ジェームス・テーラ没後125年目

ジェームス・テーラ没後125年目

ジェームス・テーラー没後125年目

(1835~1892)

2017年5月2日はジェームス・テーラーの125回目の命日です。

私が紅茶の仕事をはじめて38年目、一度も会ったことのない

このスコットランド人のことをずーっと想ってきました。

彼の生まれた故郷を訪れ、開拓した彼の茶園(ルーラコンデラ)

やキャンディの墓をお参りし、彼が通った道や、見た山々、ジャングル、

岩や湖、キャンディの町並みも歩きました。

知れば知るほど身近に感じます。

亡くなって125年、生きていれば必ず会ったでしょう。

生の声を聞きたかったです。

紅茶の栽培や製茶でなく、人として男としての人生を聞いてみたかった。

彼が遺産として残した紅茶が、今世界中で、日本でどのように

飲まれているか、親しまれているか、知ったら驚くでしょう。

いや、彼が紅茶にのめり込む要因は、16歳でスコットランドから

旅立った時、その前から持っていた母親からプレゼントの

キッズプレートに刷り込まれていたのかもしれません。

これからも、テーラーと共に紅茶を愛して生きていこうとおもいます!

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テーラーのキッズプレートに書かれていた言葉

IF THE FAIRIES COME TO TEA

HOW VERY JOLLY THAT WOULD BE

THEY'D SAY ”HELLO" I'D SAY ”COME IN"
AND THEN THE FUN WOULD ALL BIGIN
もし妖精たちが紅茶を飲みにきたら
どんなにか楽しくなるよ
”やあ、こんにちは” って言ったら
”どうぞはいって” って言うんだ
それからおもしろいことが始まるよ
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(いみじくもスコットランド出身の紅茶王トーマスリプトン
1850年5月10日誕生日です)
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