磯淵猛ブログ

ジェームス・テーラ没後125年目
ジェームス・テーラー没後125年目 (1835~1892) 2017年5月2日はジェームス・テーラーの125回目の命日です。 私が紅茶の仕事をはじめて38年目、一度も会ったことのない このスコットランド人のことをずーっと想ってきました。 彼の生まれた故郷を訪れ、開拓した彼の茶園(ルーラコンデラ) やキャンディの墓をお参りし、彼が通った道や、見た山々、ジャングル、 岩や湖、キャンディの町並みも歩きました。 知れば知るほど身近に感じます。 亡くなって125年、生きていれば必ず会ったでしょう。 生の声を聞きたかったです。 紅茶の栽培や製茶でなく、人として男としての人生を聞いてみたかった。 彼が遺産として残した紅茶が、今世界中で、日本でどのように 飲まれているか、親しまれているか、知ったら驚くでしょう。 いや、彼が紅茶にのめり込む要因は、16歳でスコットランドから 旅立った時、その前から持っていた母親からプレゼントの キッズプレートに刷り込まれていたのかもしれません。 これからも、テーラーと共に紅茶を愛して生きていこうとおもいます! ~~~~~ テーラーのキッズプレートに書かれていた言葉 IF THE FAIRIES COME TO TEA HOW VERY JOLLY THAT WOULD BE THEY'D SAY ”HELLO" I'D SAY ”COME IN" AND THEN THE FUN WOULD ALL BIGIN もし妖精たちが紅茶を飲みにきたら どんなにか楽しくなるよ ”やあ、こんにちは” って言ったら ”どうぞはいって” って言うんだ それからおもしろいことが始まるよ...

スリランカ紅茶紀行 2017年
スリランカツアー2017 7月8日(土)~15日(土)8日間 スリランカの大自然の美しさは宝石に例えられるほど… 今回のツアーでは、世界遺産シギリアも訪れます。 美味しい紅茶を育てる、その魅力あふれる風土を 存分にお楽しみいただける内容となっております。 お申込み締め切りは5月17日(水) 皆様のご参加をお待ちしております!! ツアー詳細はこちらから↓ http://www.dimbula.net/img/news/teatour2017.pdf

藤沢「有隣堂」で紅茶の本・フェアー
藤沢・有隣堂書店で紅茶の本フェアー 先週から藤沢の有隣堂書店さんで「紅茶の本・フェアー」 のコーナーを設けてくださいました。 私の色紙も飾ってくださり、とても光栄です。 昨年は紅茶関係の本が沢山出版されました。 TVやラジオでも紅茶の話題が取り上げられ、 国産紅茶の関心も一段と高まっています。 紅茶さらに普及すると嬉しいです。 有隣堂さんの紅茶コーナーにお立ち寄りください!

カテキンが腸活に効く!
健康で快適な日々を送るためのお役立ち情報を伝える ヘルスケアメディア”Rhythem”。 磯淵が連載中の、紅茶と健康についてのコラム「第6回目」は 紅茶の整腸作用について。 紅茶に含まれるカテキンが腸内環境を整え、便秘や下痢などの症状に効くといいます。どのように飲めば効果的なのでしょうか、、、。 詳しい内容はこちらからご覧下さい!↓

愛媛のレモン・・レモンティー
愛媛のレモン・・レモンティー 愛媛の今治から新鮮なレモンが届きました。高校の先輩の 畑で収穫したものです。(有機栽培) 瀬戸内海には岩城島のレモンがこの数年で一躍有名になり、 レモンケーキやレモン鍋などトレンドになりました。 ~~~~~ 既にお知らせしていますが、レモンティーの淹れかた も、画期的なおいしい淹れかたになりました。 レモンの皮からでる苦味を軽減し、レモンの果汁で ティーレモネードを作り、渋くなく爽やかなレモンティー の飲み方です。 くし型にカットしたレモンの皮の部分を下にして 搾るとレモンの果汁がカップに入り、皮の部分からは 香りのオイルがカップの縁のところに掛かる事で 飲む時にレモンの香りを楽しめます。 レモンオイルが紅茶の中に沢山入ると苦味になります。。 因みに硬水で紅茶を淹れ、レモンの輪切りを従来のように 入れて飲むと、不思議な事に渋みが少なくておいしく 飲めます。これはミネラルの多い硬度の高い水で紅茶 を入れると、カテキンの渋みが弱くなるのが原因です。

スリランカ最後の夜は・・
スリランカ最後の夜は・・ バレンタインデーでした! スリランカ研修最後の夜はバレンタインデーでした! スリランカも最近は子供から大人までバレンタインデー が普及して、ホテルも満室になり、ヌワラエリアのホテルも スイーツコーナーでは、パテシエがスイーツの説明を してくれます。。。 カップルにはバラの花がプレゼントされ、もう、ムード 一杯でした。 研修も無事に終わり、紅茶とフーズの知識と刺激をいっぱい 持って帰国です。

スリランカ紅茶研修・No.4
紅茶工場・・ 朝4時におきて紅茶工場に向かいました。 まだ真っ暗・・・ 工場に着くとグリニッシュな紅茶の香りが漂っています。 みなさんその香りをかいでちょっと興奮気味・・ いい匂い・・ 出来立ての紅茶は格別です! ティーフードはチーズとクラッカー

キャンディの仏歯寺・・
キャンディの仏歯寺 ・・辛いロール&キリテのハイティー 2月13日の朝、キャンディの仏歯寺におまいりしました。 お釈迦様の歯を仏舎利塔に入れて保管している有名なお寺です。 参道には沢山のお供えを売る店が並んでいます。 その後は街のスーパーマーケットの見学、買い物、 公設市場、、 皆さんグローサリーの方々なので興味深々です! 特にミルクについてはバスの中で低温殺菌牛乳とUHT牛乳 の違いについて、紅茶との係わりを詳しくお話していたので、 すぐに調べに行っていました。 そして、カフェに入ってキリテ(ローカルミルクティー)と 唐辛子の入ったフィッシュロール(コロッケのような食べ物) を一緒に食べます! 甘い・・、辛い・・、 でもいい相性でおいしい! ~~~~ おいしいね~~

スリランカ紅茶誕生 150周年
磯淵がスリランカ研修ツアーに出発して3日目。 今日は世界遺産の仏歯寺を見学や、キャンディ市内のローカルマーケットの散策、 ローカルミルクティ体験などをする予定です。 さて、2月26日(日)はティーセミナー・サンデーティータイムの開催日です。 今回のテーマは『スリランカ紅茶誕生 150周年』 今ではすっかりおなじみとなったスリランカ紅茶ですが、 今年はスリランカで紅茶が誕生してから、ちょうど150周年という節目の年です。 スリランカで最初に紅茶の栽培を手がけ、セイロン紅茶の父と称えられたジェームス・テーラー。 彼はいったいどのような人物なのでしょうか? なぜセイロンへ渡り、どのような過程を経て、紅茶の完成にまで結びついたのか・・・ 150年のテーラーの軌跡をゆっくりと振り返ります。 *********************** 日時:2017年2月26日(日) 10:00~12:00 参加費:2800円(紅茶、フード付き) ご予約方法:店頭・お電話にて承っております 電話 0466-26-4340 *********************** お一人様も、お友達とのご参加も大歓迎です! ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。

紅茶の淹れ方・ワンポイント!
今日はぽかぽか陽気店内では、久しぶりにアイスティーのご注文が多く入っています! 先日の『全力!脱力タイムズ』、皆さまご覧いただけましたでしょうか・・・ 番組では、紅茶の美味しい淹れ方をご紹介させていただきました。 その中でやかんに水を入れるときに、ナレーターの滝沢カレンさんが 「水道水!?」と驚かれている場面がありました。 水道水がいいんです! 汲み立ての水道水には酸素が多く含まれています。 蛇口から勢いよく水を出し、より酸素を含ませると ポットにお湯を注いだときに酸素が茶葉に結びつき風味のよい紅茶が抽出されます。 『紅茶事典』著・磯淵 猛 より ペットボトルの水を使用する際には、酸素を含ませるため 一度ペットボトルをよく振ることがポイントです! まだまだ寒い季節です。 どうぞ紅茶の美味しさを楽しんで、温かくしてお過ごし下さいませ。

スリランカ紅茶紀行・・最終
スリランカ紅茶紀行・・最終 ジェームステーラーの ルーラコンデラへ・・・・ 1867年セイロンのコーヒーが錆病で壊滅状態 になり、農園主たちは倒産の危機に瀕していました。 そこで、マラリヤ熱や熱帯性の熱病に効く、キニーネという 薬が取れるシンコナの木の栽培を、テーラーは任され、 見事成功に導いていたのです。 これに功を成して、テーラーにアッサム茶の苗木と種を 委ね、キャンディの奥地、ルーラコンデラに茶の栽培を 託したのです。。。。 テーラーは200人の労働者を連れて開拓に入り、見事に 茶の栽培を成功させました。 1872年にはテーラーの作った紅茶はロンドンでも高い 評価を受け、セイロン紅茶の誕生になったのです。 ~~~~~~~ テーラーが水浴びをしたところ ~~~~~~~ テーラーのベンチ(上)・ ここからの景色を見ながら、紅茶の栽培や製茶、 スコットランドの故郷を想った・・ ~~~~~~~~
お客様へのお知らせ
いつも紅茶専門店ディンブラをご愛顧下さいまして誠に有難うございます。
父、磯淵猛が2019年2月に永眠し月日が流れましたが、お客様からのお問い合わせが多数ございますので、改めてお知らせをさせて頂きます。
父が創業しました「ティー・イソブチカンパニー」と弊店「紅茶専門店ディンブラ」は、事業主が別々となり、一切の関係がございません。
紅茶専門店ディンブラは、父の遺志を受け継ぎ独自に紅茶を輸入販売しております。
又、「イソブチ」の名前が独り歩きしており、紅茶に関わる製品が乱立していることに大変困惑しております。
類似品が多く出回っているようですのでご注意くださいますよう合わせてお知らせをさせて頂きます。
敬具