こんにちは!
今年もティーパンチの季節がやってきました!
暑い季節に味わうフルーツいっぱいの紅茶です。
インドのマハラージャの王が暑さに耐えかねて、
冷たい紅茶の中に5種類のフルーツを切って入れ、
ワインを注ぎ込み、贅沢な飲み方をした。
ヒンズー語で5の数字を、パンチと言う。
ー中略ー
マハラージャの王が飲んだパンチ、この一杯で一瞬、
王様気分が味わえる。
(紅茶おいしさの決めて 磯淵猛著より)
私の幼い頃の思い出に、ティーパンチがあります。
ティーパンチを目の前にすると、
毎朝飲んでいた紅茶とは違う、特別に心がワクワクした記憶があります。
紅茶の中に、大好きなフルーツがたくさん入っていて、
紅茶は甘くフルーツの香りが混ざり、少し夢の中にいるような感じに
なりました。
次に早くフルーツを食べたい!
ティーパンチのフルーツは食べて良いのか?
もし食べたら父(磯淵猛)に叱られるのか?
じっと父の顔を見ていると、「食べて良いよ!フォークが付いているからね。」
フォークが添えてあるときは、フルーツを食べても良いことを
ティーパンチと父が教えてくれました。
父は、紅茶の中に入っているフルーツを食べて良いか、食べてはいけないか、
私が大人になった時のためかわかりませんが、
少し厳しく教育をしてくれていました。
今はご提供をさせていただく側になりましたが、
ティーパンチを作りながら、頭の中を横切る思い出のひとつです。
お客様に、王様気分がすこしでも味わえる一杯のティーパンチを
湘南のフルーツを使って作りたいと思います。
今年は、「湘南果樹園」さまの藤稔、林檎、梨などとコラボです。
甘く深みのある紅茶専門店ディンブラのKANDY(キャンディ)を使用。
それでは!