ウダプッセラワへ。茶葉の味を生み出す「挿し木」と「シード」の秘密

ウダプッセラワへ。茶葉の味を生み出す「挿し木」と「シード」の秘密

こんにちは!

 

なぜ、ウダプッセラワの紅茶は、ひと口で印象に残る独特の味わいを持っているのでしょうか。

その答えを知るために、今回のスリランカの旅では、

ウダプッセラワ茶畑と紅茶工場、そしてバンガローを訪ねました。

茶葉を飲むことだけでは分からないことを、

自分の目で確かめたい気持ちでいっぱいでした。

 

茶木がどのように育ち、どんな環境で根を張り、

どのように一杯の紅茶へ変わっていくのか。

そして、ずっと気になっていた「挿し木」と「シード」の

違いについて、工場の方に直接伺ってきました。

 

紅茶の産地を訪ねることは本当に面白いです。

茶畑を歩き、工場を見学し、実際にその土地の紅茶を味わう。

 

そして、気になっていたことをそこで紅茶を作っている方に

直接聞くことができる。

今回も、沢山の「なるほど!」に出会いました。

 

 

セイロン紅茶ウダプッセラワはどこにあるの?

ウダプッセラワは、スリランカの中央高地に位置にある紅茶産地のひとつです。

 

今回訪れた茶園は、ウバとヌワラエリヤの中間に位置する

山深い場所にあり、標高はおよそ1400~1500m。

 

山道を進んでいくと、少しずつ景色が変わり、やがて一面に紅茶畑が

広がってきます。

同じスリランカの紅茶産地でも、標高や気候、土壌などによって、

茶葉の表情は大きく変わってきます。

ウダプッセラワも、とても個性的な産地です。

 

工場長さんがおっしゃっていたのは、

「ウダプッセラワの紅茶は、とてもユニークな個性を持っている。」

ということです。

 

私も実際飲んでみて、その言葉の意味がとてもよくわかりました。

 

 

 

ウダプッセラワの茶葉は、なぜ複雑な味になるの?

今回私が知りたかったのが、

「挿し木」と「シード」の違いについてです。

 

ウダプッセラワでは、この挿し木とシードを組み合わせることで、

複雑な味を生み出しているそうです。

 

このお話は、私にとってとても興味深いことでした。

 

 

紅茶の木は、挿し木とシードでは、根の伸び方も違う

マネージャーさんにお話を伺って、さらに驚いたことがあります。

それは、根の伸び方の違いです。

 

挿し木の根は、横に広がっていく。

茶園の中で、他の木の根とも重なり合うため、

どこまでも伸びていくのか、その長さを測ることは難しいそうです。

 

シードの根は、縦方向に伸びていく。

その深さは、なんと5フィートにもなるそうです。

 

挿し木は土の栄養を吸い、シードは土の水分を吸う。

とのことです。

 

同じ紅茶の木でも、育ち方や根の張りが違う。

 

それが茶葉の味わいにもつながっていると考えると、

茶畑を見る目がまた少し変わりました。

 

ウダプッセラワは、「摘みたての葉」を口に入れたような味

実際にウダプッセラワの茶葉を飲んで感じたのは、

青々とした、摘みたての茶葉をそのまま口に入れたような印象でした。

紅茶工場で出来たての茶葉なので、よけいにそのように感じます。

とてもフレッシュでありながら、どこか複雑。

 

他の産地の茶葉とは違う、ウダプッセラワの茶葉ならではの

個性を感じました。

 

日本に帰って来てから、もう一度ゆっくり味わえるのが楽しみでなりません。

 

ウダプッセラワは場所によっても味が変わる

今回、改めて感じたのは、

 

ウダプッセラワとひとことで言っても、場所によって

紅茶の表情が違うということです。

ヌワラエリヤ側なのか、ウバ側なのか。

どのくらいの標高なのか。

クオリティーの時期も違います。

 

今回私が訪れたウダプッセラワは、標高1400m。

クオリティーシーズンは7~8月になります。

今年は、ぎりぎりクオリティーの茶葉を味わうことができました。

 

ウダプッセラワのマネージャーさんに聞きたかったこと

 

今回、どうしてもウダプッセラワの紅茶工場のマネージャーさんに

伺いたかったのが、「味について」でした。

 

そして、もうひとつは、

「挿し木なのか、シードなのか」でした。

実際に現地でお話を聞くことができて、私の中にあった疑問がひとつ

とけました。

 

紅茶を仕事にしていると、茶葉を飲むだけでは分からないことが、

どんどん出て気になっていきます。

 

なぜ、この味になるのか。

どんな環境で育っているのか。

そんなことをひとつずつ知っていくのも、

紅茶の面白さだと思っています。

 

こっそりウダプッセラワの秘密の話

最後に、今回教えていただいた

ちょっと秘密の話を。

 

クオリティーシーズンのウダプッセラワの茶葉は、

シードから育った葉の方が、良い香りがするそうです。

 

もちろん、紅茶の味や香りは、茶木だけで決まるわけではありません。

 

季節、標高、天候、土壌、摘採、製茶などさまざまな条件が重なって、

一杯の紅茶になります。

 

同じ紅茶はできない、だからこそ面白いんだと私は思いました。

 

ウダプッセラワの紅茶を、もう一度

スリランカの山奥で育ったウダプッセラワ。

 

茶畑を歩き、工場を見学し、そこで働くプロたちに話を聞き、紅茶を味わう。

 

そうすると、日本でいつも飲んでいる紅茶が、少し違って見えてきます。

 

「この紅茶はあの山で育ったんだな。」

景色を思い出しながら一杯の紅茶を淹れる時間は、

ちょっと特別です。

 

今回いただいたウダプッセラワの紅茶も、これから大切に

味わいたいと思います。

そして、皆さまにも一緒に味わっていただきたいです。

紅茶工場できたてのウダプッセラワは、こちらから!


 

スリランカの紅茶の旅は、まだまだ続きます。

次回は、ウダプッセラワのバンガローの生活をお届けします。

 

 

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