こんにちは!
紅茶専門店ディンブラのオリジナルティーポットがやっと復活致しました。
約30年前から愛用されている、紅茶専門店ディンブラのオリジナルティーポットです。
紅茶専門店ディンブラティーポット誕生秘話
たぶんですが、父はこういう実話を話さない人なので紅茶専門店ディンブラのオリジナルティーポットが誕生するまでの秘話をお話ししたいと思います。
父である先代の磯淵猛が、より美味しい紅茶を淹れるために『たぬきのようなまん丸い形』と『ニューボーンチャイナ』の素材にこだわり、私の母がデザイン、図面を製作したティーポットです。
その当時、丸いポットのデザインをすることが大変で、父と母は常に意見がぶつかり合っていたそうです(笑)
たぬきのようなまん丸いって言われても大変ですよね〜(苦笑)漠然としたものの言い方なので…。
父と母が共同製作した宝物です!
復活したティーポット
実は、父が亡くなって藤沢の店舗を閉店する時に突然当時父が経営していた会社から製造中止と言われ、困り果てていました。
三年もの月日が流れ、一から新しくニューボーンチャイナの素材で製作してもらえる工場を探しました。
遂に見つけたその工場に何度もサンプル製作して頂き、今はまだ言えない大きな失敗もありました。
製作から一年かかりましたがやっと完成し、復活致しました!
そして、さらに箱デザインも新しくなりました(*^^*)
華やかで今の紅茶専門店ディンブラの雰囲気にピッタリな箱になりました!
箱のデザインにも多くの時間がかかりました。よく見ると小さなディンブラの象さんが所々にいるんです。
紅茶専門店ディンブラティーポットのこだわり
紅茶専門店ディンブラオリジナルティーポットのこだわりポイントを紹介します!
こだわりポイント ①
美味しい紅茶を淹れる理想の形は熱対流が起こりやすいまん丸型のティーポットです。
長細い形や変形型は対流効果によるジャンピングが不十分になりやすいのです。まん丸いニューボーンチャイナのティーポットは、急速に熱が伝わるので茶葉のジャンピングを助けます。
こだわりポイント②
ポットの口の部分は、茶渋などの汚れを掃除しやすいデザインになっています。
コーヒーポットのように長すぎると、紅茶のタンニンと化合して、水色(すいしょく)を悪くしたり、風味を損ねたりするので、注ぎ口を短くしました。短くすることで、注ぎ口の掃除を簡単にできるのも魅力のひとつです。
こだわりポイント③
持ち手は安定感のある幅にデザインされています。
こだわりポイント④
ニューボーンチャイナの特徴である乳白色でなめらかな艶は温かみを感じます。
こだわりポイント⑤
裏の刻印は、父が製作した物に紅茶専門店ディンブラのロゴマークを加えました。
カラーはゴールドで高級感があります。
一生ものとして大切に使いたくなる逸品です。
尚、類似品や模造品が多く出回っているようです。充分にご注意下さいませ。
こだわりいっぱいの紅茶専門店ディンブラオリジナルティーポットは現在、オンラインショップ・店頭販売のみとさせて頂きます。
1件のコメント
このティーポットを使わせて頂いてました明井と申します。
懐かしいです、お店を松江で営業している時によくご注文頂きました。
製造中止になったと聞いて残念でした。
その後もお客様からお問い合わせを頂いておりましたので、今後は貴店のオンラインショップをご紹介させて頂きます。