量り・・・紅茶
どういう理由か量りが好きで、インド、スリランカ、イギリス、 中国と旅をした時に、市場や紅茶屋、工場などで見かけた計量器具 を集めてきました。 今時、計量なんて全てデジタル式で、メモリが付いているものは 時代遅れなのですが、それでも針が揺れたり、天秤が下がったり、 もう少し多くとか少なくとか、指先の加減や気持ちが入るところが 好きです。 紅茶の鑑定をする時は、茶葉の計量を今でも小さな天秤式の 量りを使っています。
茶葉は3g、湯量は150ccが基準で鑑定するのですが、 この3gは分銅ではなく、スリランカでは1ルピーの 銅貨が丁度3gで分銅の代わりに使われています。 いちいち量るのは面倒ですが、なにか面倒なことが愛着が 湧いたり、気持ちが入ったりと、いい感じがするのです。 ~~~~~~~~
今日はこれからとても若い世代に紅茶話をしてきます~ 獨協大学の「食文化と人間生活」紅茶から見る世界の食・・ 量りと紅茶の話もちょっとしようかな~