毛茶・熟茶・紅茶から仕上げは プーアール黒茶
雲南の写真から30枚余りもポストカードを作りました。
毎回私が撮った写真の中からポストカードを作り、ディンブラの店内に置いてあります。
西双版納のお茶は少数民族が山菜を採るように古樹茶から茶摘みをするので、これからプーアル黒茶を作るには、量が少なく高価になります。
そこで、プーアル市近郊にはこの写真の様に、段々畑になった整備された茶園が広大に広がっています。
ここでも手で摘んでいますが、この茶園はまだ新しくて、30年余りです。
少数民族が摘んできたお茶は、最初に殺青して、軽く手もみし乾燥させています。
これを毛茶と呼んで、ここから後発酵させる黒茶をつくります。
毛茶よりも早く黒茶を作るために、少し発酵をさせておくお茶があります。
これを熟茶と呼び、これも黒茶にするのです。
さて、紅茶はと言うと、良く揉んだ後に酸化発酵させて、乾燥させると紅茶ですが、雲南紅茶から黒茶にすることもあります。
より黒く、より深い味のプーアール黒茶の誕生です。
黒茶の作り方は様々で、どれが本当のやり方か定かではありません。
しかし、出来上がった黒茶は一応にあの独特の風味になります。