ケニヤの紅茶(CTC)
昨日、サンデーティータイムに参加いただいたお客様が、丁度
ケニヤから帰ってきたばかりで、お土産にケニヤ紅茶(CTC)を
戴きました。
ケニヤの紅茶は20世紀初頭にはアッサムから紅茶の苗木や
種が持ち込まれ、ケリチョー、ナンディーヒルなどの高原地
で栽培が始まりました。しかし小規模で輸出産業としては
成り立たず、1960年代になって、大規模な茶園産業が
開始されます。
私が1980年代に一人でスリランカに行っていたころ、
ヌワラエリヤやウバの工場でケニヤから来ている紅茶研修員
と一緒になった記憶があります。。
とても背が高く、私が見上げるほどで、笑顔が良く、一緒に
紅茶の鑑定をしたことがありました。
これからケニヤに帰国して、スリランカのような素晴らしい
紅茶を作るのだと言っていました。
あれから30年、今やケニヤの紅茶はCTC加工茶で、輸出量は
スリランカを抜いて世界一位です。
紅茶の需要が高まる中で、飲みやすく、大量生産ができる
ケニヤの紅茶はとても重要な材料になると思います。
紅茶を下さったSさんは、写真がプロ級の腕前、今回は
動物を沢山撮ったそうです。。
動物も自然の保護が大切ですね~、紅茶もです!