スリランカ紅茶紀行・・・・No.3
茶園の子供たち・学校
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これはウバ地区にある茶園の学校です。
ここは1300人以上の生徒がいて、小学校から高校生までいます。
茶園の学校は小さいところだと60~70人ほどの生徒数です。
キリン午後の紅茶で「学級文庫」の寄贈プロジェクトがあり、今回、
この学校を訪問しました。
訪問する時間はおおよそ伝えていたのですが、バスが到着すると
崖の上からたくさんの声が聞こえてきて、歓迎が始まります。
小さな長細い校庭には生徒たちが立って列を作り、レイを掛けてくれ、
花束を一人一人に手渡してくれ、迎えてくれました。。。。
何度体験してもこの歓迎ぶりに、胸が熱くなります。。。
近くの11の学校から校長先生が集まり、この学校で同じように
学級文庫の贈呈式が行われました。。
高校生のもてなしの踊が披露され、それから植樹式、ティーパーティー
と続きます。
なんと2時間以上に亘っての大きな式典になりました。。
午後の2時近くになって終わり(本当は学校は正午で終わる)・・
我々がバスに向かうのをみんなで見送ってくれます。
いつまでも手を振り、いつまでも笑顔を送ってくれ、歓声が耳に
残ります。。。。
この茶園の子供たちがまた紅茶を作ってくれるでしょうか・・・
ここから離れないためには生活のレベルアップと、世界が誇る
教育がこの地で行われることだと思っています。
科学者はどうしてNASAに行きたいのでしょうか?
そこが世界最先端の技術があるからです。
紅茶のカテキンは今も研究が進んでいます。その研究はスリランカではなく
他の国々が最先端です。
スリランカの茶園の側に、その知識を得る場所があれば、子供たちは
紅茶を作り続けるでしょう。。。どこにも行く必要がないからです。
紅茶が好きですが、人が好きです!