テーラーの茶園(ルーラコンデラ):小学校訪問 キャンディ二日目の朝、テーラーのログキャビンに行く前、空は今にも降り出しそうな黒い雲が立ちこめています。。。バスから降りてルーラコンデラの茶園小学校にツアーのメンバーの方が、本を寄贈してくださったので、その贈呈のために立ち寄りました。学校に入ったとたん激しい雨、、。 照明も無い教室は薄暗く、小さな狭い教室にたくさんの子供達が勉強していました。。。。 我々が入っていったとたん、最初は緊張のためすこし強ばった作り笑顔でしたが、校長先生の御礼のスピーチが終わったとたん、急に接近してきて、みんな手を差し出すのです。小さな手があちこちから出てきます。みんな外国人をこんなに近くで見るのは初めてで、握手したいのです。通じる言葉は「ハロー」だけ! 笑い声があちこちでおこり、ぐりぐりの大きな目がぴかぴか光っていて、 蛍のようです。。 2,30分の予定が、大幅に延長され、(雨でバスにもどれないから丁度よかったのですが・・・)子供達と触れあいました。メンバーの若い男性は 子供を頭の上に掲げて喜ばせています。初めて見るデジタルカメラに大はしゃぎ・・・。 校長先生がスピーチで言っていました。 「5歳から一年生です。何キロも歩いてきます。みんな貧しくて本も少なく、刺激が欲しいのです。皆さんが本日来てくれたことは、この子供達の頭と心に一生の記憶となって残るでしょう。その記憶は新しい未來に向けた刺激です。」 何十も握った小さな手はどれも冷たくて、少し汚れていました。でも、どの手も驚くほど強く、しっかりと私の手を握り、嬉しさを表現していました。 「ハロー」だけで通じ、手を握っただけで微笑んで、本をプレゼントに来て いた私たちが、逆に彼らから忘れていた刺激をもらっていました。。。。。。