紅茶専門店ディンブラ2023年スリランカの旅、ウバ(UVA)地方を訪問させて頂きました。
ウバでも紅茶園のバンガローに宿泊させていただきました。
紅茶工場のマネージャーさんと、紅茶の話や茶摘みをしている女性たちの働き方など未来が明るくなりそうなお話を聞かせて頂きました。
そして、若いマネージャーさんの行動を見ていると、スリランカの紅茶社会(プランテーションも)が、きっとこれから変化していくのだろうと感じました。
今回は、日記のようなウバのバンガローでの楽しい生活ブログになります。
(毎回かも笑)
少しの間お付き合いください!
ウバのバンガローに宿泊して
今回お世話になったウバ(UVA)のバンガローです。
花が大好きなマネージャーさんのバンガローは、美しい庭と家の中も所々に花が飾られていて、とても心が落ち着く雰囲気でした。
廊下にも 植物がオシャレに飾られています。
宿泊させて頂いたバンガローの部屋です。(散らかしている(^^;)
チラ見どうぞ!
天井が高く広々したゲストルームです。
部屋には花が生けられ私たちを迎えてくださいました。
心遣いがとっても嬉しい!
どこか日本の生け花の雰囲気を感じました。
ディナーは、パスタも用意してくださいました。
ウバでもノーチリです。子供が食べる食事だそうです(笑)
食後のデザートは、プリンです。
ワタラパンではなく、カスタードプリンを用意して下さいました。
カラメルソースがほろ苦く、卵がギュッとつまったプリンはウバのブラックティーとよく合いました。
このプリンは、直径25cmくらいありました!
美味しいサプライズにテンションが上がります!
シェフが日本人の若い女性が喜ぶメニューを考えてくれたのだなと、ここでも思いやりが伝わるとても美味しい食事でした。
感謝です!
ウバのバンガロー愛犬クーパー
ウバのバンガローに子犬が飼われているのを初めて見ました。
他のバンガローで犬を飼っているのを見なかったので、とても新鮮でした。
スリランカでは道路に野犬がたくさんいますが、飼い犬を見たのが初めてだったのです。
夜明けにワンワンウー!と大きな声で吠えていたのは、この子(クーパー君)だったのね~。
甘えん坊でヤンチャなクーパーは、マネージャーさんが夜明けに紅茶工場へ向かう時、寂しくて泣き続けるそうです。
私はクーパーのなき声で、夜明けに一度目が覚めました。その後、二度寝してしまいましたが…。
クーパーのハウスは、キッチン入り口にあります。
いつもシェフと一緒のようです。可愛いですね^^
動物好きな私は、朝食後しばらくの間クーパーと遊んでもらいました。
次回、会う時は大きくなっているのだろうね。
スリランカウバ紅茶園バンガロー朝散歩とマネージャーさんの想い
(写真:100年も生きている大きなブーゲンビリア)
朝食後にマネージャーさんと、バンガローの庭と事務所や紅茶畑を散歩しました。
紅茶のこと、労働者のことやスリランカ家族の話まで歩きながらしました。
家族の話をすると、とても親近感を感じます。
なんでもない話ですが、私は心がリラックスしました。
バンガローの裏にある紅茶畑へたどり着くと、早朝から茶摘みが始まっていました。
急斜面なので立っているだけでも大変そうです。それなのに、茶摘みをしている女性たちはとても優しい笑顔で働いていました。
マネージャーさんが、プランテーションの女性たちに笑顔で何か話しかけていました。
今までマネージャーさんが労働者に話しかけて笑顔で話している場面に遭遇した事がなかったので、なぜなのだろう?この仲の良さそうな雰囲気は…。と、興味がわいてきました。
紅茶の葉の茶摘みの説明を教えて頂いた時に、マネージャーさんの手で紅茶の葉を摘まみ採って下さいました。
茶摘みの説明が終わると、その摘んだ葉を茶摘みの女性に大切そうに渡しました。
渡された茶葉を茶摘みの女性は、背負っている袋へ葉っぱを入れながらニコニコしていました。
「あ~、これだ!」
摘み取った茶葉を茶摘みの女性へ渡すと、ほんの少しでも仕事の助けになるものね。
そして1枚の葉を大切に扱うマネージャーさんです。
紅茶の花が隠れるように咲いていたので、 出来るだけ近くで花が見えるように見せて下さいました。
写真撮れた?と、確認までして下さいました。
小さな言葉の中にも、思いやりというか優しさの風が流れているのです。
ウバのバンガローでもアイスティーを淹れてみた
これは、工場見学の後のことです。
ウバのバンガローでもアイスティーを淹れる機会をいただきました。
スリランカの社内で、タイカはアイスティーを淹れるようだと話が回っていたようです(笑)
すでに氷も用意されていました。
そういうことならと張り切りました!
バンガローのシェフに「ポットにお湯を入れるときは、高い位置から入れて下さい!」なんてことをお願いしました。
上の写真は、シェフがこのくらい高く?と、楽しそうに高い位置からお湯を注いでくれている風景です。
みんなの笑い声が厨房に響きました。
茶葉を蒸らしている間に、ティーシロップを作りました。
スリランカの人は、甘い紅茶が好きなので、紅茶シロップを喜んでくださいます。
(ウダプッセラワで確認済み笑)
アイスティーが出来上がったので、カップにティーシロップをよそって。
氷を入れて磯淵流のアイスティーの出来上がりです!
さあ初めてのアイスティーを飲んでみようか?とマネージャーさん。
なんだか急に緊張し始めました。
だって、工場の紅茶の味を決めるマネージャーさんに飲んでもらうのだから。
とんでもないことをしているような気持でした!
ウダプッセラワでも、マネージャーさんたちが試飲をして下さるこのタイミングが、死ぬほど緊張しました。
ティーシロップを入れたアイスティーを飲んだマネージャーさんから、最高の美味しいポーズをいただきました!
テイスティー!!!
あー、ホッとしたわ!
アイスティーを皆さんに飲んで頂いた後部屋で休んでいると、私たちのドライバーさんが「アイスティーをアレンジしてみたよ!どうだい!」と、持ってきてくれました。
アイスティーを通して、スリランカの人たちと交流を持てたことはとても良い記憶となりました。
まとめ
ウバではマネージャーさんの思いやりに触れることが出来ました。
マネージャーさんは、炎天下で働く女性たちの負担を少しでも少なくしようと、いろいろ計画をしているようです。(ここではお話できませんが…)
バンガロー内にある事務所で働いている方、バンガローの食事を作る世話人、茶摘みをしている女性たち皆さん、とっても素敵な笑顔でした。
若い次世代のマネージャーさんの仕事への愛情を見せていただいて、スリランカの紅茶園(プランテーション)が、きっとこれから変わっていくのだなと希望の光を見たような気持になりました。
こちらの茶園の茶葉が、プライスレコードを更新している理由が分かったような気持ちになりました。
追伸
2023年クオリティーシーズンのウバは只今船便で日本に向かっています。
到着したらまたお知らせさせてください。
댓글 1개
UVA Diary 拝読させていただきました〜❣️
なんと素晴らしいバンガロー、屋内外共に英国の住宅のような趣、癒されますね。英国ではブーゲンビリアが庭園にってわけにはいかないでしょうから素晴らしい景観です。
紅茶の白い花弁黄色の花芯が茶葉に映えます。
茶園の方々は花を愛し茶葉を愛し、皆さん互いにリスペクトして上手に茶園運営されて高いクオリティーの茶葉が産まれるのでしょう。
相変わらず美味しそうな食事日記、ノンチリだけでなく遠征隊へのお気遣いが伝わります。このプディングはどんな味なのか、クリスマスの英国プディングみたいですが(今年は注文忘れました〜)。美味しいUVA茶に合いそう。
泰果さん得意のアイスティー、暑いスリランカでアイスティーは合いそうですが、高地で涼しいから馴染みがない❓米国ではアイスティーといえばご存知「アーノルドパーマー」=レモネード+紅茶ですが〜、Dimbulaアイスティーの愛称は何でしたっけ。「ウバクーパー」とでもします❓可愛いクーパー君に因んでいかがでしょうか。
旅は人生のパッション、また行こうスリランカ❣️
早く来い来いUVAの茶葉。