スリランカでジャングルの中のツリーハウスに根性で宿泊

スリランカでジャングルの中のツリーハウスに根性で宿泊

スリランカツリーハウスディンブラ

 

今回は、これまで生きてきて最も根性を出して宿泊した忘れもしないお話しです(笑)

スリランカでは、お世話になっている会社の各地域の茶園のマネージャーさんがお住まいのバンガローに宿泊させて頂いていました。

 

夕飯、朝食、庭園の散策などしながらマネージャーさん家族とも楽しく過ごさせて頂いておりました…が…!しかし!

史上最大の恐怖の夜は、突然やってきました!

しばらくお付き合いくださいませ(T ^ T)

 

 スリランカにこんなバンガローがあった!

ディンブラの古木(こぼく)を見た後、当然元いた紅茶工場へ1度戻るか、そのまま次の目的地へ行くものだと思っていました。

 しかし…

山奥で車が停車しました。

途中休憩ね!運転も大変だしね!

外の空気吸ってこよう!なんて思って全員車から降りたのです。

 

おー!

切りっぱなしの木だけで作った階段がある!

長〜い!

なんて思って眺めていたら。

 

「タイカさん、私たちは今日はここでお別れです。オーケー?」

「ん?なに?」

 

「大丈夫!ドライバーの◯◯が1階に泊まりますから。オーケー?」

「オオーケー!」と、口から出てしまった!

この時、はっきり意味が分からなかったんです。

 

キョロキョロしていると、ドライバーさんが「今日必要な荷物だけ車から下ろせば大丈夫だよ。」と言ってきました。しかも優しい顔で笑いながら…フフ

 

え!私たちは今夜ここで過ごすの

 

 ( 一般のホテルでいうとホテルロビーへ向かう道でございます!)

 

階段の奥に人間が泊まれる場所があるのか、急に不安になってきました。

どんどん荷物は下に運ばれていきました。

 

マネージャーさん達にも私が不安になったことが伝わったのか、物凄い笑顔でお別れの挨拶しにきました。

 

 

 オーケーじゃなくて、泣いて嫌がれば良かったかも…と後悔していた姿です(笑)

こんな時に根性なんて見せるんじゃなかったかな…

 

ディンブラのジャングル

そういえば、ディンブラの古木の茶畑の奥に美しいジャングルと川があるんだよと教えてくれて、一緒に眺めていたマネージャーさんでした。

この川が繋がっていたらしいです。

その時は感動して写真撮影しちゃってたけど、予告だったのかな?

上の写真は、その時の物です!

 

しばらく頭の中がグルグルしました。

何が起きているのか理解不可能です( ;  ; )

 

ディンブラのバンガロー木の家 

 きっと何か体験して欲しいからここを選んでくれたんだと、まだお会いしていないディレクターさんの顔を想像しました。

そう、今回の宿泊は全てディレクターさんのお計らいだったので、なにか意味があるに違いないのです。

 

前向きに楽しむぞ!と、スタッフ達とも頭を上下に振りながら誓い合いました!

 

スリランカジャングルの中のシャワールーム

バンガローの部屋は2階に2部屋ありましたが、シャワールームには窓ガラスがなく、木の棒だけです(笑)

もう虫が入ってくる!虫だけじゃないく蛇かも!

 

スリランカバンガローのベッド

はい!ベッドです。

虫さんだらけなので蚊帳が用意されていました。

 ここで眠れるのか?不安でいっぱいです。

 

なぜなら、2週間前にブラックジャガーが水を飲みに川へ降りてきたんだと聞いたからです(涙)

ブラックジャガーが喉渇いてないと良いけど…

 シャワールームからブラックジャガーも入れるでしょ?

スリランカバンガローの川を眺める

スタッフと、明日の朝までどう過ごすか語り合っている姿です。

とにかくお日様があるうちは、外に出ようということになりました。

 

 ツリーハウスの目の前は、本当に美しい川が流れています。その奥が色々な動物がいるジャングルです!

 

ディンブラの川

私たちが落ち着かない様子なので、ドライバーさんが川へ降りて来てくれました。

「ここは、1番素晴らしいバンガローだよ。私が1番好きな場所だ。子供の頃ルフナのこのような場所で育ったんだ。」と、嘘のない笑顔で話し始めてくれました。

 

スリランカの地図で勉強

ドライバーさんがスリランカの地図を持ってきてくださり、スリランカの紅茶の地域や危険地帯の説明をしてくださいました。 

 川の石の上は岩盤浴のように温かく、ドライバーさんの愉快な話で次第に私たちの心も体もリラックスしていきました。 

 スリランカツリーハウス

 こんなポーズまでとれるほどリラックス(笑)

 

磯淵泰果スリランカのツリーハウスにて

日が落ちる頃まで石の上で過ごしました。

 

スリランカのジャングルの中のツリーハウスの食事

バンガローなのでお料理人さんも来てくださいました。

結果ツリーハウスでのお食事は、とても美味しかったのです。

スリランカツリーハウスのキッチン

写真奥が3畳くらいのキッチンになります。

水道は川の水を汲み上げ、そのまま地面に流れていました。よく分からないけどそんなものです笑

 

スリランカツリーハウスのテーブル

 こちらで食事をいただきました。奥に窓がありますが、手前は川に筒抜けで壁もありません(笑)

夜になると灯りを求めて虫さん達の集会所です!

 

スリランカツリーハウスの夕食

コックさんが「ノーチリ、ノーチリ」と言いながら食事をご提供してくださいました。

スリランカへ入国して数日経ったので、この頃になると私たちが辛いものを少量しか食べる事ができない事を、各バンガローに伝達されていました。

挨拶のように、ノーチリと言われてとても申し訳ない気持ちになりました。

日本のスリランカレストランで食べるカレーより、スリランカ家庭のカレーは辛く感じます。スリランカカレー大好きなので、もう少し大人になりたいものです(・_・;

 

スリランカ豚肉料理

豚肉のカレー風味ソテー、じゃがいものカレー風味ソテー、ダールカレー、何かの野菜。

豚肉が野生的でとても美味しかったですよ!

テンション上がりました!

 

スリランカツリーハウス食後のティータイム

ツリーハウスでも変わらないのが食後のティータイムです。

 

ツリーハウスの紅茶

川の音を聞きながらの砂糖たっぷり甘い紅茶の味は格別でした!

 

まとめ

 ツリーハウスでは眠れるのかとても心配でした。

早く朝になることばかり願っていました。

同行したスタッフは、怖いのでベッドの上にいろいろ敷いて座ったまま寝たそうです。

私はというと、服を着たままダウンコートを着てフードを被り、横になった途端に朝になっていました(笑)

 

日本に帰国して思うことは、どの環境で生活していても、紅茶を飲むと楽しい会話が生まれることを発見しました!

紅茶は絶大な力があるんだな〜!

 

日本で生活しているとこんな大自然に身を置く事がないので、とても貴重な経験をさせていただいた事に感謝です。

もう一度宿泊したい、とは言えませんが(^^;

 

 次回は、KANDY(キャンディ)の紅茶工場のお話です。

続きます!

 

 ディンブラの古木を見にスリランカの山奥へはこちら!

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