スリランカ・茶摘さんの籠
茶園の茶摘さんたちが頭から背中にかけて 背負っている籠です。 以前は竹や籐で編んだ籠が主流でしたが、赤や青、 黄色のビニールの袋を籠代わりに使うことも多く、 この端がほつれて、糸状のビニールが茶葉に混入 することがありました。
通常は、クリーニング機や目視台で発見できるのですが、 目視台のベルトがグリーン色の場合、同じ緑のビニールは 発見が困難なのです。
そこで、3~5ミリメートルのビニールが黒い紅茶の中に 入っていて、異物として発見されることがありました。
ところが、最近はビニール袋を使わないで、代わりに このようなメッシュで出来た軽くて丈夫な籠が 使われるようになってきたのです・・
背中にフィットして、しかも軽くて、異物も混入 しにくくなりました。 茶摘みさんも嬉しそうですが、わたしも嬉しいです! まだ全ての茶園で使用されているわけではありませんが 早く全面的に使用されるよう願っています。
スリランカでも製茶後のクリーニングは工場で 行われていますが、日本に到着後、クリーニング機にかけ、 さらに目視台で検品を行ってパッキングしています。
今後の紅茶に関してもさらに精度を上げたクリーニングと 検品をしていく所存です。
まもなく、また次の新茶の到着です! お楽しみにしてください!