こんばんは!
今回のスリランカ旅での宿泊先は、紅茶工場のバンガローにお世話になりました。
バンガローで紅茶工場のマネージャーさんと食事をしながら、紅茶やスパイス、ハーブの話をした事は、ても貴重な時間となりました。
紅茶の話になると私は興奮気味になります(笑)
紅茶のメニューから紅茶専門店ディンブラのこと、どういう味の茶葉が好きなのか、もう話は止まりません。(ただし、英語なので全てをお伝えすることは難しく、ジェスチャーもかなり入っていきます)
興奮気味のときに、日本の夏はアイスティーをよく飲むことを話しました。
結果、紅茶の味を決めるマネージャーさんに「アイスティー作りたい!」と言ってしまったのです(^^;
いや~後から考えると、本当に図々しいですよね!
図々しいお話に、お付き合いくださいませ。
スリランカの美しいバンガローで食事
食事前に、バンガローの中に飾られている装飾品の説明をして頂きました。
上の写真は、確か大昔のキャンディの風景だったと思います。
バンガローは、100年以上前に建てられたものです。
建物も、家具も全てアンティークです。
現在進行形で使用しています。
飾るだけでなく大切に使い続けているところが格好いいですよね!
さて、昼食の準備ができたからいただきましょう!と言う事になりました。
「ノーチリ!」と、こちらのバンガローでも気を使わせてしまいました。
フライドチキンやサラダが中心のお料理をたくさん頂きました。
食後のデザートは、庭園散策の後にすることになりました。
庭園でなんと!
スリランカバンガローの庭に珈琲の木があった
バンガローから見た美しい風景です。
高地にあるので、とても心地良い空気が流れていました。
「タイカサンこの木、なんだかわかる?」
完熟した赤い実を取って見せてくださいました。
ふーんと、首をかしげていると。。。
「コーヒーの実だよ。よく見てみなさい。」
あら?これはもしかして!
スリランカが紅茶の国になる前の珈琲栽培の名残でしょうか?
この後に宿泊させて頂いたバンガローでも、珈琲の木がありました。
紅茶専門店ディンブラの店のマークも象なので、「I LOVE ELEPHANTS」とマネージャーさんたちに言ってしまったら...。
「庭に象がいるから乗ってみなさい。」と笑いながら言われ、乗っている写真になります(笑)
マネージャーさんたちも、爆笑していましたww
この象さん、お店に欲しいな…
スリランカで道具が無くてもアイスティーを淹れてみた
「タイカサン、さてとアイスティーを淹れてもらおうか。アイスティーを淹れるのに必要な道具は何かな?」と聞かれました。
「長いスプーンとポット、氷です。」と答えました。
そしたら、マネージャーさんたちが慌てて長いスプーンを探し始めました。
どれがいい?
もうマネージャーさんたちは、ソワソワしています^^
あっという間に、氷とお湯を用意してくださいました。
スリランカでは貴重な氷を使わせて頂いて、紅茶を急冷しアイスティーを淹れました。
茶葉を15分蒸らすこと、急冷をすることを説明させていただきました。
これはどういうことなんだ?と、不思議そうにされていました。
「アイスティーは冷蔵庫で保管するの?」と、質問されたので、
「冷蔵庫に入れるとクリームダウンを起こすので、冷蔵庫には入れません。」と答えました。
すると、マネージャーさんんが物凄い素敵な笑顔で「そうだ!そのとおりだ!」とおっしゃいました。
もうマックスで嬉しくなりました!
この後、砂糖を入れないで飲むのか聞かれたので、ついつい調子に乗ってしまいキッチンを使わせていただければティーシロップを作ります!なんてことを言ってしまいました。
紅茶を作っているマネージャーさんに、本当に図々しいですよね(^^;
さあ~!全員でキッチンに移動です!
キッチンのコンロを貸して頂き、ティーシロップを作っているところです。
みなさん物珍しそうに見守ってくださいました。
キッチンでワイワイ!です。
アイスティーにティーシロップを入れて飲んで頂いています。
「テイスティー!」とため息混じりの表情で、親指でイイネ!していただきました。
父(磯淵猛)のアイディアであるアイスティーと、ティーシロップをスリランカの紅茶工場のマネージャーさんに飲んで頂けるなんて涙が出そうなくらい感動しました。
店と同じ道具が無くても、皆さんの楽しい雰囲気で美味しいアイスティーを淹れることができました。
紅茶工場のマネージャーさんたちとスパイスとハーブの話
アイスティーを飲み終わり、ダイニングへ戻るとスパイスやハーブの話になりました。
マ:「ブレンドティーは、タイカサンの店にある?」
私:「はい、数種類あります。私は、ブレンドティーを開発することがとても好きです。」
マ:「スパイスは何を使っている?どこの国の物かな?」
私:「スパイスは全てスリランカの物を使っています。」
マ:「マサラとか使う?」
私:「マサラティーのブレンドも作っています。車の中にあります。」
マ:「Wow!」
私:「持ってきます。飲んでみてくれますか?」
マ:「もちろんだよ!」
ということで、またまた調子に乗り紅茶専門店ディンブラのマサラ先生のマサラティーを飲んで頂く事になりました。
スリランカの水は硬水です。
日本の軟水で淹れる紅茶と、どのくらい香りと味、水色(すいしょく)が違うのでしょうか。
スリランカでもお湯を高い位置からポットに注ぎ、茶葉が浮くかどうか確認して淹れました。
紅茶工場のマネージャーさんのカップにマサティーを注ぐと、急にテイスティングが始まりました。
飲む前にずっと香りをかいでいらっしゃいます。
その後、茶葉をテイスティングのと同様にシュッ!シュッ!と、音をたて口の中で紅茶を転がして味をみられていました。
その間、私はものすごく緊張しました!
2人のマネージャーさんたちが目を合わせながら
「香りと味が良い!グッドスメル!砂糖を入れなくても甘く感じる。」と仰ってくださいました。
私は、緊張がほぐれてお礼を伝えました。
まとめ
今回のスリランカの旅でどうしても行きたかったウダプッセラワへ行き、マネージャーさん方に大変お世話になりました。
紅茶のプロ中のプロ、マネージャーさんにアイスティーを飲んで頂いたり、図々しくもオリジナルマサラティーを飲んで頂いたり、貴重なお時間をいただきました。
スパイスティーには、砂糖を少し入れるともっとスパイスの香りが強く感じるよと教えて頂きました。
私も同感だったので、とても嬉しいかったです。
一杯の紅茶から、楽しい会話がうまれました。
世界中共通なのだなと心の中で温かいものを感じる時間が過ぎました。
次回は、UDAPUSSELLAWA(ウダプッセラワ)の紅茶工場巡りのお話と、現地からお届けものです!
続く...
1件のコメント
大自然の中の茶園とそのバンガローでの生活が夢でなく現実、目に浮かびます。その昔スリランカ一周した旅のことが心地よく思い出せます、茶園荘園バンガローの体験は出来ませんでしたが😆。
茶工場の方々との見事な掛け合いは遠征隊の皆さんのお人柄と駆け引きない紅茶への愛情から産まれたものですね。
江ノ島マサラ先生の知識、観察力、行動力、人間性が茶工場、茶園の方々からも大いにリスペクトされているのを感じます。英語(?)は手段です「何が出来るか知っているか」が相手に伝われば良しですよ。自然体が何よりです。
アイスティー淹れの小道具😂からシロップ手作り、冷蔵庫保管しないの心得…独壇場。マサラ先生のマサラミックスティーに至っては茶工場の方々も感心されたでしょう。
象さんにも乗れたし(次回は本物に)、コーヒー豆とも出会えたし、100年木🌲とも出会えたし、全て驚きの遠征でしたね。
この体験を江ノ島Dimbula で活かしてください。私のような暇人だけでない憩いの癒しの場に❣️長文になってしもうた〜ご容赦ください。
第五弾ブログ更新楽しみにしています。