磯淵猛ブログ

今日もどこかで・・・CHAI
インドのチャイ屋さん 今日もどこかの街角で、チャイ屋さんが甘いチャイを 沢山作っています。先日、ジャイプールのカマルさんと 東京で会いました。 最近のチャイは、やはりちょっと田舎町に行ったほうがおいしくて、 都会ではチャイは少なくなってきたとのこと。 それでも、噛みタバコやチャイは男性にとって、とても重要とか。 カマルさんも噛みタバコのファンだそうです。 出前のチャイの注文も一杯です。 あっという間に出来立て・・・。 このチャイ屋さんを見ないと、インドに行った気がしないですね~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 10月4日~12日 インド・アッサム~ダージリンのツアーで満喫していただきます!

茶園の雨・・
茶園の雨・・・スリランカ 昨日から各地で記録的な雨量になっています。 今日も午後からは少し曇り空になるかと期待したのですが、 ずっと降り続いています。 今日は午後からテニスに誘われていたのです・・・ ショック! コロンボは晴れのようで、この数日は天気がいいとのこと。 気温も30度くらいで、まだ本格的な雨季にはなっていないとのこと。 でも、標高の高い茶園は、山の天気なので、いつ急に雨が降るか わかりません。 茶園の監督(男性)はカンガニーと呼ばれてますが、いつもこのように 傘をもっています。スリランカで晴れていても傘を持っているのは 黒い服を着ている仲人さんと、茶園のカンガニーです。 今から数十年前は、日本の折りたたみの傘がとても女性に人気でした。 よく、茶園のマネージャの奥さんにお土産として持っていったものです。 雨傘としてではなく、日傘用に喜ばれました。。。。 茶園で雨が降ると、急に気温が下がり、茶摘さんたちは寒そうです。 ビニールの雨除けをかぶっていても、洋服もびしょ濡れ、、、。 今日のように外が雨だと、茶摘さんたちの姿が目に浮かびます。

ケニヤの紅茶
ケニヤの紅茶(CTC) 昨日、サンデーティータイムに参加いただいたお客様が、丁度 ケニヤから帰ってきたばかりで、お土産にケニヤ紅茶(CTC)を 戴きました。 ケニヤの紅茶は20世紀初頭にはアッサムから紅茶の苗木や 種が持ち込まれ、ケリチョー、ナンディーヒルなどの高原地 で栽培が始まりました。しかし小規模で輸出産業としては 成り立たず、1960年代になって、大規模な茶園産業が 開始されます。 私が1980年代に一人でスリランカに行っていたころ、 ヌワラエリヤやウバの工場でケニヤから来ている紅茶研修員 と一緒になった記憶があります。。 とても背が高く、私が見上げるほどで、笑顔が良く、一緒に 紅茶の鑑定をしたことがありました。 これからケニヤに帰国して、スリランカのような素晴らしい 紅茶を作るのだと言っていました。 あれから30年、今やケニヤの紅茶はCTC加工茶で、輸出量は スリランカを抜いて世界一位です。 紅茶の需要が高まる中で、飲みやすく、大量生産ができる ケニヤの紅茶はとても重要な材料になると思います。 紅茶を下さったSさんは、写真がプロ級の腕前、今回は 動物を沢山撮ったそうです。。 動物も自然の保護が大切ですね~、紅茶もです!

Tea for Two
Tea for Two イギリスの本を見ていたらハイティーの絵が出てきました。。。 いいですね~! ほのぼのします~ 今日は一段と暖かくて、丁度ディンブラでもお二人で紅茶を 楽しんでいらっしゃるお客様がいます。 一時間、二時間、時間が経って紅茶が濃くなり、ぬるくなると 熱いお湯をお持ちしています。(ホットウオーター) ポットに残った最後の紅茶をカップに入れて、熱湯で丁度 いい濃さに薄めながら楽しみます。 この絵もティーポットをここまで傾けて淹れているので、最後の 一滴(ベストドロップ)を入れているのでしょう。 話は尽きないのです。昔の話、楽しい話、ちょっと言いたくなる 愚痴、、、。 ティータイムが心を癒します。

紅茶と水・・・
キリン・アルカリイオンの水 紅茶の渋みを緩和・・水色を濃く 紅茶をの味と香り、水色に大きな影響を及ぼすのが水質です。 先日、オープンした流山ショッピングセンターの「マザーリーフ・ティースタイル」 の紅茶が、すごくおいしいと評判を頂いております。。 その原因がここの水質です。硬度が少し高めで、紅茶の渋みが少なく、 まろやかに感じ、さらに、水色も秋色が鮮やかで、紅茶らしい輝きを 作り出します。。 マザーのスタッフもびっくり! お客様から 「ここの紅茶おいしい~」 とのお声もいただきました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 水の硬度が70~80度くらいあると、(日本ではほとんどが30~50度くらい) 紅茶の渋みが緩和されます。 そこで、このキリンのアルカリイオンの水です。これはアルカリPHを すこし高くしてあるので、硬度が作り出す紅茶への影響が同じように 出てきます。 アルカリイオンの水で紅茶を淹れてみてください、水道水よりも ややマイルドに、渋みが少なく、飲みやすく、水色も綺麗です。 やかんに入れるときは、30cmほど高く上げて、どぼどぼっと 勢いよく入れてください。そして、ボトルの上が少し空いたら、キャップ を閉めて、3,4回空気と混ざるように振り、また注ぎいれます。 そうすると、酸素が沢山混入で来て、ジャンピングが起こりやすく なります。。。。 ちょっと、お試しください!

韓国紅茶事情・・・
韓国紅茶事情・・・ 今日の朝一番から韓国から来たお客さんとミーティングでした。 このティーウイズミルクの写真は、私の原稿です。 関心が高いのは紅茶の基礎知識、商品学、それから食べ物との おいしい組み合わせです。 さらに、知識が広がらないと普及に繋がらないので、紅茶を 勉強するアカデミーが人気です。 おいしさを理解するために、紅茶の知識も重要なのですが、 イギリスの友人から、 「イギリス人は日本人のように紅茶の知識はあまりないけど、紅茶は 毎日飲んでエンジョイしている」 と言われたことがあり、はっとしたことがありました。。。 今、韓国のアカデミーに係わりながら、この言葉を忘れないように 伝えていきたいと思います。 戴いた韓国のり、、キャンディの紅茶を飲みながら齧っています。。 うまいです!

ジェーム・テーラー29歳の時の写真(1864年)
ジェームス・テーラー 29歳の時の写真(1864年) The Pioneersという本を久しぶりに取り出して調べていたら、 ジェームステーラーの29歳(1864年)の時の写真がありました。 キャンディの街で撮ったようです。 髭はたっぷりですがまだ痩せていて若い感じがします。 あの優しそうな細い目が特徴ですね! 今年の7月のスリランカ紅茶紀行は、テーラーに密着した 彼の生い立ちから、セイロンでの生活まで回想しながら 旅をしたいと思います。 今年は生誕180年目にはいります。 彼が残した紅茶を飲みながら振り返ります。

韓国の紅茶情報・・
韓国の紅茶情報昨年12月に韓国で紅茶セミナーをした様子が、コーヒージャーナルで紹介されました。この時は2日間で4回のセミナーでしたが、食品、飲料、カフェ、新聞社、コーヒー協会の方々に向けての内容でした。。やはりカフェでの紅茶の流行が、一番のトレンドになりやすく、消費者の関心を高める方法と考えています。韓国ではカフェでもほとんどがコーヒーを中心とした単品の注文しかなく、フードと一緒に飲料を取ることは少ないとのこと。日本のようにカフェでもスイーツやフードをもっと販売して、紅茶とのペアリングでそれを広げたいと思っています。今年も3月25日から1週間程の日程で韓国に行き、セミナーや講演、紅茶アカデミーの研修など行う予定です。2月からはいよいよこのコーヒー雑誌で、「紅茶の講座」連載がスタートです。韓国でどのように広がるか楽しみです!

J ・テーラーの生まれた村
J・テーラーの生まれた村 (2) 昨夜はちょっとわくわくして眠れませんでした。昨日の続きのジェームス・テーラーの生まれた村(スコットランド)オーチェンブル、モンボドから来た手紙のことです。ミセス・メニエは私が1995年5月にテーラーの村を探して行ったときの、イン(Inn)レストランのおかみさんでした。19年も前です。寂れた村で、飲みに来る客に、変わった日本人がこの村の出身者、テーラーを探しに来たと、ずーっと語り続けていたのですね。一度しか行ったことがなく、一度しか会ったことのない人が、テーラーの繋がりで、こんなに長く心に留めていてくれたのかと、、。すごく不思議な、胸がいっぱいになる想いをしました。。この手紙のお蔭で、テーラーがすぐそばにいる気がします。「テーラーの村から、知っているパブから手紙が来たよ・・」そんな話ができそうです。今日はこれから札幌です、テーラーの村と同じくらいの緯度です。 空気嗅いできます。。。。

ジェームス・テーラーの生まれた村から手紙
ジェームス・テーラーの生まれた村から手紙スコットランドのキンカーデンシャ、オーチェンブル(Auchenblae),は1835年にジェームス・テーラーが生まれ、16歳まで生活していたところです。私が「紅茶の国・紅茶の旅」(筑摩書房)の取材で初めて行った所です。その時に、立ち寄ったパブのオーナーから手紙をもらいました。実は昨年末に、テーラーの資料を欲しいとの話があり、私の集めた物を送っていたのです。小さな村ですが、村史の中で、テーラーを取り上げたようです。一度しか行っていないのですが、今も景色や、テーラーの住んでいた跡地など、鮮明に覚えています。。やっと探し当てた村でしたので、想い一入です。時が過ぎて、でも、まだ覚えていてくれて、とても嬉しいです!
お客様へのお知らせ
いつも紅茶専門店ディンブラをご愛顧下さいまして誠に有難うございます。
父、磯淵猛が2019年2月に永眠し月日が流れましたが、お客様からのお問い合わせが多数ございますので、改めてお知らせをさせて頂きます。
父が創業しました「ティー・イソブチカンパニー」と弊店「紅茶専門店ディンブラ」は、事業主が別々となり、一切の関係がございません。
紅茶専門店ディンブラは、父の遺志を受け継ぎ独自に紅茶を輸入販売しております。
又、「イソブチ」の名前が独り歩きしており、紅茶に関わる製品が乱立していることに大変困惑しております。
類似品が多く出回っているようですのでご注意くださいますよう合わせてお知らせをさせて頂きます。
敬具