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私がティーマスターになるまで最後の授業と試験 後半⑦
この日の講義が最後まで実技の試験だと思っていなかった私は、宿泊先のホテルの部屋に帰り、いつもと変わらずゴロンと休んでいた。 私が本場スリランカでティーテイスターになりたいと申し出て、今回ティーマスターの資格を推薦してくださったスリランカ人のお父さんから、その晩に電話がかかってきた。 ハロー!と電話に出ると。 「タイカさん、おめでとう!試験に合格したと聞いたよ!やはり僕の目に狂いはなかった!」と突然言われ、私は何のことやら?まだ試験を受けたことに気が付いていなかったので、お父さんにすぐに返事ができなかった。 お父さんから「今日ティーマスターの試験を受けたのだろう?」と聞かれた。 そこでやっと私の脳が目覚め、今日の授業はもしかして試験だったの?とやっと分かった。 「え、私合格したのですか?」と、お父さんにおびえながら聞いてみた。 「知らなかったのか?」と、笑いながら驚かれた。 念願のティーマスターに合格できた喜びと、試験を受けたことに気が付かなかった自分に驚いてしまった。 そして、ここでやっと緊張し始め心臓がドキドキした。 スリランカの父から再び「おめでとう!」と祝福されたが、私は驚きのあまり声を出せずにいた。 すると、お父さんはふざけた感じに ...
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私がティーマスターになるまで最終章 前半⑥
お久しぶりです! ブログを書く時間があいてしまって、今回はティーマスターになるまでの最終回。 この最終回も案の定長くなり過ぎたので前半と後半に分かれることになった(笑)。 お付き合いください。 この日もいつも通り授業に向かうと、私と同じように勉強をしに来ているスリランカの生徒さんが溢れるほど教室にいた。 わぁ!すごいな今日は...と、びっくりしながら先生たちに挨拶していると、 「タイカ準備ができたらこっちに来てくれ!」と大きな声で名前を呼ばれ、 あまりの声の大きさと周りの生徒さんたちの視線に、少し恥ずかしくなりながら先生の所へ向かった。 いつもグレーディングをやっているテーブルに、 テイスティング用の茶葉が40〜50個くらい並んでいた。 先生から「テイスティング用の物を用意しているから、エプロンをつけたり必要なものを準備していなさい。」と伝えられた。 私は呑気に今日は人が多いから、ここでテイスティングをやるんだなと考えていた。 そんなことを考えていると、いつの間にか先生たちが集まって来ており、 なにやら私に分からないようにシンハラ語で話し合っている姿が見えた。 私は、なんだ?と思いながら、いつもは居ないスタッフのスリランカの人に話しかけられていたので、会話を楽しんでいた。 すると先生から、「タイカー!始めるからおいで」と声をかけられた。 スタッフさんに、頑張れと手を握られエールをもらった。 いつも通りなのに、はて?と思いながらも、嬉しかったので「サンキュー!」と返事をした。 先生たちが集まっていたテーブルに行くと、「じゃあテイスティングを始めよう。」と告げられた。 ...
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2025年新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます! 今年は江ノ島の海へ行き初日の出を見に行ってきました! こんなにお天気の良い初日の出はとても久しぶりだったと思います。 寒さを忘れるくらい美しく力強く感じました。 2025年も紅茶専門店ディンブラを宜しくお願い致します! 皆様にとって素晴らしい1年になりますように。 紅茶専門店ディンブラ 店主 磯淵泰果