3月になり、日ごとに暖かさを感じ始め、もう少しすれば桜の季節。
ディンブラの新茶も今年は春を待っての発売になりそうです。
もうしばらくお待ち下さいね。
さて、おなじみとなりました直子さんの紅茶レポート
今回はドイツ編です。ドイツの飲み物といえばすぐにビールをイメージして
しまいますが、お菓子も美味しい国。
お茶もしっかり根付いていますね。ドイツのこだわりが垣間見えるレポートです。
ドイツ編
こんにちは。今回はドイツでの体験を少しお話させて頂きたいと思います。
ゲッティンゲン・フランクフルト・ミュンヘンと3都市を訪れましたが、
各都市で必ず目にしたのがチェーン店のお茶の専門店です。
紅茶だけでなく、中国茶やハーブティーも幅広く扱っているお店で、
ドイツならではの実用的な紅茶雑貨も取り揃えています。
各都市に住むドイツ人の友人全員が、こちらのお店を利用していたことからも、
その存在感の強さがわかります。
ドイツの方の紅茶(お茶)とのつきあい方は、
前回ご紹介したスイスのようにTPOに合わせて、お茶を選ぶ傾向があるようです。
そうそう個人的にちょっぴり感動したことが、、!
ドイツ滞在中に5件ほど「紅茶」を飲みにカフェや紅茶専門店を訪れましたが、
その中で4件はティーバッグとマグカップでお茶を用意してくれました。
ただ写真にもあるように、なんとソーサーが2枚ついてきます。
その理由は、お気づきかと思いますが、そうです!
ティーバッグを中で蒸らしている間に蓋をして、
ポットと同じ状況を作ってあげるようになっているのです。
友人は「何を驚いているの?これは当然だよ。日本では無いの?」とさらりと一言。
日本でも見かけたことはありますが、まだまだだと思います。
例えティーバッグといえでも、その中で最大限に美味しくお茶を頂く姿勢に
感動した日々でした。