知っておきたい!ティーポットとティーバッグで変わる紅茶の味わい

知っておきたい!ティーポットとティーバッグで変わる紅茶の味わい

こんにちは!

最近お客様から良く尋ねられることをブログにしてみたいと思います。

紅茶を楽しむとき、

「ティーポットで紅茶を淹れるのと、ティーバッグを使うのとでは、

味が違うの?どちらが美味しいですか?」と、質問が多いです。

一瞬悩んでしまうご質問なのですが、紅茶を楽しむ方の生活スタイルなど

お伺いしてから、お返事をするようにしています。

なぜなら、どちらにも美味しさの魅力があるからです。

シーンによって使い分けることで、紅茶の時間がもっと楽しくなると

思います。

今回は、ティーポットとティーバッグの違いをわかりやすくご紹介したいと思います。

 

茶葉の広がりと味の違い

ティーポット

 

茶葉が十分にお湯の中で開き、ポットの中でジャンピングがおこなわれ、

香りや旨味が十分に抽出されます。

特に大き目の茶葉は、ポットで淹れることで繊細な味と香りを楽しめます。

のびのびと、茶葉から旨味を抽出してくれる感じです。

 

 

ティーバッグ

小さくカットされた茶葉が多く(BOPFなど)、短時間で濃く抽出されます。

香りはシンプルですが、手軽さが魅力です。

 

味の特徴

ティーポットで淹れる紅茶の味わい

・香りが豊かで立体感のある味が楽しめる。

・お湯、茶葉の量をきちんと使うと、渋み・甘み・コクがバランスよく感じられる。

・手間と時間が少しかかる分、丁寧な感じの一杯を楽しめる。

 

ティーバッグで淹れる紅茶の味わい

・ポットに比べると、短時間でしっかりとした味がでやすい。 

・渋味が強めに出ることがある。

・忙しい朝や外出先で重宝。

・短時間で濃い紅茶がはいるので、お湯の量を多くするのがポイント。

 

紅茶を楽しむシーンによる使い分け

ゆっくりしたいとき

休日などゆっくりしたい時、ティーポットに好みの茶葉を入れ、

香りと時間を楽しむのがおすすめ。

贅沢な時を感じることができる。

 

仕事や外出先で

ティーバッグが便利。

マグカップなどにお湯を入れるだけで気軽に紅茶が楽しめる。

 

おもてなしのとき

ティーポットにリーフティーで淹れると、おもてなし感がでる。

ほんの少しの手間と時間を使って丁寧に淹れることで、豪華さも出る。

 

リーフティーとティーバッグどちらが美味しい?

これは、回答するのが非常に難しいですね。

ディンブラとダージリンどちらが美味しいですか?という質問と変わらないからです。

生活スタイルで大きく変わります。

 

 

まとめ

私は紅茶屋を営んでいますが、仕事以外でも朝起きたら最初に

キッチンへ行き、お湯を沸かしティーポットで紅茶を淹れています。

毎日の習慣で、冬も夏も一杯の温かい紅茶を飲んで一日のスタートをしています。

身体が目覚める感じになりすっきりします。

私はティーポットで紅茶を淹れていますが、

忙しい朝にはティーバッグもとても便利だと思います。

 

〇ティーポットは香り豊かで味の奥行きが深い感じです。

〇ティーバッグは忙しい時など気軽にそしてスピーディーに

紅茶を楽しむことができます。

〇シーンに合わせて選ぶと紅茶時間がもっと楽しくなる。

 

ティーバッグも淹れ方ひとつでグンと美味しくなりますので、

良かったら参考になさってください。

 

《美味しいティーバッグの淹れ方》

①新鮮な水で沸かしたての湯を使用。

②カップに先にお湯を入れ、ティーバッグをそっと入れる。

③ソーサーなどで蓋をし、ゆっくり蒸らす。

④蒸らし終わったらティーバッグをそっと引き上げる。

決してスプーンなどでティーバッグを押したりしない。

 

カップ&ソーサーのソーサーで蓋をするとなると、少し品がなくなりますよね。

ティーカップではなくたっぷりのお湯でマグカップが合うかもですね。

紅茶は淹れ方ひとつで表情の変わる飲み物です。

 

是非!自分の好みの匙加減で両方の魅力を楽しんでみてください。

それでは!

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