で感じたメモを見ながらやってほしい。二度目のテイスティングは無しでやってみよう。」 とニマニマと先生が笑っていた。 どのハーブとスパイスを使用するのか、主体となるハーブをまず選んでみたり、アクセントに使えるスパイスを選んだり自分で考えるのがとても楽しかった。 普段、お店でブレンドティーを作る時は、ハーブとスパイスだけでなく紅茶(セイロンティー)を一緒にブレンドしているため、ハーブとスパイスだけでブレンドティーを作るのがとても新鮮だった。 ...
お客様へのお知らせ
いつも紅茶専門店ディンブラをご愛顧下さいまして誠に有難うございます。
父、磯淵猛が2019年2月に永眠し月日が流れましたが、お客様からのお問い合わせが多数ございますので、改めてお知らせをさせて頂きます。
父が創業しました「ティー・イソブチカンパニー」と弊店「紅茶専門店ディンブラ」は、事業主が別々となり、一切の関係がございません。
紅茶専門店ディンブラは、父の遺志を受け継ぎ独自に紅茶を輸入販売しております。
又、「イソブチ」の名前が独り歩きしており、紅茶に関わる製品が乱立していることに大変困惑しております。
類似品が多く出回っているようですのでご注意くださいますよう合わせてお知らせをさせて頂きます。
敬具