7月のスリランカ紅茶紀行・・・No.8

7月のスリランカ紅茶紀行・・・No.8

ヌワラエリヤ・ペドロ紅茶工場 いつも行く紅茶工場は標高1,800メートルにあるヌワラエリヤのペドロ紅茶工場です。このところ雨が少なくて収穫が半分くらいまで下がっているとのこと。そのため作業が早く終わるので出来るだけ早く5時過ぎには来て欲しいと言われていました。。。。 バスから降りるとまだ暗くて遠くの茶園は真っ黒に見えます。 昨日集荷した茶葉をしおらせてから揉捻機にかけるので、その行程から順番にランジットさんが工場長と一緒に説明をしながら案内してくれます。。。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~工場内は何ともいい香りが漂っていて、どこか隅の方に座り込んでうとうとしていたくなるようなリラックス感があります。 緑の香りにやさしいハーブを混ぜているような、南国のフルーツが近くに置いてあるような、、、。懐かしい香りも混じっています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 工場内は作業員が忙しく働いていて、それでもカメラを向けるとにっこり応えてくれます。この工場も数年前にISOを取得し、工場内は一段と衛生的になり、整理整頓も完璧です。以前は工場内を土足で自由にどこでも歩き回ることができましたが、今はコースが作られていて管理されています。。。。 工場は前もってコロンボの会社に見学のリクエストを出していないと入れません。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 出来たばかりの紅茶を鑑定させてもらい、茶摘み体験をするまで時間があったので、工場長にインタビューをしました。 「ご家族は?、まだお若いですね?、結婚は?」 「まだ独身です、28歳です、今年結婚します」 紅茶とは関係ない質問ばかりです。でも、紅茶のビジネスや、これからの労働力の確保、紅茶の将来性、生産方法など専門的な話になると、若い工場長がぐっと年長者に見えてきます。 工場長は以前は50歳くらいの方が多かったのですが、山岳地に家族を置いておくことが難しいので、最近は工場長は単身で赴任し、比較的若いエリートがなることが多いのです。。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 朝日が茶園全体を明るく照らし、出来たての紅茶を淹れたカップに入り同じオレンジ色に光っています。 工場長の話を聞きながらそれをゆっくり飲み干して、腕まくりをし、こらから茶園で茶摘みです。。。。 ローリング
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