磯淵猛ブログ
イギリス紅茶紀行・・No.2
イギリス紅茶紀行・・・No.2 OTTERTON MILL (製粉工場) 水車で挽いた小麦粉で作った出来立てのスコーンに クローテッドクリームが出てきました。 その大きいこと! 直径8センチほど、高さも6,7センチはあるでしょうか~ みんな思わず「わおお~」の歓声です。 ほかほかのスコーンにたっぷりのクローテッドクリーム を乗せて、ここで作ったベリージャムを添えます。 クローテッドクリームとスコーンが溶け合って、まるで 雪のクリームのようにすーっと溶けていきます。 さらにベリージャムの甘みがなんともおいしい~~ それにしても、この黒テッドクリームの大盛り! 見たことがなかったです!
イギリス紅茶紀行・・No.1
イギリス紅茶紀行・・No.1 4月16日の夕方ロンドンに着いて、早速パブに、、。 混んでいました。でもラガー、エール、ギネスで まずは到着の乾杯・・・! そして、翌日、いよいよデボンシャーに向かって長いバスの 旅が始まります。 まずはオッタートンの製粉工場 製粉工場はMILLといいます。工場は川の水を利用して 水車を回し、それを動力にして粉を挽いたのです。 これが川の水・・・ 直径が3メートルはあるでしょうか・・巨大な水車です。 ここでは週に2回本当にこの水車を使って粉を挽きます。 その粉で作るのがパンとスコーン・・! 見学者もここで出来立てのスコーンを食べることが出来ます。 工場はガーデンも併設・・・ パンやスコーンを焼くいい匂いりが漂っていて、たまりません! ~~次回はいよいよここのスコーンと、デボンのクローテッド クリームをお見せします~~
スリランカの猫・・・
スリランカの猫 昨日とても猫好きのお客様が、18年飼っていた三毛猫が 亡くなって寂しさを紛らわすために紅茶を飲みにきた、と 伺いました。 十数年前からのディンブラのお客様です。 「スリランカにも猫がいますか~」 います! 「日本の猫とは違いますか~」 日本の猫よりもみんな痩せ気味です・ちょっと足も長いようです・・。 すごく関心を持たれていました。 猫のことは私も大好きですが、シンハリ語で「キティ」って いいます。 あのキティーちゃんとは関係ないようですが・・。 この写真は一昨年に行った時、ゴールの街で出会った猫です。 見つけたら必ず写真を撮るようにしています。 この女性、昨日お話したら今年のスリランカツアーに参加 するとのこと・・。 紅茶、でなくとも、スリランカの猫見に行きましょう~~
スリランカ・茶摘さんの籠
スリランカ・茶摘さんの籠 茶園の茶摘さんたちが頭から背中にかけて 背負っている籠です。 以前は竹や籐で編んだ籠が主流でしたが、赤や青、 黄色のビニールの袋を籠代わりに使うことも多く、 この端がほつれて、糸状のビニールが茶葉に混入 することがありました。 通常は、クリーニング機や目視台で発見できるのですが、 目視台のベルトがグリーン色の場合、同じ緑のビニールは 発見が困難なのです。 そこで、3~5ミリメートルのビニールが黒い紅茶の中に 入っていて、異物として発見されることがありました。 ところが、最近はビニール袋を使わないで、代わりに このようなメッシュで出来た軽くて丈夫な籠が 使われるようになってきたのです・・ 背中にフィットして、しかも軽くて、異物も混入 しにくくなりました。 茶摘みさんも嬉しそうですが、わたしも嬉しいです! まだ全ての茶園で使用されているわけではありませんが 早く全面的に使用されるよう願っています。 スリランカでも製茶後のクリーニングは工場で 行われていますが、日本に到着後、クリーニング機にかけ、 さらに目視台で検品を行ってパッキングしています。 今後の紅茶に関してもさらに精度を上げたクリーニングと 検品をしていく所存です。 まもなく、また次の新茶の到着です! お楽しみにしてください!
スリランカの茶園の学校・・紅茶
「フレンドシッププロジェクト」 茶園の学校・・子供たちの絵 ~~~~~~~~~~~~~~~ スリランカの茶園の学校に図書を寄贈しています。 キリン午後の紅茶のプロジェクトです。 もう60校程になりました。 子供たちの描いた絵を紅茶のシールにして皆様に 紹介しています。 売り上げの一部を子供たちの学用品にしています! 小学校は5歳から~、、こんなに丁寧に描いてくれました。 今年の7月、またこの紅茶を持って学校に行きます!
キリバット
最近、健康や美容・ダイエットに効果があると、 女性の間で流行しているココナッツオイル。 ミランダ・カーが愛用していることでも人気が出て、 この頃ではスーパーでも見かけるようになりました。 まだ試したことはないのですが、サラダのドレッシングや炒め物、 ヨーグルトやホットドリンクに加えたり、様々な使い方があるようですね。 健康に良いと聞いて、一度試してみたいと思っているところです。 日本ではあまりなじみのないココナッツですが、 温かいスリランカではとても一般的で身近な食材です。 オイルは炒め物に、実は和えたり炒めたり、ミルクは カレーなどの風味付けやデザートの材料として、色々な 料理に使われています。 昨年のスリランカツアーでも、カレーやワトラパンなど 沢山のココナッツ料理をいただきましたが、 私が一番気に入ってしまったのが『キリバット』と言う ココナッツミルクライスです。(キリ=ミルク バット=ご飯) お米を水で煮て、炊きあがる直前にココナッツミルクや 塩を加え、混ぜ合わせて作るこのキリバット。 ガイドのランジットさんの話では、お正月や結婚式などの お祝いの席でよく食べられる、日本のお赤飯のようなものだそうです。 日本でココナッツと言うとお菓子に使う甘いイメージが強いので、 このミルクライスも甘いのかしら? ライスプリンの苦手な私、大丈夫? と思いながら控えめに一口いただくと、これが美味しいっ! キリバットには必ずルヌミリス(唐辛子と塩で作られた辛いペースト)を 付けて食べるのですが、ココナッツの持つ自然の優しい甘さと クリーミーさがご飯と相性ぴったりで、ルヌミリスの辛さと塩味で デザートっぽさが消え、これがカレーともよく合うのです。 黒米のようなお米で出されるところもありました。 日本では出会ったことのない味でしたが、ビュッフェで見かけるたび、...
イギリス紅茶紀行・・クリームの旅
イギリス紅茶紀行 4月16日~23日・8日間 ~~~~~~~~~~~~~ イギリスのアフタヌーンティーに欠かせない焼き菓子の スコーン、それに絶対に不可欠と言われているのがクローテッド・ クリームです。 とろけるような舌触り、芳醇な甘いクリームの香り、 正にクリームの女王と称えられました。。。 もし、このクリームがなかったら女王陛下はスコーンを召し上がって いたでしょうか? そのおいしさと製法の秘密を探るべく、クリームの産地、デボンシャー と訪れます。 本物のクリームを味わい、製粉工場で出来立てのスコーンと クリームのクリームティーを満喫いたします。 ~~~~~~~~~~~~ お申し込み・お問い合わせ: ティーイソブチカンパニー 0466-24-4649 お申し込み: (株)JTB法人営業神奈川西支店 TEL:0463-23-9051 FAX:0463-23-9057 担当:塚本
ティーメイクが出来るようになれば・・
ティーメイクができるようになれば・・ 大人の女性・・・ 成人式を迎えられた皆様、おめでとうございます。。 ディンブラにも晴れ着を着た綺麗なお客様が 紅茶を楽しまれています。 イギリスでは 「ティーメイクが出来るようになったら お嫁に行ける」 と言われてきました。 これは紅茶を淹れてもてなしが出来る、 家族に紅茶を淹れて、テーブルに着かせて団欒を作ることが 出来るような人格ができたら、というたとえです。 男性は、紅茶の席に居なければならず、やはり団欒の 中心にいて、家族を守るという意味です。 酒も飲みますが、紅茶は子供も、飲めない人も皆が 集うところ、そこの主人であることが優しさと強さを 表すという意味です。 紅茶は誰でも楽しめる、そして、だれでも参加できる。 Warm Heart & Tea ですね!
ジェームス・テーラの村からカレンダー
ジェームス・テーラの村のカレンダー 一昨日、8月に行ったスコットランドの ジェームス・テーラの村(オウチェンベレ)から 来年のカレンダーが届きました。 19年前、初めて行った時、村で最初に会った女性 のジェニーからです。 写真右のめがねの書生がジェニー、左はパブの女将さん でパトリシア(今回お世話になった) 手紙にはこんなことが書かれていました。 ~~ たけしー、先日沢山の著書と紅茶をありがとう。 とてもきれいな写真ですね。ジェームス・テーラ の茶園や住んでいたところ、スリランカの様子が よくわかります。 あなたがこの村に彼の伝説をもたらせたこと、 私たちはとても誇りに思います。 ディンブラはあなたのショップですか? 見たいです~ 送ってくれたJ・テーラの紅茶をクリスマスに パトリシアとちゃんとティーポットで淹れて楽しみます。 日本でクリスマスのお祝いがされるのか私は知りませんが、 もし、されるのなら私たちと同じ時間にしてもらえれば とても幸せです。 カレンダーはテーラの村、オウチェンベレのものです。 中に14歳の私の姪が撮ったレインボーの写真があります。 彼女は父親と車でドライブしている時、偶然この虹に 出会い、「止めてー」と叫んで撮ったそうです。 テーラもこんな虹を見たでしょうか~ 新しい年がとても幸せになるよう祈っています~。 私はジェームス・テーラを知ってから、彼はこの村の人を...
ディンブラ・35年になりました。
ディンブラ・・35年 1979年12月15日ディンブラが開店した日です。 今日で35年になりました。 皆様のおかげで続けることが出来、心から感謝申し上げます。 スタッフとも相談して、35周年のイベントは 特に行わず、その代わり、この1年を初心に戻し、 毎日が35周年の気持ちとして、皆様に喜んで いただけるおもてなしにしたいと思います。。 「紅茶 Warm Heart」 これからも宜しくお願いいたします。
ボストン茶会事件・1773年12月16日
ボストン茶会事件の首謀者 1773年12月16日未明、アメリカマサチューセッツ州 ボストン港で、イギリス議会の植民地政策に反対する一団が、 紅茶を積んだ東インド会社の船に乗り込み、紅茶の箱を海に 投げ込みました。 この事件の首謀者がサミュメル・アダムス(1722~1803) です。地元ボストンに生まれ、アメリカを独立させた人物です。 本国、東インド会社の紅茶を排除することにより、イギリスが 課した税金や、政策を阻止し、アメリカの独立に向けて立ち上 がったのです。 まさに紅茶が独立の契機になったといっても過言ではありません。 イギリスをボイコットししたにも係わらず、初代大統領に なったジョージ・ワシントン(1732~1799)は、無類の 紅茶党だったため、彼は 「人は積みに問われるが、紅茶には罪はない」という 名言を残し、堂々と紅茶を愛飲したとのことです。 因みに、サミュエル・アダムスも父方の実家は醸造所で、 若い頃は「麦芽職人のサム」と呼ばれていました。 そんな謂れから今でも、ボストンに行くと サミュエル・アダムスの肖像が載った地ビールが売られています。。 今年は2月に「30分で人生が深まる紅茶術」(ポプラ社) を刊行しました。 著書の中でこのサミュエル・アダムスを含めた紅茶の事件に 関係した人物を、人間的にみた歴史の人物として、 私なりに紹介しております。。。
アッサムのゴウリさん(シンポー族)
アッサムのゴウリさん(シンポー族) シンポー族ののゴウリさん、今年の10月にも会いました。 メールが時々来ます。 「アッサムもちょっと寒くなってきました。日本はどうですか? 先日のシンポー村の皆さんの感想はいかがですか? 次回は私の家にも来て、家内の食事をご馳走したいです」 いつか、また行くかな~ 待っている人がいると、、恋しくなります。
お客様へのお知らせ
いつも紅茶専門店ディンブラをご愛顧下さいまして誠に有難うございます。
父、磯淵猛が2019年2月に永眠し月日が流れましたが、お客様からのお問い合わせが多数ございますので、改めてお知らせをさせて頂きます。
父が創業しました「ティー・イソブチカンパニー」と弊店「紅茶専門店ディンブラ」は、事業主が別々となり、一切の関係がございません。
紅茶専門店ディンブラは、父の遺志を受け継ぎ独自に紅茶を輸入販売しております。
又、「イソブチ」の名前が独り歩きしており、紅茶に関わる製品が乱立していることに大変困惑しております。
類似品が多く出回っているようですのでご注意くださいますよう合わせてお知らせをさせて頂きます。
敬具