磯淵猛ブログ

スリランカ紅茶ツアー・・・No.3
スリランカ紅茶ツアー・・No.3 テーラーの茶園 1867年、テーラーが32歳の時に、キャンディの 山岳(ルーラコンデラ)に茶園を開拓するために入植 しました。 今もテーラーが植えた茶木が数エーカー残っていて、新芽を付けています。 テーラーが紅茶を乾燥させたかまど、沐浴した水溜り、、。 気温が低いので寒い日もあったと思います。 テーラーが座って回想した石のベンチ、。座ると太陽の温もりが 心地いいです。 遠くの景色、霧がかかり、陽が差し、スポットライトのようにゆっくりと 色を変えていきます。 この色合いが彼の故郷、スコットランドの草原と似ていたでしょうか。 前回、テーラーが農園主協会から贈られたシルバープレートの大きさ ですが、だいたいB5用紙くらいのサイズです。。。 (お問い合わせを沢山頂きました) ~~~~ キャンディの街に戻って、マーケットで買い物、そして、 ローカルミルクティー(キリテ)を飲みながらティーブレイク。 キリはミルクのこと、テは紅茶のことです。 砂糖を沢山入れて、泡立てて、ややぬるめのミルクティーです。 カトレットやロールと呼ぶ唐辛子の入ったコロッケのような 食べ物と一緒に飲むのが好まれています。。。

スリランカ紅茶ツアー・・No.2
スリランカ紅茶ツアー・・・No.2 キャンディのホテル・・ 茶園の学校(ルーラコンデラ) ~~~~~ キャンディのマハベリリーチホテルに宿泊(2日目)で 向かう途中、タミールのお祭りにでくわしました。。 それからキャンディのテーラーのミュージアムです。。 これが、1981年の8月に農園主協会から贈られた ロンドンから取り寄せたシルバープレートです。 マハベリリーチホテルはツアーの定宿、特別に いろいろな料理を出してくれます。。 今回も出来立てのワトラパンをお願いして、 (ディンブラのサンデーティーでお出しする予定) 味見をしました。。。 次の日(7月7日)、テーラーの茶園とバンガローのある ルーラコンデラに出発、まずは、ルーラコンデラの茶園学校に 行きました。「運動場がないから本物の運道具に触らせてあげたい」 校長先生の生徒への思いやりで、荒井さんが送った運道具、これを 子供たちが使って、なんと、3年後にはクリケット(女子部)が地区 優勝したとのこと。涙ぐんで喜んでいました。 本物、感動、そして紅茶と両親への感謝です! 子供たちへキリン、モスフード(マザーリーフ)から文房具 のプレゼント! 文房具を街まで買いに下りるのが大変で、やはりみんな不足 しているのです。 一年生は5歳から、、小さいです。 みんな手を出して握手をしたがります・・。 またきてね~~。 いつまでも手を振って、バスが見えなくなっても屋根に上って てを振ってくれました。。。...

スリランカ紅茶紀行 第4日
スリランカから帰国しました。 途中でストップしていたツアーの様子を ご報告したいと思います。 磯淵のブログと重なるところもありますが 井口目線を織り交ぜてまいりたいと思います。 4日目 キャンディーを出発して、学校訪問やティータイムを取りながら ヌワラエリヤへ向かいました。 学校に到着すると、子供たちがすぐに出迎え一人にひとつずつ、お花の手作りブーケをプレゼントしてくれました。 心温まるサプライズ。 押し花にして日本に持ち帰りました。 ラブケリーティーセンターでのティータイム。 紅茶のお供は、ディンブラでもおなじみのチョコレートケーキ。 ふんわりと軽くておいしぃ~♪ ケーキを作られた方はこちらの女性。 何でも磯淵のスリランカの彼女らしいです...クリスティーだったかな... ヌワラエリヤに到着。 スリランカだけどスリランカでないような...英国の雰囲気漂う町並み。 日本で言う軽井沢のような避暑地です。 写真のヒルクラブにて2回目のティータイム。 もともとは茶農園組合の会員制クラブとして利用されていましたが、 現在はホテルとなり宿泊もできます。 人に淹れていただくお茶は最高~ ご馳走様でした! 次回は5日目のレポートをお伝えさせていただきますね...

スリランカ紅茶紀行・・・No.1
スリランカ紅茶紀行・・No.1 コロンボからキャンディの街へ ~~~~~~ 空港からコロンボまで新しく高速道路が出来ていました。 所要時間はなんと20分、今まで1時間以上かかっていたのに・・・。 その代わり夜の街の様子や人の生活を見ることはできません・。 翌日、キャンディに向かう国道1号線(ティーロード)です。 パイナップルガマ(ガマは村の意味)で世界一おいしいパイナップルを食べて・・ 南のハンバントータで作られる塩に唐辛子を混ぜたチリソルトをかけて食べます。 (このチリソルト、ランジットさんの奥さんに作ってもらって別便で送りました。 お楽しみに~) この山積みしているのはランブータン、今の季節が収穫時期です。 そして、13日は日曜日なのでサンデーマーケットが各地で開かれています。 そこを覗きました。。。 雑貨、日用品、野菜、魚、スパイス、フルーツ、何でもあります。 大人も子供も、犬も猫も、みんな来ています。 誰に目を向けてもにっこり、これがたまらないです・・! マーケットを抜けて一路キャンディへ・・。 途中、この1号線を作ったスコットランド人の キャプテンドウーサンの屋敷で(アンベプッサ)で ティータイム・・・。 皆さんスリランカの甘い紅茶で一休み・・・

スリランカ紅茶紀行 第3日
お待たせいたしました! スリランカからまたツアーの様子が届きましたのでご報告いたします。 ツアー3日目、一行はバスでキャンディ郊外のルーラコンデラへ。 茶園の学校を訪れると、子供たちがキラキラの笑顔で歓迎してくれました! 上の写真の女の子たちは、なんとキャンディ地区のクリケット大会で優勝したそうです! クリケットの道具はリクエストに応え、キリンさんが寄付したものだそうです。 こうやってスリランカの茶園の子供たちと日本の私たちがつながれるのは、 とても素晴らしいことですね。 茶園の茶摘みさんです。 ジェームス・テーラーが故郷を想い、座っていたベンチから眺めた景色です。 テーラーは、どんな気持ちでこの景色を眺めていたのでしょうか…? ジェームス・テーラーが眠るお墓です。 その後、キャンディの街中に戻り、地元の人がよく飲むローカルミルクティー「キリテ」でティータイム。 たっぷり泡が立った甘いミルクティーと、ピリ辛のロールはぴったりの組み合わせだそうです! ツアー4日目は、キャンディからヌワラエリヤへ。 ツアー5日目の今日は、ヌワラエリヤの茶園で茶摘み体験と紅茶工場の見学など、 紅茶紀行はいよいよ佳境に入ってきたところです。 次回のご報告も、どうぞお楽しみに!!

ディンブラのスパイス
ディンブラでは、紅茶だけでなくスパイスもスリランカから直輸入しています。 新鮮なスパイスはとても鮮烈な香りをもっています! スパイススマッシャーで叩いてつぶし、 スパイスティーに、また、料理にもお使いいただけます。 また、特に人気が高いのがブラックペッパーです。 今年もまた、ランジットさんのお宅のお庭でとれた 新鮮なブラックペッパーを、近々入荷できる予定です。 こちらも、お料理に、チャイにと活躍の場は様々! どうぞお楽しみに!!

スリランカ紅茶紀行 第2日
スリランカの井口から、早速ツアーの様子が届きました!! 昨日から始まりました、今年のスリランカ紅茶紀行。 無事コロンボに到着した皆様は、一夜明けて今日はコロンボからキャンディへ。 途中、道端でとーっても美味しいパインを食べたり… サンデーマーケットに立ち寄ったり。 途中、もちろん紅茶でティータイム♪です。 キャンディに到着すると、街中でヒンズー教のお祭りに遭遇したそうです! ※ちょっと衝撃的な写真がこの後にあります、閲覧の際はご注意ください…。 その後、セイロンティーミュージアムで、紅茶の製造機や、ジェームス・テーラーゆかりの品々を見学されたそうです! 明日は、ジェームス・テーラーが生涯を捧げた茶園・ルーラコンデラや、 ジェームス・テーラーが眠っているマハイヤワの墓地を訪れるそうです。 旅はまだ始まったばかり… これから、どんな旅になっていくのか楽しみです!! 次回の報告を、どうぞお楽しみに♪

明日からスリランカ・紅茶紀行
明日からスリランカ・・・ ジェームステーラーの軌跡を辿る ~~~~~~~ 明日から12日まで今年のスリランカ紅茶のツアーに 出発いたします。 全国から沢山のご参加を頂きました。有難うございます! セイロン紅茶の神様と称えられたスコットランド人の ジェームステーラーがセイロンで過ごした生涯を追って 旅をします。 食べたもの、住んだところ、見た景色、作った紅茶、故郷を 旅立って、1人で送った未開の地、彼は何を想い、夢見たのでしょうか・・ テーラーの博物館、お墓、そして、生涯をかけた彼の茶園と 住居としたルーラコンデラを訪れます。。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今回はディンブラの店長(井口)も同行して、帰国後は 体験した紅茶やスリランカのマーケットなど、皆様に ご報告いたします。 店長が1週間不在となりますが、残ったスタッフで頑張りますので 宜しくお願いいたします。

スリランカの子供たちの絵
ディンブラには、スリランカの茶園の子供たちが書いてくれた絵がたくさん飾ってあります。 これはほんの一部です…。 鮮やかな色遣い、紙いっぱいに大胆に描かれた花や動物。 見ている私たちも、自然と笑顔になってしまいます。 この子供たちの絵をラベルに使用したスリランカティー3種 (NUWARA ELIYA・KANDY・DIMBULA)、 「かわいい」と大人気です! ギフトにも最適です。 いろいろな絵がございますので、どうぞ手にとってご覧くださいませ!

韓国・・紅茶研修
韓国の紅茶市場・・・ 昨夜、ソウルから戻りました。 今回はBTCアカデミー(紅茶教室)の講師を研修する のが主な目的です。 紅茶の歴史、文化、産地や製造、テイスティング、メニューまで 実によく勉強しています。 アカデミーの方ばかりでなく、そのほかの紅茶教室や。セミナーも とても熱心で、その影響もカフェなどで見ることが出来ました。 ティーウイズミルク、スコーン、紅茶はダージリンです。 スコーンはちょっと驚くくらい美味しく、さくさくに、味、香りも 出来ていました。。。。 人気はデザートメニュー、、。 わた飴の下にはフルーツパフェです。 綿飴も食べて、視覚的な驚きの演出! 今の韓国のトレンドです。 そんな中で、私が一押しだったのは、小豆です。 カキ氷の小豆、アンパンの小豆、とても美味しく、 品質がいいです。。。 アンドーナツにもしびれました! 新しいカフェの中で、伝統的な食べ物がうまく調和して 紅茶と一緒に広がっていくように願っています!

タカナシ低温殺菌牛乳・ミルクと紅茶のお話
タカナシ低温殺菌牛乳 ミルクと紅茶のお話・第4弾 9月から開始・・・ ~~~~~~~~~~ 昨日、タカナシ低温殺菌牛乳「ミルクと紅茶のお話」の パッケージ撮影がありました。 今年も9月から8話に亘って新連載いたします。 毎年沢山の方に読んでいただき、低温殺菌牛乳と紅茶が 親密に結びついてきました。 今回もさらに新しいファンが増えるように願っています。 撮影は順著に終わり、これからパッケジーデザイン、構成、 そして、冷蔵ケースに並びます。。 おたのしみに~~。

チベットのバター茶
チベットのバター茶 丁度チベットのバター茶について原稿を書いていました。 この絵は、今から十数年前にダージリンに行った時、 ダージリンの街で画家の家を訪ね、既に亡くなった画家の 奥さんから買い求めたものです。 バター茶を飲んでいる男性像ですが、このバター茶のカップ、 いまでも使われている形です。 少し平たくなっていて、直径は10センチほど、 木製が多いのですが、このように焼き物で出来た高価な物も あります。 団茶を鍋や夜間で煮出し、それに発酵バターと岩塩、さらに牛乳を入れて 大きな竹筒(トンモ)で撹拌して作りました。 何度か飲みましたが、何回飲んでも、味に慣れません。。。。 でも、飲食の文化は他の民族には分からない懐かしさや、 おいしさが隠されているのです。 日本人がその土地の味噌汁の味に執着するようなものです。。 この原稿、今年の秋から始まる「タカナシ低温殺菌牛乳」の パッケージコラムで紹介する予定です。
お客様へのお知らせ
いつも紅茶専門店ディンブラをご愛顧下さいまして誠に有難うございます。
父、磯淵猛が2019年2月に永眠し月日が流れましたが、お客様からのお問い合わせが多数ございますので、改めてお知らせをさせて頂きます。
父が創業しました「ティー・イソブチカンパニー」と弊店「紅茶専門店ディンブラ」は、事業主が別々となり、一切の関係がございません。
紅茶専門店ディンブラは、父の遺志を受け継ぎ独自に紅茶を輸入販売しております。
又、「イソブチ」の名前が独り歩きしており、紅茶に関わる製品が乱立していることに大変困惑しております。
類似品が多く出回っているようですのでご注意くださいますよう合わせてお知らせをさせて頂きます。
敬具