ヨーロッパ紅茶事情《イタリア編》

ヨーロッパ紅茶事情《イタリア編》

今日も寒いですが、冬晴れのいいお天気ですね。 空気が乾燥していますので、風邪・インフルエンザなど体調管理を しっかりしないといけませんね! さて、磯淵の紅茶ツアーに以前ご参加頂き、 現在、イギリスに語学留学をされていて、紅茶を楽しんでいらっしゃる 近藤様より、現地の紅茶レポートをお送り頂きました。 興味深い内容でしたので、ブログに掲載させて頂きます! 次のレポートも楽しみです♪♪♪ はじめまして。5年ほど前のスリランカツアーに参加させて頂いて以来、 磯淵先生にお世話になっている近藤直子と申します。 私は昨年の3月からイギリス・ケンブリッジに語学留学という名の紅茶ホリデー(?)に来ています。 ケンブリッジはご存知のようにインターナショナルな街です。 ここにいるだけで、様々な国の人たちと出会えます。その中で得た友人を訪ねて ヨーロッパの国々に行くこともしばしば、、 またイギリス人の一般家庭における紅茶生活を垣間見る機会も・・・。 こうした体験を通じて知りえた、世界の人々の紅茶事情をお伝えできる機会を今回先生から頂きました。 みなさんの紅茶の味を濁すことなく、、ティータイムの楽しいひとときに、 ちょっぴり思い出して頂けるようなお話をお伝えできたらいいなと思います。 イタリア編(北イタリア) 「紅茶にミルクは加えますか?」この質問をこれまでに20人以上のイタリア人に訊ねました。 そして得た答えは・・・100%「NO」。 紅茶+ミルク、、この図式は彼らに言わせると、「ありえない」「気分が悪くなる」ものだそう。 さらに言われた言葉は「どうしてそんな質問をするの?」 友人を訪ねてイタリアのスザーラを訪れました。 そこで食後に手作りのヨーグルトケーキ(この地域で古くから作られているケーキ)と 紅茶を用意してくれました。 イタリア編① ステンレス製のティーポットを直接火にかけて、 ティーバッグを入れたカップに一気にお湯を注いで作ってくれました。 さらに写真にもあるように、大きなサイズのレモンが添えられます。 イタリア編② 一般家庭でもレストランでも、自動的にビッグサイズのレモンが付いてきました。彼らにとって「レモンティー」が「紅茶」を意味するそうです。 主にイタリアでは、朝食時には紅茶(レモンティー)が好まれ、他の時間帯にはエスプレッソなどコーヒーが圧倒的に飲まれます。 イタリア編③ ちなみに食後のデザートと一緒に紅茶やコーヒーを楽しむ習慣は一般的ではありません。 デザート終了後にエスプレッソ(少量の濃度の高いコーヒー)を飲む人がいる位です。 お腹が満杯になっているため、エスプレッソのサイズがちょうどいいそうです。 レモンティーを味わうなら、、イタリアへ。私の新しい紅茶方式です。
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