こんばんは!
紅茶専門店ディンブラの磯淵泰果(イソブチタイカ)です。
今回の輸入で、紅茶専門店ディンブラではスリランカの紅茶(セイロンティー)7大産地が揃うことになりました。
セイロンティーは少し前まで5大産地でしたが、現在は7大産地に分かれています。
セイロンティー専門店の紅茶専門店ディンブラとしては、早くスリランカ7大産地の紅茶を輸入したかったです。
そして、皆様にスリランカ各地の紅茶をお楽しみ頂きたかったのです。
2023年のスリランカの旅で紅茶工場へ直接訪問し、好みの紅茶に出会えたので夢が叶いました。
しかし、今までの産地表記を変更することで混乱が出ないか心配であります。
2024年2月までRUHUNA(ルフナ)と表記していたものは、SABARAGAMUWA(サバラガムワ)に変更致します。
そこのところをご説明させて頂きたいと思います。
世界3大銘茶の1つ。
クオリティーシーズン(7~8月)には、季節風に当たりメントール系の風味が強くなる。
深い味と渋みが特徴。
ブラックティー、ミルクティーに合う。
標高が高いところで収穫される茶葉。
クオリティーシーズン(1〜2月)。
水色(すいしょく)は薄く、柑橘系の心地良い渋味とスッキリしたキレが特徴。
ブラックティー向き。
ヌワラエリヤとウバの山間地域で収穫される茶葉。
クオリティーシーズン(7〜8月)には、花のような香りとスッキリしたキレのある渋味が特徴。
美しいイエローリングが見える。
ブラックティー、ミルクティーに合う。
日本人に多く好まれている茶葉。
クオリティーシーズン(1〜2月)に収穫されるものは、香り(薔薇のような)高く、心地良い渋味が特徴。
水色がとても美しい。
ブラックティー、ミルクティーに合う。
オレンジ色の美しい水色。
茶園にもよるが、比較的癖のない茶葉はアレンジティーにも使いやすい。
ブラックティー、アレンジティーに合う。
黒糖を焦がしたような甘い香りとコクが特徴。
ブラックティー、ミルクティーに合う。
スリランカで一番低地で栽培される品種。
スモーキーな香りと甘い香り、深い味が特徴。
ブラックティー、ミルクティーに合う。
(2024年2月)
水色 | 赤褐色 |
風味 | 新芽を多く含み、芳醇な甘い風味。青林檎の花を思わせる。口の中に残る自然なメントール系の心地良い爽やかさとキレのある渋味が特徴。 |
蒸らし時間 | 5分 |
飲み方 | ブラックティー、ミルクティー |
水色 | 光り輝く黄金色 |
風味 | 白い花を想像させ華やかな香りが鼻の奥に残ります。とろみと程よい渋味が口の中でころがります。 |
蒸らし時間 | 3分 |
飲み方 | ブラックティー |
水色 | イエローオレンジ |
風味 | フルーティーで柔らか。ポリフェノール、カフェイン・カロテノイドが豊富に含まれている。 |
蒸らし時間 | 4分 |
飲み方 | ブラックティー |
2024年2月入荷
水色 | イエローリングのある深い赤色 |
風味 | 草原の中に立っているような爽やかな香りが広がる。水色は少し緑が入り、イエローリングと深みのある赤色のコントラストが美しい。口に含むと香りさながらにさっぱりとした風味と深い味にほどよい渋味がスーッと喉を通る。 |
蒸らし時間 | 3分 |
飲み方 | ブラックティー、ミルクティー |
水色 | 赤みがかったオレンジ色 |
風味 | 100年前に種から育てられた希少な古木から生産されたディンブラ。若葉のような柔らかな香りが、お湯を注ぐとフラワリーで芳醇な甘い香りに変化します。まろやかな風味が広がり、スッキリした渋みが残る。 |
蒸らし時間 | 3分 |
飲み方 | ブラックティー、ミルクティー |
水色 | 赤みがかったオレンジ色 |
風味 | 蜂蜜のような強い甘い香りと無花果を剥いた時のような青い香りにひきつけられる。深いコクも感じられる。 |
蒸らし時間 | 3分 |
飲み方 | ブラックティー、ミルクティー |
2024年2月22日以前に販売していたRUHUNA は SABARAGAMUWAに名称変更となりました。
水色 | 深い赤色 |
風味 | 甘さの中に深い香ばしさがある。キレが強いルフナ。 |
蒸らし時間 | 3分 |
飲み方 | ブラックティー、ミルクティー |
2024年2月22日以前に販売していたRUHUNA は SABARAGAMUWAに名称変更となりました。
水色 | 赤色 |
風味 | フラワリー(新芽を多く含む)らしくとろみを感じることができる。味は申し分なしに甘く広がり、少し強さがある。 |
蒸らし時間 | 3分 |
飲み方 |
ブラックティー、ミルクティー |
水色 | 濃い赤色 |
風味 | 熟れた果実のような甘い香りとフルーティーの中にスモーキーさを感じる |
蒸らし時間 | 3分 |
飲み方 | ブラックティー、ミルクティー |
水色 | 濃い赤色 |
風味 | 甘みと香ばしい香り、フルーティーで黒蜜のような芳醇な香りが魅力。ルフナ特有の深みのあるコクとトロミが広がります。水色はオレンジ色強めの赤色です。 |
蒸らし時間 | 3分 |
飲み方 | ブラックティー、ミルクティー |
新茶入荷は、RUHUNA、RUHUNA FBOP、UVA、UDAPUSSELLAWになります。
新茶入荷と同時に2024年2月から、今までRUHUNAと表記していたものがSABARAGAMUWAに変更いたします。
紅茶専門店ディンブラで扱っていたRUHUNAは、細かくいうと現在ではSABARAGAMUWA地域の茶葉になるからです。
今の時点でRUHUNA(ルフナ)と呼ばれている地域の茶葉も楽しみたくなり、今回から輸入することになりました。
RUHUNAのBOPタイプだけではなく、FBOPも輸入致しました。
テイスティング途中で、FBOPタイプの茶葉の風味に感動してしまいました。
この芳醇な香りを、ずっと鼻に付けて香りをかぎ続けたくなる茶葉だったからです(笑)
RUHUNA地域の茶葉は最も低地で生産されているものになります。
茶葉も黒くよく成長し厚みもあります。ほんのりスモーキーな香りが喉の奥に残り、それ以上に甘さも感じることができると思います。
皆様にもスリランカの新しい紅茶をお楽しみ頂けると幸いです。
それでは、明日から販売スタートさせていただきます!
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大変遅くなりましたが、2023年クオリティーUVA入荷、販売開始致しました。
今回は、クオリティーシーズンにウバ地方も訪問しお気に入りの紅茶工場で出会ったUVA (ウバ)FBOPF1を買い付けいたしました。
スリランカの紅茶工場でテイスティングをしたときに、世の中にこんなにも美味しいUVA (ウバ)茶があるんだ!と衝撃が走ったのでした。
訪問した工場の紅茶は、プライスレコードを更新している紅茶工場です。
スリランカ紅茶のグレードを表すFBOPF1は、FF1と略して表現をするそうです。(工場内で聞きました)
その特徴は、新芽を多く含んでいる上質な紅茶です。
BOPタイプに比べて粒子が若干大きいお茶です。
茶葉の形状は黒く、少し大きめで丸みを帯びています。
新芽と若い葉で製造されている紅茶になります。
芳醇な甘い香りのフルボディの紅茶です。
ミルクティーで飲むのも、香ばしさが引き立ちとても美味しいです。
茶葉の形状 | FBOPF1(フラワリーオレンジペコーファニングス1) |
茶葉の鑑定 |
茶葉はやや大きく、水色は濃い赤色。 新芽を多く含み、芳醇な甘い風味と青林檎の花を思わせる香り。 口の奥に残る自然なメントールの、心地良い爽やかさとキレのある深い渋味が特徴。 |
蒸らし時間 | 3~5分 |
楽しみ方 | ブラックティー、ミルクティー |
内容量 | 100g |
BOPタイプの紅茶と比べると、同じUVA (ウバ)なのかと思うようなFBOPF1です。
それは、製造工場や製造時期の茶葉の違いでスリランカ紅茶の味が変化するのと同じように考えると良いのでしょうか。
1年中収穫することができるセイロン紅茶の魅力の1つですね。
そのほか、UVAと一緒に輸入をした茶葉があります。
UDAPUSSELLAWA(ウダプッセラワ)、RUHUNA(ルフナ)、RUHUNA FBOPです。
パッキング工場でパッキング作業をして頂いているので、もう少し後に紅茶専門店ディンブラに届く予定です。
とても紛らわしくなりますが、今回の輸入でセイロン紅茶7大銘茶が揃うことになります。
詳しくは、他の新茶が届きましたらまたご報告させていただきます。
次回は、紛らわしくなりますので頭の中の整理をしていきたいと思います(笑)
紅茶工場の工場長から特別に分けて頂いたUVA紅茶(FBOPF1)が、紅茶専門店ディンブラで飲めるようになりました。
関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
それでは!
]]>こんにちは!
紅茶専門店ディンブラから缶紅茶が新発売です!
その名も「ミルクティーブレンド」です。
この度、オンラインショップでもご購入可能となりました。
SNSの一部で発信させていただいていたので、すでにご購入していただいたお客様もいらっしゃいますが、再度紹介させていただきたいと思います。
紅茶専門店ディンブラでミルクティーブレンドを作ったきっかけは、
ミルクティー好きのお客様が茶葉をお選びになる時に、どの茶葉にしようかとてもお悩みになる様子を拝見させて頂いていて、いつかお客様を悩ませないミルクティーブレンドを作りたいと強く思っていたからです。
ご本人用だったら悩むのも楽しいのですが、プレゼント用だとなかなか決められない時もありますよね。
当店は、セイロンティー(スリランカ)専門店です。
コクが出てミルクティーに合う紅茶。
優しい気持ちになれる甘みを感じる紅茶。
水色(すいしょく)も美味しいミルクティー色になる紅茶。
何よりも紅茶の葉の風味を楽しめる紅茶。
かなり欲張ってブレンドしました。
このミルクティーブレンドを仕上げるのに、4年かかりました!
もう1つの拘りは、茶葉を保管する缶です。
これも結局は4年探し悩みました。
どうしても、缶の内蓋がしっかりしている物を探していたからです。
茶葉は湿気に弱いので、そこのところは譲れません。
そして、当店に茶葉をご購入しに来てくれる時に、缶を持ってきてもらいそこへ茶葉を詰めて渡したい気持ちがありました。
長くご愛用していただきたいのです。
缶のデザインは、当店のスタッフがデザイナーさんなのでお願いしました。
紅茶専門店ディンブラのお茶に対する気持ちを分かっているからです。
男性も女性も手に取りやすいデザインだと思います。
茶葉は100g入ります。
いかがでしょうか^^
濃厚であって爽やかさもあり、ミルクを注ぐと香り立ちコクのあるブレンドティーになります。
朝食にもアフタヌーンティーにも、ティータイムが少しリッチに楽しくなるミルクティーブレンドです。
4年間も悩みながらブレンドしていた紅茶が出来上がるきっかけとなったのが、スリランカの家庭で飲ませて頂いたオリジナルブレンドティーでした。
ミルクティーで飲んだものではなかったののですが、「これだな!求めていた風味!」
その家庭でブレンドして何気なく飲んでいる紅茶を一口飲んだとたんに、私の頭の中はミルクティーブレンドに飛びました(笑)
今回は、日本橋三越フードコレクションの催事から販売がスタートしましたが、催事の時期ギリギリで仕上がったのでそうなりました。
紅茶専門店ディンブラ店頭とオンラインショップでも販売がスタートです!
プレゼント用のラッピングもご用意させて頂いております!
それでは!
]]>こんばんは!
お久しぶりです!!
1月16日〜23日まで日本橋三越フードコレクションで開催された“地元の人がこっそり教えるディープな鎌倉・湘南めぐり”は無事に終了いたしました!
お越し頂いた沢山のお客様、大変ありがとうございました。
普段お会いできないオンラインショップでお買い物をしてくださっているお客様や、いつもお越し頂いているお客様(地元のお客様)にもお会いできて、嬉しい気持ちと安心感に包まれたとっても温かい催事でした(*^-^*)
もちろん日本橋三越に一緒に出店した店舗の皆さんや、デパ地下のスタッフさん方にもいっぱいお世話になって、毎日三越の社員さんたちにもお世話になりました(笑)
今回初めて東京に上陸した私たち紅茶専門店ディンブラでした。
いつか三越さんの催事に出店したいなぁと、思っていたところに舞い込んできた今回の出店のお話は、夢が現実になった瞬間でした!
出店が決まってからは、今までに比にならないくらいの量のブレンドティーやスコーンを仕込みました( ´艸`)
全身筋肉痛でしたが、焼きたてのスコーンを皆さんにお届けしたいと思い頑張りました(笑)
今回の催事ではなぜか『しびれチャイます』が人気で、途中お店から追加で持って行った程でした。
ネーミングとブレンドしているものの珍しさでご購入される方が多かったと思います!
地味にマサラ先生も有名になっていたことに驚きました。
三越でも「マサラ先生は普段どこにいるの?」と聞かれました(笑)
お客様にマサラ先生の説明をさせていただき一緒に大爆笑を何度もしました!
そして、三越催事より先行発売した、紅茶缶ミルクティーブレンドも好評で、とても嬉しかったです!!
突然の変更で申し訳ございません。
25日(木)は、14:00オープンとさせていただきます。
クリームティーセットのスタート時間となります。
なぜこうなったか、、、。
店内で使用する器具の一部などが、三越さんからの到着が明日の午前中が最短で届きます。
この事に気づかず、明日からの営業開始とご連絡させて頂いておりました。
もう本当に情けない限りです。
父が空から「チョロインだよー!まったく」と、言っているのが聞こえてくるようです。(父の口癖でしたから)
今回は本当に反省しております。
お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
商品発送は、明日から順次スタートさせていただきます!
それでは、皆様にお店でお会いできることを楽しみにしてます!
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こんばんは!
象さんマークの紅茶専門店ディンブラです!
今回は、日本橋三越本店地下フードコレクション催事出店のお知らせです。
紅茶専門店ディンブラ輸入のフレッシュセイロンティー、毎日焼きたてスコーンなど湘南から日本橋三越様へ私たちがお届けに行きます!
紅茶大好きな皆様、是非お立ち寄りくださいませ!
〇フレッシュセイロンティー
〇オリジナルブレンドティー(5種)
〇三越先行発売缶入りミルクティーブレンド(ブレンダー磯淵泰果)
〇スコーン3種(プレーン、ベリーチョコ、丹波の黒岩塩)
〇紅茶グッズ(いろいろ)
【開催日程】
2024年1月17日(水)〜23日(火)
【場所】
日本橋三越本店B1フードコレクション
【出店店舗】
※順不同
①なんどき牧場(茅ヶ崎) メンチカツ、コロッケ
②鎌倉ローストビーフ(鎌倉) 和牛どんぶり
③羽床総本店(三浦) キングサーモンのり弁
④THE CIRCUS(茅ヶ崎) チーズケーキ、アラゴスタ
⑤Giraffa(鎌倉) カレーパン
⑥ショコラトリーキャメル(鎌倉) チョコレート
⑦Sai Artcookies(茅ヶ崎) アイシングクッキー
⑧AMAZAKE STAND(鎌倉) あまざけ
⑨鮨しみづ(藤沢) 漬けまぐろ重
⑩紅茶専門店ディンブラ(藤沢) 紅茶、スコーン
⑪湘南韓国料理GOKAN(藤沢) 韓国料理
⑫アサヒ緑健(福岡)緑効⻘汁
ディンブラグリーンの三角巾とディンブラ印の象さんが入ったエプロンを身に着けてお待ちしております!
見つけて頂いたら、お声かけください。お声掛けを楽しみにしてます!
2024年に入り最初の催事が日本橋三越本店フードコレクションに出店させて頂く事になりました。
今回は、地元湘南の美味しい店舗様と一緒に参加させていただきます!
なんとも心強い!
紅茶専門店ディンブラの紅茶(フレッシュセイロンティー)を、多くのお客様にお楽しみ頂けると、とても嬉しいです。
新商品のミルクティーブレンド(缶入り)もこちらの催事より先行発売させて頂きます。
濃厚であって爽やかさもあり、ミルクを注ぐと香り立ちコクのあるブレンドティーになります。
紅茶専門店ディンブラ店舗が片瀬江ノ島にあるので、普段お会いできないお客様、オンラインショップのお客様、紅茶、スコーンが大好きなお客様、日本橋でお待ちしております!
必死でスコーンを焼いているかもしれません。
たくさんお声がけくださいませ!
催事のため、紅茶専門店ディンブラは1/15(月)〜23日(火)までお休みさせて頂きます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願い致します。
帰ってきたらまた頑張ります!
]]>新年明けましておめでとうございます!
昨年も紅茶専門店ディンブラをご愛好頂き、誠に有難うございました!
昨年は皆様にとってどのような年でしたか?
私は色々なことや貴重な経験が出来た1年でした。
私(泰果)は、大学に復学をし学業とお店を頑張りました!
そして、8月にスリランカに3年ぶりに行けたことが、1番の思い出であり
これからの紅茶専門店ディンブラを成長させることに繋がる大きな経験でした。
はじめて各紅茶工場のバンガローに泊まらせて頂いたり、バンガローのお庭に実っている色々な果物をかじらせて頂いたり(笑)
紅茶についてはもちろんのこと、スリランカの宗教について、日常生活についてなど色々なお話を聞かせて頂きました。
ウダプッセラワのバンガローにて、すごくきれいな椿の花が咲いていました。
綺麗だなぁと眺めていると、マネージャーさんが「これはティーローズ Tea Roseだよ」と教えてくれました。素敵な響きでした。
茶の木の花によく似た白い椿は本当に綺麗で見惚れてしまいました!
茶の花も素朴で可憐なお花ですよね(*^^*)
綺麗な思い出と共にたくさんのことを学ばせて頂きました。
スリランカでやってみたいことがいくつか出来たそんな旅でした。
そして一年を通して藤沢駅のマーケットにも出店させて頂き昨年は初めて、ナイトマーケットにも参加させて頂き、『サングリティー』という新商品も開発しました!
スリランカに行き、沢山刺激を受けて私のアレ作りたいコレやりたい欲が高まってしまいました(笑)
まだまだ2024年も挑戦し続ける一年になるとおもいます。
2024年も思いっきり駆け抜けていきますので、
今年も紅茶専門店ディンブラを宜しくお願い致します!
皆様にとって素晴らしい2024年になりますように。
]]>紅茶専門店ディンブラ2023年スリランカの旅、ウバ(UVA)地方を訪問させて頂きました。
ウバでも紅茶園のバンガローに宿泊させていただきました。
紅茶工場のマネージャーさんと、紅茶の話や茶摘みをしている女性たちの働き方など未来が明るくなりそうなお話を聞かせて頂きました。
そして、若いマネージャーさんの行動を見ていると、スリランカの紅茶社会(プランテーションも)が、きっとこれから変化していくのだろうと感じました。
今回は、日記のようなウバのバンガローでの楽しい生活ブログになります。
(毎回かも笑)
少しの間お付き合いください!
今回お世話になったウバ(UVA)のバンガローです。
花が大好きなマネージャーさんのバンガローは、美しい庭と家の中も所々に花が飾られていて、とても心が落ち着く雰囲気でした。
廊下にも 植物がオシャレに飾られています。
宿泊させて頂いたバンガローの部屋です。(散らかしている(^^;)
チラ見どうぞ!
天井が高く広々したゲストルームです。
部屋には花が生けられ私たちを迎えてくださいました。
心遣いがとっても嬉しい!
どこか日本の生け花の雰囲気を感じました。
ディナーは、パスタも用意してくださいました。
ウバでもノーチリです。子供が食べる食事だそうです(笑)
食後のデザートは、プリンです。
ワタラパンではなく、カスタードプリンを用意して下さいました。
カラメルソースがほろ苦く、卵がギュッとつまったプリンはウバのブラックティーとよく合いました。
このプリンは、直径25cmくらいありました!
美味しいサプライズにテンションが上がります!
シェフが日本人の若い女性が喜ぶメニューを考えてくれたのだなと、ここでも思いやりが伝わるとても美味しい食事でした。
感謝です!
ウバのバンガローに子犬が飼われているのを初めて見ました。
他のバンガローで犬を飼っているのを見なかったので、とても新鮮でした。
スリランカでは道路に野犬がたくさんいますが、飼い犬を見たのが初めてだったのです。
夜明けにワンワンウー!と大きな声で吠えていたのは、この子(クーパー君)だったのね~。
甘えん坊でヤンチャなクーパーは、マネージャーさんが夜明けに紅茶工場へ向かう時、寂しくて泣き続けるそうです。
私はクーパーのなき声で、夜明けに一度目が覚めました。その後、二度寝してしまいましたが…。
クーパーのハウスは、キッチン入り口にあります。
いつもシェフと一緒のようです。可愛いですね^^
動物好きな私は、朝食後しばらくの間クーパーと遊んでもらいました。
次回、会う時は大きくなっているのだろうね。
(写真:100年も生きている大きなブーゲンビリア)
朝食後にマネージャーさんと、バンガローの庭と事務所や紅茶畑を散歩しました。
紅茶のこと、労働者のことやスリランカ家族の話まで歩きながらしました。
家族の話をすると、とても親近感を感じます。
なんでもない話ですが、私は心がリラックスしました。
バンガローの裏にある紅茶畑へたどり着くと、早朝から茶摘みが始まっていました。
急斜面なので立っているだけでも大変そうです。それなのに、茶摘みをしている女性たちはとても優しい笑顔で働いていました。
マネージャーさんが、プランテーションの女性たちに笑顔で何か話しかけていました。
今までマネージャーさんが労働者に話しかけて笑顔で話している場面に遭遇した事がなかったので、なぜなのだろう?この仲の良さそうな雰囲気は…。と、興味がわいてきました。
紅茶の葉の茶摘みの説明を教えて頂いた時に、マネージャーさんの手で紅茶の葉を摘まみ採って下さいました。
茶摘みの説明が終わると、その摘んだ葉を茶摘みの女性に大切そうに渡しました。
渡された茶葉を茶摘みの女性は、背負っている袋へ葉っぱを入れながらニコニコしていました。
「あ~、これだ!」
摘み取った茶葉を茶摘みの女性へ渡すと、ほんの少しでも仕事の助けになるものね。
そして1枚の葉を大切に扱うマネージャーさんです。
紅茶の花が隠れるように咲いていたので、 出来るだけ近くで花が見えるように見せて下さいました。
写真撮れた?と、確認までして下さいました。
小さな言葉の中にも、思いやりというか優しさの風が流れているのです。
これは、工場見学の後のことです。
ウバのバンガローでもアイスティーを淹れる機会をいただきました。
スリランカの社内で、タイカはアイスティーを淹れるようだと話が回っていたようです(笑)
すでに氷も用意されていました。
そういうことならと張り切りました!
バンガローのシェフに「ポットにお湯を入れるときは、高い位置から入れて下さい!」なんてことをお願いしました。
上の写真は、シェフがこのくらい高く?と、楽しそうに高い位置からお湯を注いでくれている風景です。
みんなの笑い声が厨房に響きました。
茶葉を蒸らしている間に、ティーシロップを作りました。
スリランカの人は、甘い紅茶が好きなので、紅茶シロップを喜んでくださいます。
(ウダプッセラワで確認済み笑)
アイスティーが出来上がったので、カップにティーシロップをよそって。
氷を入れて磯淵流のアイスティーの出来上がりです!
さあ初めてのアイスティーを飲んでみようか?とマネージャーさん。
なんだか急に緊張し始めました。
だって、工場の紅茶の味を決めるマネージャーさんに飲んでもらうのだから。
とんでもないことをしているような気持でした!
ウダプッセラワでも、マネージャーさんたちが試飲をして下さるこのタイミングが、死ぬほど緊張しました。
ティーシロップを入れたアイスティーを飲んだマネージャーさんから、最高の美味しいポーズをいただきました!
テイスティー!!!
あー、ホッとしたわ!
アイスティーを皆さんに飲んで頂いた後部屋で休んでいると、私たちのドライバーさんが「アイスティーをアレンジしてみたよ!どうだい!」と、持ってきてくれました。
アイスティーを通して、スリランカの人たちと交流を持てたことはとても良い記憶となりました。
ウバではマネージャーさんの思いやりに触れることが出来ました。
マネージャーさんは、炎天下で働く女性たちの負担を少しでも少なくしようと、いろいろ計画をしているようです。(ここではお話できませんが…)
バンガロー内にある事務所で働いている方、バンガローの食事を作る世話人、茶摘みをしている女性たち皆さん、とっても素敵な笑顔でした。
若い次世代のマネージャーさんの仕事への愛情を見せていただいて、スリランカの紅茶園(プランテーション)が、きっとこれから変わっていくのだなと希望の光を見たような気持になりました。
こちらの茶園の茶葉が、プライスレコードを更新している理由が分かったような気持ちになりました。
追伸
2023年クオリティーシーズンのウバは只今船便で日本に向かっています。
到着したらまたお知らせさせてください。
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お久しぶりです!
2023年紅茶専門店ディンブラ スリランカの紅茶園巡りの旅、今回は世界三大銘茶の1つウバ(UVA)地方を訪問しました。
ウバでも茶園のバンガローに宿泊させて頂きました。
茶園のマネージャーさんとは、紅茶の話だけにとどまらず、マネージャーさんと私の家族の話など沢山お話をして、とても充実した2日間になりました。
そして紅茶工場と茶園を訪問させて頂き、2023年クオリティーシーズンの茶葉の買い付けもしてきました。
私が訪問したのが2023年8月末でしたので、ちょうどウバ茶のクオリティーシーズンに訪問でき、とてもラッキーでした!
こちらのUVAの茶園では、今のマネージャーさんになってからクオリティシーズンの茶葉の生産で何度もプライスレコードを更新しているそうです。
今回は、バンガローから紅茶工場へ訪問し、茶葉のテイスティングをさせて頂いたブログになります。
どんなに美味しいUVA(ウバ)の茶葉に会えるか、紅茶工場を訪問する前からワクワクドキドキでした!
少しの間お付き合いください。
UVA(ウバ)は、スリランカの中央山岳地帯の東側に位置します。
標高1800m位の高地にある地域で、ハイグロウンティーになります。
ウバ茶にはクオリティシーズン(7月~9月頃)があり、その短い期間にできるウバ茶は刺激的な風味が独特で世界でも人気を集めています。
マネージャーさんの車で、バンガローからウバの紅茶工場まで連れて行ってもらいました!
車を降りると、プランテーションの子供たちと工場で働くスタッフの皆さんが、たくさん待っていてくれました。
私の足をプランテーションの子供が手で触り、ご挨拶が始まりました。
日本では体験しない挨拶なので、この行動に少し驚きで動揺してしまいました。
調べてみると、足を触るのは目上の人に敬意を表すヒンドゥー教の挨拶だそうです。
なんだか申し訳ない感じで、私まで一緒に途中までしゃがんでしまいました。
工場の入り口では、額に赤い色のビンディをつけて頂きました。
とても 神聖な気持ちになりました。
さっそく紅茶工場の中に入ります。
萎凋の工程です。
KANDY(キャンディ)の工場の萎凋工程と香りが違います。
とても青々しく、なんて言うのか爽やか系の香りでした。
マネージャーさんの細かい説明を聞きながら、香りのことばかり考えていました。
紅茶を作る工程の風景はさほど変わりがないのに、萎凋の段階から個性がでていることがとても不思議でした。
茶葉は育った地域で摘まれた時から香りが違うのだな~。
ここでクイズです!
紅茶工場の床にこのような穴が開いています。
油断して歩いていると落ちてしまいそうな大きさです。
紅茶づくりで工夫されたこの穴は何でしょうか!!!
これはヒントになってしまいます!
正解は!
ローリングマシーン(揉捻)の上に萎凋された茶葉が直接落ちるための穴です!
紅茶工場によって違いますが、なんとも効率の良い仕事になりますね!
感動ものです!
萎凋は2階で行われ、1階でローリングマシーンにかけられるということです。
とてもシンプル!
余談ですが、他の工場ではエレベーターのような機械で茶葉を運んでいるところもありました。
工場のテイスティングルームに入りました。
テイスティングルームに入った途端に紅茶のフルーティーな香りに包まれました。
マネージャーさんからスプーンを渡され、さあ!テイスティング開始です!
この工場のウバ茶は、葉が真っ黒に近く大き目なサイズです。
水色は真っ赤でとても深いカラーです。
私がどのお茶が好みなのか、いちいち風味の感想をマネージャーさん話しかけるので少し笑っていらっしゃいます。
紅茶のテイスティングは、もしかしたら、黙って静かにするものなのかもしれないと後で恥ずかしくなりました(笑)
私が気に入ってしまった茶葉をマネージャーさんにお伝えしました。
このお茶には新芽が多く入っているんだよ。とてもフルーティーで最高のお茶だと説明をしてくださいました。
私は即決で、このお茶を購入したいとマネージャーさんにお伝えしました。
ウバのクオリティーの特徴はといえば、メントールの独特の香りで刺激としばしば伝えられています。
しかし、自然に製造されたウバ茶は、茶葉の深い味と香りです。
鼻の奥に回ってくる香りが、青々しく深い爽やかさを感じます。
自然の香りなのでスーッと一瞬で消えてしまうものです。
いつまでも口の中に残らないので、もう一口飲みたくなるのだと思います。
ウバの中には、メントールの香りを強調するために着香しているものも存在するので注意が必要です。
3年前にウバ工場付近を通過すると強い香りで頭痛が起き、車から降りることが出来なくなりました。
なぜなのか不思議でしたが、後で人工的にメントールの香りをつけている工場が中にはあるということを知りました。
紅茶は嗜好品なので、お好みがあると思います。良い悪いと言いたいわけではありませんので、ご理解ください。
私は自然の香りのウバで育ったので、そちらの方が好みです。
今回買い付けをしたクオリティーシーズンのUVA(ウバ)茶は、人工的にメントールの香りをつけていない茶葉になります。
口の中で味を、鼻の奥で香りを楽しむことができます。
とても華やかなウバです。
私が感じた味は、メントールという表現ではなくフラワリー(何かの花のような)です。
直接紅茶工場へ行って茶葉のテイスティングをすると、美味しい紅茶に欲が出てしまうなと思いました。(欲張り)
2023年ウバは、ただいま船に乗っています。少し遅くてごめんなさいです。
日本に到着したらまたご報告させていただきます。
次回は、ウバのバンガローでの楽しい生活ブログです!
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2023年紅茶専門店ディンブラのスリランカの旅で、紅茶工場を回っていましたが少し休憩でスリランカの家庭にお邪魔しました。
翌日に一番緊張する仕事が入っていたので、落ち着きがない私をみていたドライバーさんが考えてくれたのでしょう。
私たちのドライバーさんが、奥様の手作り料理でおもてなしをしてくださったのです。
「うちの奥さんは料理が上手なんだ!」と、嬉しそうに教えてくださいました。
家に行くと、ランチ用にスリランカカレーとお菓子を作ってくださいました。
家の入口には水に浮かぶ白い花が、美しく私たちを迎えてくれました。
ドライバーさんの家に到着すると、奥のキッチンから甘く美味しそうな香りがしてきました。
奥様がカレー用のクレープのような生地を焼いています。
日本のクレープと同じような焼き方でした。
フライパンで火を少し通す程度に焼きます。
私たちの胃が疲れていることを労わって下さり、カレーもカレーリーフとココナッツミルクで作られたスープのような物でした。
カレーとスリランカのココナッツで作られたふりかけと一緒にクレープで巻いていただきました。
これが不思議な美味しさで、パクパクと何枚か食べてしまいました!
がっいている私たちの姿をドライバーさんが見て嬉しそうにしています。
「もっと食べて!どんどん焼くからね!」
久しぶりの食欲です(笑)
「はーい!ありがとう!本当に美味しい!」
この写真は、ドライバーさんの家のダイニングで大きな扇風機に当たりながら食事をしている時のものです。
美味しすぎてスプーンが止まりませんでした。
食後に用意されていたのが、スリランカ菓子の代表でもあるココナッツ入りパンケークです。
パンケークの生地はしっとりしてとても柔らかく、中にはとても甘いココナッツが入っています。
ココナッツの食感(シャリシャリ感)と、甘くてほんのり塩の効いたパンケーク生地は、紅茶ととても合いました。
そして、ドライバーさんの家庭でブレンドしたカルダモンティーを淹れてくださいました。
この紅茶がまたまた美味しくてたまらず、図々しい私は2度もカルダモンティーを淹れていただきました^^
お皿手前にあるお菓子は、 前日から作ってくださったトフィーです。
サクッと口の中で溶けて、甘すぎずとっても優しい味にうっとりです。
日本で食べるトフィーとの違いは、キャラメル感が少なく自然の甘味で口の中でスーッと溶けていきます。
一口でパクリと口の中に入れて、その後カルダモンティーを流し込むの繰り返しでした。
止まらなくてどうしようと思っていたら、奥様が白いペーパーに包んで下さりホテルで食べなさいと持たせてくださいました^^
このペーパーは、後で調べてみたらワックスペーパーなのですね。
普段から使っているようで、キッチンに大きなラップ状のペーパーがありました。
こちらはスリランカ菓子のドドルです。
私はドドルというお菓子を初めていただきました。
米粉とココナツミルク、クジャクヤシから作る蜜(ジャガリ)を3時間くらい煮詰めて完成するお菓子です。とても手間暇かかるお菓子です。
ドドルはプルンプルンしていて、日本のういろうや蒟蒻ゼリーのような食感でした。
とても滑らかな食感のなかに、カシューナッツがカリカリとはいっています。
脂っぽさがなく自然の甘さで、とても私好みのスリランカ菓子でした。
すっかりお腹がいっぱいになり、庭に出て植物や野生の動物を観察しながらゆったりとした時間を過ごさせて頂きました。
近所の人も飼い猫と一緒に遊びに来てくれました。
私の住む日本に限っては、あまりこういうことがないで親戚なのかなと思っていたら隣の家の娘さんが猫を連れて挨拶にきてくれたのです。
猫ちゃんも「この人たち初めて見るわ!」と言っているような…笑
もちろんですが、本当の親戚も集まって下さり初めてお会いしたとは思えないほど楽しい時間を過ごさせて頂きました。
久しぶりに優しい人たちに触れあって安堵の気持ちになりました。
奥様の手料理から、ドライバーさん家族の優しさを感じました。
念願のスリランカのお菓子を作っていただきパワー全開になりました。
スリランカの手作りお菓子と紅茶をいただきながら、会話をしたり大笑いをしたり思い出に残る素敵な時間でした。
そして翌日。
本社へ行ってCEOにお会いした時「タイカサン?待っていました!会いたかったです。日本語少し勉強しました!大丈夫かな?」と話しかけてくれてました。
感動した私はオフィスのドアを開けた途端に、両手を前に出して小走りしながらCEOの名前を呼んで抱きついてしまいました。(緊張していたのはどこへ)
今までにないスリランカの人々の温かさに触れることが出来ました。
紅茶の仕事ができてとても幸せだなと心の中で思いました(*^^*)
まだまだスリランカ紅茶の旅は続きますのでもう少しの間お付き合いください。
それでは!
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紅茶専門店ディンブラ2023年スリランカの旅、今回はキャンディ(KANDY)の紅茶工場へ行って来たお話です。
紅茶製造で味の決め手となる最も大切な工程を学びました。
そして、紅茶工場マネージャーさんのバンガローでのイレブンジスティーと昼食の様子になります。
少しの間お付き合いください^^
まずは、キャンディのバンガローで紅茶工場(畑)へ行く前のティータイムです。
生まれて初めての「イレブンジスティー」です。
イレブンジスティーとは、昼食前の午前中に気分をリフレッシュさせるためのティータイムです。(小腹がすいた時にいただくティータイム)
カタカナで表示するとしっくりこないですが、午前11時頃のティータイムのことです。軽く短い時間でいただきます。
朝食をいただいたばかりなので、お腹に入るかどうか少し心配でしたが、とても美味しく夢中になって頂いてしまいました。
キャンディでのイレブンジスティーは、塩気の効いたレタスのシンプルなサンドウィッチと、フレッシュで青々としたセイロンティーの味がたまらなく美味しかったのです。
(レタスとチーズのサンドウィッチ)
これが、紅茶の世界でよく使われている「ペアリング」という言葉なのだろうと思いながらいただきました。フードと紅茶の相性がとても良いです。
う~ん!美味しい!
感動していると「タイカサン、そろそろ紅茶畑へ出発するから車に乗って下さい。」と、遠くからマネージャーさんの声が聞こえました。
キャンディの紅茶工場では、発酵について詳しく教えて頂きました。
上の写真は、萎凋の後のローリング(茶葉を揉む)工程です。
柔らかくなった紅茶の葉をマシーンにかけてローリングしていきます。
30分くらい機械にかけていきます。
ローリング前と後の茶葉の様子です。
色も形も変化しています。
茶葉はよれてコンパクトになりました。
この後、機械でほぐしてふるいにかけていきます。
最も重要だと教えて頂いた発酵作業の様子です。
キャンディの工場では、 床の上に10cmくらいの高さに均一に広げていきます。
「 タイカサン、発酵で紅茶の味が決まります。
発酵を止めるタイミングがとても重要な工程です。
発酵で紅茶の旨味やフルーティーな香りが出ます。
よく見てください。表面が赤い色に変化して紅茶らしくなってきていますよ。」
発酵の温度と湿度は最も重要です。
表面と中の温度は違います。
私が紅茶の表面を見つめていると、工場長さんが発酵している紅茶に手を入れて温度を確認してごらんと仰るので、遠慮なく茶葉の中へ手を入れて温度を確認してみました。
「うわ~温かい。お風呂よりはぬるい感じです。」
その日の天気の状況で発酵を止めるタイミングを決めるそうです。
茶園の紅茶の味が決まるので、とても重要な工程になります。
この時点で、紅茶からフルーティーな甘い香りがしてきました。
工場で勉強の後は、茶葉のテイスティングです。
こちらの工場の茶葉は、グレードが違ってもどれも甘い香りがしました。
例えて伝えると、グレードの違いで甘さの違いは蜂蜜の種類が違うという感じです。
あ~、言葉のボキャブラリーが少なく反省です!
バンガローに到着すると、フレッシュジュースを作ってくださいました。
マンゴーとライムのジュースは、暑さで疲労した体をリフレッシュしてくれます。
美味しすぎる!
マネージャーさんのバンガローのダイニングに入ると、テーブルの上いっぱいのご馳走が並んでいます。
美味しいものを目の前にすると、ニコニコしている私たち(^^;
ランチメニューは、
カラフルな野菜を使ったサラダや、スパイスでソテーされたフィッシュ、チキンです。キャンディのバンガローでも「ノーチリ」でした。
私たちがスパイシーでヒーヒーするほどの辛さに弱いことが伝わっていました。
ノーチリなので、とても食べやすく美味しくいただきました!
スリランカでは、子供が食べるレベルの辛さだそうです(笑)
このデザートが抜群の美味しさです。おかわりしちゃいました!
ひと言でいうとヨーグルトゼリーのような感じです。
スリランカではなんていう名前のデザートなのかな?
スパイス味の後に食べると、口の中が落ち着くデザートでした。
ごちそうさまでした!
もともと、発酵の時間の長さで味や香りが変わることは知っていましたが、今回実際に手で触って発酵中の温度を確かめられたこと、そして毎日とれる茶葉の状態によって発酵時間を一分一秒変化させて手間をかけて製作している人たちの熱意に感動しました。
キャンディでお世話になったスリランカの皆さん、ありがとうございました!
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2023年スリランカの旅の目的の一つに、セイロンティーの七大産地の一つである、ウダプッセラワで美味しい紅茶を探すことがありました。
なぜなら紅茶専門店ディンブラでは、まだウダプッセラワ地域の紅茶がなかったからです。
私(磯淵泰果)が、紅茶専門店ディンブラを継いでからいくつかのウダプッセラワを試飲していましたが、現地に行かないことには分からないなと言う事となり輸入が出来ていませんでした。
ウダプッセラワはハイグロウンティーで、ウバとヌワラエリヤの中間にありとても小さな地域になります。
とても小さな地域なので、美味しいく気に入った味を探すことは難しく感じていました。
スリランカの現地へ行き、初めて美味しいと思えるウダプッセラワの紅茶を見つけることができました。
工場見学をしながら、マネージャーさんに紅茶について学んだこともあります。そのことも書いていきたいと思います。
今回はできたて茶葉を購入させて頂き持って帰っていました!
日本の水で淹れて美味しかったら皆さんにも飲んでもらおうと思っていました。
詳細は後ほどご報告いたします。ブログ後半です(*^▽^*)
少しの間お付き合い下さい。
これは「萎凋」です。
摘み取ったお茶の葉の水分を半分くらいまで飛ばし、次の作業のローリングをしやすくします。
風を通してしおらせています。
茶葉の寝床に送っている風を体で感じさせていただきました。
3年前に訪ねた工場では、見学するだけだったので驚きの体験です!
「わー!風を感じます!」と言うと。
「茶葉をこうやってたくさん掴んで香りを確認しなさい。」と、マネージャーさんに教えてもらい、思い切って奥の方から萎れる途中の茶葉をすくって香りを嗅いでみました。
この過程では葉っぱではなく、香りがほんの少しだけお茶の香りになってきています。
手に取って触って、香りを嗅いで、初めて知った感覚でした。
この工程(萎凋)も、その日の天気や気温によって調整していくそうです。
「テイスティングをするときには、香りと味をみるだけでなく茶葉の色もよく見るんだよ。光に当てて、こうやってね。タイカさん見てみなさい。」
お湯を注ぐ前の黒い茶葉と違って、茶色、黄色、赤い色さまざまなカラーが見えました。
「テイスティングするときは、茶葉をこのように思い切ってばらまき茶葉の形をよく見るんだよ。茶葉を触って固さもみるんだ。タイカサン、茶葉を触ってみなさい。」
紅茶の香りと味、水色(すいしょく)はもちろん見ていたのですが、茶葉を広げて触って見ることを初めて学ばせて頂きました。
もう新しく学べることに、ワクワクします!
さあ、ティスティングだよ。
マネージャーさんのテイスティングが終わり、真似をしながら味を確かめてみました。
マネージャーさんは、私のぎこちないティスティングを横で微笑みながら見守ってくれていました。
マネージャーさんがティスティングカップの中の水色(すいしょく)を見ながら、「良い茶葉はイエローリングがカップの淵に現れるんだよ。」と、教えてくださいました。
「ゴールデンリングと日本では聞いていたけれど、スリランカではイエローリングと言うのですね?」
紅茶の品質が良いとイエローリング(ゴールデンリング)が現れます。
イエローリング(ゴールデンリング)は、ハイグロウンのウバ茶によく現れ楽しむことが出来ます。
タンニン、フラボン色素をたっぷり含み、味、香り、水色のバランスが優れている上質の紅茶であることを示しています。
セイロンティーを頂く時の楽しみの一つにしてみてはいかがでしょうか。
ティスティングと紅茶工場でのお勉強の後は、マネージャーさんとジャスミンの花で遊びました。
時々、このジャスミンを使ってブレンドティーを楽しんでいるんだよと教えて頂きました。
甘い香りのジャスミンを私の手のひらいっぱいくださいました^^
スリランカのお父さんみたいにとても温かさを感じました。
今回購入した UDAPUSSELLAWA(ウダプッセラワ)は、標高1900mで生産されている茶葉です。
8月末のスリランカ紅茶の旅の、ウダプッセラワの紅茶工場で出来立てを購入し持ち帰った茶葉です。
購入したウダプッセラワのクオリティーシーズンは、7月から9月とお伺いしました。
なので、クオリティーシーズンに入手できました!
こんなにマストで新鮮な紅茶は滅多に入手できません。
とても華やかでフラワリーな味、心地良い渋味と青々しい香りです。
ブラックティー、ミルクティーどちらでいただいても抜群の美味しさです。
スリランカの紅茶工場で飲んでいる新鮮な味の世界をお楽しみ下さい。
持ち帰りした茶葉なので、ものすごく少量入荷となります。
販売開始:9月22日(金)20:00 スタートです!
売り切れ次第の終了とさせていただきます。
ご了承下さいませ。
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こんばんは!
今回のスリランカ旅での宿泊先は、紅茶工場のバンガローにお世話になりました。
バンガローで紅茶工場のマネージャーさんと食事をしながら、紅茶やスパイス、ハーブの話をした事は、ても貴重な時間となりました。
紅茶の話になると私は興奮気味になります(笑)
紅茶のメニューから紅茶専門店ディンブラのこと、どういう味の茶葉が好きなのか、もう話は止まりません。(ただし、英語なので全てをお伝えすることは難しく、ジェスチャーもかなり入っていきます)
興奮気味のときに、日本の夏はアイスティーをよく飲むことを話しました。
結果、紅茶の味を決めるマネージャーさんに「アイスティー作りたい!」と言ってしまったのです(^^;
いや~後から考えると、本当に図々しいですよね!
図々しいお話に、お付き合いくださいませ。
食事前に、バンガローの中に飾られている装飾品の説明をして頂きました。
上の写真は、確か大昔のキャンディの風景だったと思います。
バンガローは、100年以上前に建てられたものです。
建物も、家具も全てアンティークです。
現在進行形で使用しています。
飾るだけでなく大切に使い続けているところが格好いいですよね!
さて、昼食の準備ができたからいただきましょう!と言う事になりました。
「ノーチリ!」と、こちらのバンガローでも気を使わせてしまいました。
フライドチキンやサラダが中心のお料理をたくさん頂きました。
食後のデザートは、庭園散策の後にすることになりました。
庭園でなんと!
バンガローから見た美しい風景です。
高地にあるので、とても心地良い空気が流れていました。
「タイカサンこの木、なんだかわかる?」
完熟した赤い実を取って見せてくださいました。
ふーんと、首をかしげていると。。。
「コーヒーの実だよ。よく見てみなさい。」
あら?これはもしかして!
スリランカが紅茶の国になる前の珈琲栽培の名残でしょうか?
この後に宿泊させて頂いたバンガローでも、珈琲の木がありました。
紅茶専門店ディンブラの店のマークも象なので、「I LOVE ELEPHANTS」とマネージャーさんたちに言ってしまったら...。
「庭に象がいるから乗ってみなさい。」と笑いながら言われ、乗っている写真になります(笑)
マネージャーさんたちも、爆笑していましたww
この象さん、お店に欲しいな…
「タイカサン、さてとアイスティーを淹れてもらおうか。アイスティーを淹れるのに必要な道具は何かな?」と聞かれました。
「長いスプーンとポット、氷です。」と答えました。
そしたら、マネージャーさんたちが慌てて長いスプーンを探し始めました。
どれがいい?
もうマネージャーさんたちは、ソワソワしています^^
あっという間に、氷とお湯を用意してくださいました。
スリランカでは貴重な氷を使わせて頂いて、紅茶を急冷しアイスティーを淹れました。
茶葉を15分蒸らすこと、急冷をすることを説明させていただきました。
これはどういうことなんだ?と、不思議そうにされていました。
「アイスティーは冷蔵庫で保管するの?」と、質問されたので、
「冷蔵庫に入れるとクリームダウンを起こすので、冷蔵庫には入れません。」と答えました。
すると、マネージャーさんんが物凄い素敵な笑顔で「そうだ!そのとおりだ!」とおっしゃいました。
もうマックスで嬉しくなりました!
この後、砂糖を入れないで飲むのか聞かれたので、ついつい調子に乗ってしまいキッチンを使わせていただければティーシロップを作ります!なんてことを言ってしまいました。
紅茶を作っているマネージャーさんに、本当に図々しいですよね(^^;
さあ~!全員でキッチンに移動です!
キッチンのコンロを貸して頂き、ティーシロップを作っているところです。
みなさん物珍しそうに見守ってくださいました。
キッチンでワイワイ!です。
アイスティーにティーシロップを入れて飲んで頂いています。
「テイスティー!」とため息混じりの表情で、親指でイイネ!していただきました。
父(磯淵猛)のアイディアであるアイスティーと、ティーシロップをスリランカの紅茶工場のマネージャーさんに飲んで頂けるなんて涙が出そうなくらい感動しました。
店と同じ道具が無くても、皆さんの楽しい雰囲気で美味しいアイスティーを淹れることができました。
アイスティーを飲み終わり、ダイニングへ戻るとスパイスやハーブの話になりました。
マ:「ブレンドティーは、タイカサンの店にある?」
私:「はい、数種類あります。私は、ブレンドティーを開発することがとても好きです。」
マ:「スパイスは何を使っている?どこの国の物かな?」
私:「スパイスは全てスリランカの物を使っています。」
マ:「マサラとか使う?」
私:「マサラティーのブレンドも作っています。車の中にあります。」
マ:「Wow!」
私:「持ってきます。飲んでみてくれますか?」
マ:「もちろんだよ!」
ということで、またまた調子に乗り紅茶専門店ディンブラのマサラ先生のマサラティーを飲んで頂く事になりました。
スリランカの水は硬水です。
日本の軟水で淹れる紅茶と、どのくらい香りと味、水色(すいしょく)が違うのでしょうか。
スリランカでもお湯を高い位置からポットに注ぎ、茶葉が浮くかどうか確認して淹れました。
紅茶工場のマネージャーさんのカップにマサティーを注ぐと、急にテイスティングが始まりました。
飲む前にずっと香りをかいでいらっしゃいます。
その後、茶葉をテイスティングのと同様にシュッ!シュッ!と、音をたて口の中で紅茶を転がして味をみられていました。
その間、私はものすごく緊張しました!
2人のマネージャーさんたちが目を合わせながら
「香りと味が良い!グッドスメル!砂糖を入れなくても甘く感じる。」と仰ってくださいました。
私は、緊張がほぐれてお礼を伝えました。
今回のスリランカの旅でどうしても行きたかったウダプッセラワへ行き、マネージャーさん方に大変お世話になりました。
紅茶のプロ中のプロ、マネージャーさんにアイスティーを飲んで頂いたり、図々しくもオリジナルマサラティーを飲んで頂いたり、貴重なお時間をいただきました。
スパイスティーには、砂糖を少し入れるともっとスパイスの香りが強く感じるよと教えて頂きました。
私も同感だったので、とても嬉しいかったです。
一杯の紅茶から、楽しい会話がうまれました。
世界中共通なのだなと心の中で温かいものを感じる時間が過ぎました。
次回は、UDAPUSSELLAWA(ウダプッセラワ)の紅茶工場巡りのお話と、現地からお届けものです!
続く...
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今回は、これまで生きてきて最も根性を出して宿泊した忘れもしないお話しです(笑)
スリランカでは、お世話になっている会社の各地域の茶園のマネージャーさんがお住まいのバンガローに宿泊させて頂いていました。
夕飯、朝食、庭園の散策などしながらマネージャーさん家族とも楽しく過ごさせて頂いておりました…が…!しかし!
史上最大の恐怖の夜は、突然やってきました!
しばらくお付き合いくださいませ(T ^ T)
ディンブラの古木(こぼく)を見た後、当然元いた紅茶工場へ1度戻るか、そのまま次の目的地へ行くものだと思っていました。
しかし…
山奥で車が停車しました。
途中休憩ね!運転も大変だしね!
外の空気吸ってこよう!なんて思って全員車から降りたのです。
おー!
切りっぱなしの木だけで作った階段がある!
長〜い!
なんて思って眺めていたら。
「タイカさん、私たちは今日はここでお別れです。オーケー?」
「ん?なに?」
「大丈夫!ドライバーの◯◯が1階に泊まりますから。オーケー?」
「オオーケー!」と、口から出てしまった!
この時、はっきり意味が分からなかったんです。
キョロキョロしていると、ドライバーさんが「今日必要な荷物だけ車から下ろせば大丈夫だよ。」と言ってきました。しかも優しい顔で笑いながら…フフ
え!私たちは今夜ここで過ごすの?
( 一般のホテルでいうとホテルロビーへ向かう道でございます!)
階段の奥に人間が泊まれる場所があるのか、急に不安になってきました。
どんどん荷物は下に運ばれていきました。
マネージャーさん達にも私が不安になったことが伝わったのか、物凄い笑顔でお別れの挨拶しにきました。
オーケーじゃなくて、泣いて嫌がれば良かったかも…と後悔していた姿です(笑)
こんな時に根性なんて見せるんじゃなかったかな…
そういえば、ディンブラの古木の茶畑の奥に美しいジャングルと川があるんだよと教えてくれて、一緒に眺めていたマネージャーさんでした。
この川が繋がっていたらしいです。
その時は感動して写真撮影しちゃってたけど、予告だったのかな?
上の写真は、その時の物です!
しばらく頭の中がグルグルしました。
何が起きているのか理解不可能です( ; ; )
きっと何か体験して欲しいからここを選んでくれたんだと、まだお会いしていないディレクターさんの顔を想像しました。
そう、今回の宿泊は全てディレクターさんのお計らいだったので、なにか意味があるに違いないのです。
前向きに楽しむぞ!と、スタッフ達とも頭を上下に振りながら誓い合いました!
バンガローの部屋は2階に2部屋ありましたが、シャワールームには窓ガラスがなく、木の棒だけです(笑)
もう虫が入ってくる!虫だけじゃないく蛇かも!
はい!ベッドです。
虫さんだらけなので蚊帳が用意されていました。
ここで眠れるのか?不安でいっぱいです。
なぜなら、2週間前にブラックジャガーが水を飲みに川へ降りてきたんだと聞いたからです(涙)
ブラックジャガーが喉渇いてないと良いけど…
シャワールームからブラックジャガーも入れるでしょ?
スタッフと、明日の朝までどう過ごすか語り合っている姿です。
とにかくお日様があるうちは、外に出ようということになりました。
ツリーハウスの目の前は、本当に美しい川が流れています。その奥が色々な動物がいるジャングルです!
私たちが落ち着かない様子なので、ドライバーさんが川へ降りて来てくれました。
「ここは、1番素晴らしいバンガローだよ。私が1番好きな場所だ。子供の頃ルフナのこのような場所で育ったんだ。」と、嘘のない笑顔で話し始めてくれました。
ドライバーさんがスリランカの地図を持ってきてくださり、スリランカの紅茶の地域や危険地帯の説明をしてくださいました。
川の石の上は岩盤浴のように温かく、ドライバーさんの愉快な話で次第に私たちの心も体もリラックスしていきました。
こんなポーズまでとれるほどリラックス(笑)
日が落ちる頃まで石の上で過ごしました。
バンガローなのでお料理人さんも来てくださいました。
結果ツリーハウスでのお食事は、とても美味しかったのです。
写真奥が3畳くらいのキッチンになります。
水道は川の水を汲み上げ、そのまま地面に流れていました。よく分からないけどそんなものです笑
こちらで食事をいただきました。奥に窓がありますが、手前は川に筒抜けで壁もありません(笑)
夜になると灯りを求めて虫さん達の集会所です!
コックさんが「ノーチリ、ノーチリ」と言いながら食事をご提供してくださいました。
スリランカへ入国して数日経ったので、この頃になると私たちが辛いものを少量しか食べる事ができない事を、各バンガローに伝達されていました。
挨拶のように、ノーチリと言われてとても申し訳ない気持ちになりました。
日本のスリランカレストランで食べるカレーより、スリランカ家庭のカレーは辛く感じます。スリランカカレー大好きなので、もう少し大人になりたいものです(・_・;
豚肉のカレー風味ソテー、じゃがいものカレー風味ソテー、ダールカレー、何かの野菜。
豚肉が野生的でとても美味しかったですよ!
テンション上がりました!
ツリーハウスでも変わらないのが食後のティータイムです。
川の音を聞きながらの砂糖たっぷり甘い紅茶の味は格別でした!
ツリーハウスでは眠れるのかとても心配でした。
早く朝になることばかり願っていました。
同行したスタッフは、怖いのでベッドの上にいろいろ敷いて座ったまま寝たそうです。
私はというと、服を着たままダウンコートを着てフードを被り、横になった途端に朝になっていました(笑)
日本に帰国して思うことは、どの環境で生活していても、紅茶を飲むと楽しい会話が生まれることを発見しました!
紅茶は絶大な力があるんだな〜!
日本で生活しているとこんな大自然に身を置く事がないので、とても貴重な経験をさせていただいた事に感謝です。
もう一度宿泊したい、とは言えませんが(^^;
次回は、KANDY(キャンディ)の紅茶工場のお話です。
続きます!
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2023年紅茶専門店ディンブラが買い付けをしたセイロンティーのDimbula (ディンブラ)クオリティーシーズンの古木をどうしても見たくて、スリランカの山奥まで行ってきました。
買い付けをする時はスリランカから送られてきた茶葉をテイスティングします。
数カ所の茶園のディンブラをテイスティングしていたら、香りと味がとても深く素晴らしい茶葉に出会えました。それが種子から育てられた100年前から生育している古木のディンブラだったのです。
テイスティングが終わり、スリランカへ連絡した時に、選んだ茶葉は種子から育てられた古木のディンブラという事を知りました。
種子から育てられた紅茶の木、古木、全て初めてのセイロンティーだったのでとても興味がわきました。
私はいつか近いうちに必ず、その紅茶の木を見に行きたいと強く思っていたことが今回実現しました。
スリランカのディンブラ地方はとても広い範囲です。
今回は、ウバから入ってヌワラエリヤの街を通り過ぎ、どんどん奥地に車を走らせて向かいました。
上の写真は、通り過ぎたヌワラエリヤの街の一角です。
ディンブラの茶園のバンガローへ宿泊させていただき、そこから紅茶工場のマネージャーさん2人の車の運転で1時間ほど走った山奥に入って行きました。
かなり奥地まで行くと、マネージャーさんが車の窓を開けて「この辺りから100年前の古木だ。」と、崖っぷちに生育している紅茶の木を指差し教えて下さいました。
私は、普通の茶の木と古木の違いを見分けることが困難で、その違いを聞いてみました。
普通の挿し木で育った紅茶の木の根の長さは、約2フィート(約60cm)だそうです。
古木の種子から育てられた紅茶の木の根の長さは、約6フィート(約182cm)だそうです。
おー!生命力が素晴らしい!
古木の種子から育てられた紅茶の木の根が長いので、土の中のミネラルをたっぷり含んだ茶葉が育つそうです。
土のミネラル成分の違いで、いろいろな個性ある茶葉が生まれるそうです。
「だから、種子から育てられた紅茶の木からは面白いものが作られるのだよ。香りも味も最高だ。」と、マネージャーさんが笑みを浮かべて教えてくださいました。
一方、挿し木の紅茶の木からは同じ味の茶葉ができるそうです。
なるほど、土の栄養分が茶葉の味になるのですね。
種子からの紅茶の木の根は、挿し木の根より太くゴツゴツして、たくましく見えました。
「タイカさん、これはなんだか分かる?」とマネージャーさん。
「えー?アボカドのミニチュアみたい。」
マネージャーさんの手のひらの上にある物は、紅茶の木の種子です。
殻の中に種子が入っているのです。
驚いたのが、この種子は挿し木で増やした紅茶の木にはできないそうです。
種子から育てた茶の木にしかつかないって初めて知り驚きました。
挿し木にも花は咲いているのに不思議ですね。
下の写真は、古木の紅茶の花です。
私にはとても愛おしく見えました^ ^
山の奥で育つ古木の茶の木です。側にはとても美しいジャングルと川がありました。
タイカさん、古木の木の新芽を是非食べてみて!と言われ、私はそーっと口の中に生の新芽を入れてみました。
食べるというより恐る恐る新芽を噛みちぎり、味わってみました。
どこかで食べたことがある風味だな〜。あ、スダチの様な柑橘系の味です。
これがミネラルたっぷりの紅茶の葉の味なのですね。
とても感動しました!
2023年スリランカの紅茶の旅の目的の1つでる、セイロンティーディンブラの種子から育てられた古木の木を見るということが達成できました。
なによりこんなにも、種子から育てられた紅茶の木のたくましさを知るとは思いませんでした。
100年以上生きる事ができる木は、選び抜かれたたくましさがあるのですね。
途中、枯れ果てた茶畑もあったので余計にそれを感じました。
紅茶専門店ディンブラに入荷している2023年クオリティーシーズンのディンブラを飲む度に、スリランカのこの風景とマネージャーさんに教えて頂いた紅茶の話を思い出すでしょう。
そして紅茶には、これから私が知ることができる神秘的な世界がたくさん待っているのだと思うとワクワクしてきました!
今回は、想像以上に険しい山岳地帯に入って行きました。
車幅しかない赤土の道をずっと車を走らせ連れて行ってくれたマネージャーさん、関わってくださった全てのスリランカの方々に感謝です。
この後、山の中の奥地で車を降ろされ、最大の恐怖を味わう夜が待っているとは…(笑)続きます!
]]>こんにちは!
紅茶専門店ディンブラ2023年夏は、キーンと凍らせた「サングリティー」が新登場です。
今年の夏は猛暑中の猛暑ですね!
外出時に少しでも心地良くなれないかと考えてみたのが、サングリティーです。
江ノ島・鎌倉散歩のおともにいかがでしょうか。
サングリティーは、紅茶専門店ディンブラでテイクアウトのみの販売になります!
紅茶専門店ディンブラ初の凍らせたアイスティーです。(他でも見たことはありませんが…。)
フルーツティーの中には、柑橘系のフルーツとブルーベリー、ほんのりワインを入れています。
分かりやすく表現をすると、サングリア風のアイスティーになります。
フルーツの甘酸っぱさとアイスティーでパワーアップできます!
江ノ島、鎌倉を散歩しているうちに凍ったサングリティーは解凍されます。解凍されたサングリティーは、下の写真になります。
凍っているときはクリームダウンしたような水色(すいしょく)になっていますが、解凍されると綺麗な色のアイスティーに変化していきます。
〇凍っている間は、体のクールダウンにお使いください。散歩中の火照った頭などにあてると冷たくて気持ちが良いことでしょう^ ^
〇サングリティーのボトルには、内蓋がついているのでとても使い勝手がよいです。空っぽになったボトルは、通勤や通学のカバンの中に入れて何度でもご使用ください。
2023年夏の暑さが和らぐまでの販売になります!
終わりが近くなりましたらお知らせさせていただきます。
紅茶専門店ディンブラは、旬のフルーツに合わせて突然メニューの変更があるのでお客様によく質問されます…本当にすみません。
凍っている時は冷えピタのように使いながら、江ノ島散歩をお楽しみ下さい。
半解凍でボトルを振りながら飲んでも美味しい!
全解凍でまったり飲んでも美味しい!
ティーカクテルのような大人のサングリティーです。
アルコールが入っているので、お子様への販売はしておりません。
年齢をお尋ねする場合がございますが、ご了承下さいませ。
それでは!
]]>こんばんは!
今年もやってまいりました!
紅茶専門店ディンブラ特製、マサラ先生の濃厚プリンがテイクアウトでもご利用できるシーズンになりました。
夏季限定なので、2023年も7月29日土曜日よりお楽しみいただけます。
ご来店のお客様に度々質問されることがあります。
マサラ先生はどこにいるんですか?とか、マサラ先生は誰ですか?
父の写真を見て「マサラ先生じゃない?」と、呟いているお客様もいらっしゃいます。
以前もお伝えしたかと思いますが、江ノ島ディンブラのマサラを大切にしている気持ちから、先生と呼び始めました(^^;
簡単に言えば、江ノ島ディンブラのマサラのあだ名です。
さて、マサラ先生の濃厚プリンの味を一言でいうと「おとなの味」です。
マサラミルクティー(チャイ)をかなり濃く淹れておりスパイスが効いています。
そこに大人らしく、ラム酒を香らせています。
あまりにも大人になってしまうので、甘いミルクソースをトッピングして召し上がっていただいております。
食感は、ぷるぷる食感のプリンです。
大人なのだけど、いつまでも甘えていたいそんなあなたに食べて頂きたい紅茶専門店ディンブラ特製プリンです^^
当店はご購入時に保冷剤をご提供させていただいておりますが、お持ち帰り用に保冷バッグをご持参くださいませ。
持ち歩きのお時間は、1時間以内になります。
また複数個ご購入希望の場合、
ご購入前日までに、お気軽にお電話にてご予約下さいm(_ _)m
【電話番号】0466-26-4340
【営業時間】11:00~19:00 (混雑時は出られないこともあります)
【定休日】火・水
お持ち帰り時間が長くなってしまうお客様に、便利なオンラインショップをご用意しております。
それでは!
]]>こんばんは!
2023年7月15日で、紅茶専門店ディンブラが江ノ島へ移転して3周年記念となります!
そこで、7月13日(木曜日)〜15日(土曜日)までの3日間、感謝の気持ちを込めてイベント開催させていただきます。
今回は、店舗ご来店のお客様と遠くてお越しいただけないお客様にそれぞれのプレゼントをご用意致しました!
店内ご飲食または、茶葉のご購入でお会計時に
『くじ引き大会』でお楽しみください!
⬜︎1等…紅茶専門店オリジナルティーポット
⬜︎2等…紅茶専門店ディンブラワッフルセット券
⬜︎3等…紅茶専門店ディンブラスコーンプレート券
⬜︎4等…茶葉10g
お買い物1500円以上対象になります。
10%割引きでお買い物ができます。
お買い物条件は以下です。
⬜︎7月12日(水曜日)からInstagramのストーリーズにて、 クーポンコードを流しますので、そのクーポンコードをコピーしてオンラインショップでお買い物の決済時にクーポンを貼り付ける箇所がございますので、そこに貼り付けをしてご発注ください。
なんとか無事に3周年を迎えることができます。
3年前の7月15日は、コロナで世の中がとても緊張していました。
世の中の誰もが経験したことのない制限された3年間でしたね。
紅茶専門店ディンブラも本当は3年前の3月にオープンする予定でしたが、コロナウイルスの流行により店舗の工事や茶葉の到着など何もかもが遅れてしまいました。
準備がなかなか進まなかった頃、一組のお客様が茶葉を買いに来てくれたのを今でも鮮明に覚えています。↓入り口もまだこんな感じの頃でした!
そのお客様が『お父様のお店をつないでくれてありがとう。リニューアルオープンする日を楽しみにしてるわ!』と笑顔で言ってくれた時に、父がつないでくれた意思を継いで良かったと思うのと同時に、ここからが始まりだと思いました。
スリランカから茶葉の到着が3カ月以上かかり、一番最初は店舗内で100gパックに手作業で入れ替えたりしていました。最初の輸入量はとても少なかったです。
2020年の7月15日にやっとこさっとこ準備が整い、コロナ禍でリニューアルオープンをすることができました。
最初のころはスタッフを含めて全員の導線が悪く、ドタバタの中で営業していました。
なので、その頃にお越し頂いたお客様からしたら、なんだか落ち着かない店だと思われていたかもしれませんね(笑)
たくさんのお叱りを受け、父と比べられましたが…
正直言って、あの頃の記憶は残っていません!すみません!!
分からないことだらけで毎日必死でした!
その時はさすがに落ち込みましたが、3日経つと忘れるポジティブ思考なので、現在もスタッフ一同笑いの絶えない日々を送っております(笑)
これも、楽しいお話をしてくれるお客様や、つらい時はいつでも応援してくれてくださる大学の先生、そして今も一緒に商品開発をしながらお店で元気に働いてくれているスタッフたち。スリランカでも新たに知り合た人々、そして家族や関わってくださる全ての方の笑顔だけが頭の中の記憶に残っています。
私一人の力ではできないたくさんの方々の力のおかげだと思います。
3年間を思い出すと、毎日が修行中でした。
今もこれからもずっと修行です。
でもこの修業が楽しいと思えるのです。
いっぱい書きたいことがあるのですが、長くなりすぎてしまうので
今日はここらへんでやめておきます(笑)
お知らせしておきたかったのは、3周年イベントやります!と言う事です!
お楽しみに!(^^)!
これからの紅茶専門店ディンブラも何卒よろしくお願い致します。
]]>こんばんは!
2023年新茶ルフナは、昨年同様にBOPタイプとFBOPタイプの2種類入荷致しました。
紅茶専門店ディンブラでは、江ノ島に移転してからルフナの人気が急上昇です!
ミルクティーに合う紅茶でルフナを紹介させていただいておりますが、「ルフナってなに?」と度々質問されます。
世界三大名茶のUVA(ウバ)や、飲みやすさでダントツ人気のDIMBULA(ディンブラ)などに比べると、まだ認知度が低そうな雰囲気を感じます。
なので、とても簡単にルフナについてお話したいと思います。
ルフナはスリランカの南に位置します。
ルフナとはシンハリ語で「南」という意味です。
標高は200~400mローグロウンで、スリランカで最も低い位置ににある紅茶の産地です。
ルフナ地域はとても広いので、近年ルフナとサバラガムワ地域に分かれました。
ルフナの北部がサバラガムワになります。はっきりここからというわけではなく曖昧っぽいです。
2023年紅茶専門店ディンブラで輸入したルフナは、正確にいうとサバラガムワ地域の茶葉を輸入しています。「ルフナ」と呼び、慣れ親しんでいるので、今のところはルフナと表記しています。
好きな味のルフナに出会えたときに、ルフナとサバラガムワに分かれる予定です。
そして茶葉が少し大きく黒いのが特徴です。気温が高い地域なので、葉も大きく成長するからです。
茶葉は黒くハイグロウンの茶葉より大きいです。チップも含まれています。
甘さの中に深い香ばしさがあります。水色は赤褐色です。
キレが強いスモーキーなフルボディのルフナです。
ミルクティーにとてもおススメです。
(写真にスマホが写っていて失礼いたしました(^^;やってしまった!)
BOPと比べてみると、葉のサイズがやや長く大きいです。
葉の中身が締まっていて少し葉の先が含まれています。
BOPより少し長い時間蒸らしてお召し上がりください。
柔らかな甘い香りで包まれておりフラワリーらしいく、口に含むとトロミを感じることができます。
味は申し分なしに甘く広がり、少し強さを感じます。
水色は、BOPより明るい赤です。
ブラックティー、ミルクティーどちらもお楽しみいただけます。
2023年のルフナは、昨年の物に比べて全て(味、香り、水色)強く感じます。
ブラックティーで頂く場合は、昨年のものより少し少なめの茶葉でも美味しく淹れられると思います。
やはりおススメの飲み方は、低温殺菌牛乳でミルクティーでしょうか。
深みのあるルフナのミルクティーは、クリームをたっぷり使ったケーキやスモークチーズなどとよく合います。
ボディーが強いので、ミルクティー色もとても美味しそうなカラーになります。
豆乳を使ってミルクティーにしても、紅茶が負けないので朝食にはルフナのミルクティーを飲んでいます。
牛乳が難しい方におススメですよ^^
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2023年クオリティーシーズンのヌワラエリヤ(NUWARAELIYA)は、紅茶専門店ディンブラで2種類の茶葉のサイズを買い付けしました。
1つはおなじみのBOP(ブロークンオレンジペコ)です。
もう1つは、今回少量ですがとても美味しいと思えるPEKOE(ペコー)に出会えたので買い付けしました。
どちらも同じ工場で生産されたものです。ヌワラエリヤの紅茶工場マネージャーさんのおススメです。
BOPは、近年ないほどの深い味と香りの茶葉です。今年は、とても状態が良く飲みごたえあります!
BOP(ブロークン・オレンジ・ペコ) | オレンジ・ペコより細かく抽出の速さと風味の豊かさのバランスの良さが評価が高くなっている。セイロンティーでよく使われている。 |
PEKOE(ペコ) | ペコの味は非常に繊細で軽く、良いアロマとフレーバーがある。ポリフェノールとカフェイン、カロチンを豊富に含む柔らかくてふくよかな葉で作られている。理想的にローリングされ荒くカットされている。 |
※PEKOEについては、スリランカの工場のマネージャーさんに説明してもらいました。
光り輝く白黄金色の水色に目を奪われます。花を想像させる華やかな香りがずっと鼻の奥に残ります。
贅沢な香りにうっとりしてしてしまいます。
とろみと程よい渋みが口の中で転がります。
今まで体験したことのないヌワラエリヤをお楽しみください。
⚪︎茶葉:ティースプーン2杯(中盛)
⚪︎酸素たっぷりのお湯350cc
⚪︎3~4分蒸らす。
水色はBOPと比べるとやや淡いオレンジ色です。
ハイグロウンティーはよくフラワリー、フルーティーな味とたとえられますが、今回のPEKOEはフルーティーに近く甘みを感じます。
BOPに比べると柔らかな味と香りなので、がぶがぶ飲めるイメージです。
BOPは、ゆっくり口に含んで少しずついただくといったイメージになります。
⚪︎茶葉:ティースプーン2杯(山盛り)
⚪︎酸素たっぷりのお湯350cc
⚪︎5分ほど蒸らす。
2023年クオリティーのNUWARAELIYA(ヌワラエリヤ)は、BOPタイプでは昨年もとても美味しかったですが、今年のヌワラエリヤBOPは、近年ないほどの深い味と香りの茶葉です。今年は、とても状態が良かったようです。
PEKOEは初めて買い付けをしましたが、ポリフェノールやカロチン、カフェインが多く含まれていることを知りました。渋みが柔らかくフルーティーなのでガブガブ飲めそうなヌワラエリヤです。
とても少量のため30gずつの販売になってしまいます。
次回は、ルフナのお話になります。
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こんばんは!
2023年新茶が、やっと!全種類発売開始致しました。
たくさんお問合せをいただいておりました。
「新茶はまだかいな?」と電話が鳴ると
「はい、まだなんです。。」と、毎度同じお返事しかできず申し訳ございませんでした!
毎年のことですが、やっと!とつぶやいていますね(^^;
たぶん次回もやっと!という予定でございます(笑)
先日テイスティングをして驚いたことがありました。
KANDY(キャンディ)の風味が、蜂蜜のようなのです‼
新茶が到着して、1度目のテイスティングをしている写真です。
KANDY(キャンディ)に、お湯を注いだ途端におや?と感じました。
甘い蜂蜜の香り。。。こんなにも甘く感じたかしら?
昨年と同じ茶園のキャンディを買い付けたのですが、買い付け前にテイスティングをした時より甘く感じました。
香りや味はとてもデリケートなので、体調にとても左右されるんですね。
慌てて最初に感じたことをメモしています。
〇水色:真っ赤
〇香り:蜂蜜の香りで甘みを強く感じる
〇味:無花果のような優しい甘さで、新茶の青っぽい味が口の中をさっぱりさせてくれる
今回のキャンディ茶葉は、水色(すいしょく)が真っ赤なのでアイスティーを作るとルビーのように美しいです。
お試しください!
こちらは、あの有名な紅茶の父といわれている「ジェームステーラーさん」のお墓参りへ行った時の写真です。
登山でもしているようなスタイルで失礼いたします!(寝起きのような顔でお恥ずかしい)
ジェームステーラーさんのお墓の前で父の口癖を思い出しました。
毎年、自分の誕生日になるとしつこくこんな事を言っていました。
「パパはジェームステーラーの生まれ変わりなんだよ!ジェームステーラーが亡くなった日がパパの誕生日だからね。」
毎年聞かされていたので記憶してしまうのと、外で言っていないと良いなと思っていました。
思い込みも大切だけど、そんなことあるわけないでしょ(笑)
話は変わりますが、お客様に昔売っていたジェームステーラーズティーはないの?と質問を受けます。
ジェームステーラーズティーは、父が付けた紅茶の商品の名前でキャンディ地方の物でしたので、私の代ではKANDY(キャンディ)1本になります。
紅茶って面白いなと強く思いました!
同じ茶園の茶葉でも、作られた日によって こんなにも風味が違うのです。
茶園も違うのではない?と思ってしまうほどです。
疑い深いわたしは、昨年のキャンディ茶葉と今年の茶葉の形とか茎とか色とか比較してみました。
見た目の特徴は何一つ変わらなく見えました。
やはり同じ工場に間違いない!(輸入時にもテイスティングをしています)
どこの茶園が美味しいとかそういうのではなくて、おいしさの物差しは作られた年の環境がおおいに関係があるのではないかと思うのです。
新しい発見はまだまだスタートしたばかりです!
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こんばんは!
2023年ベリークオリティーのヌワラエリヤとディンブラが、先行販売用で紅茶専門店ディンブラに到着しました!
こちらはパッケージ工場に無理をいって、早く販売したいので少量だけ先に作って送ってもらいました(^^;;
届いてすぐに再度テイスティングを致しました。
そのご報告をさせてください!
100年前に種から育てた希少な古木のディンブラです。
水色は赤みがかった綺麗なオレンジ色です。若葉のような柔らかな香りが、お湯を注ぐとフラワリーで芳醇な甘い香りに変化します。
まろやかな風味が広がり、スッキリとした渋みが残ります。
光り輝く黄金色の水色に目を奪われます。白い花を想像させる華やかな香りがずっと鼻の奥に残ります。
贅沢な香りにうっとりしてしてしまいます。
とろみと程よい渋みが口の中で転がります。
今まで体験したことのないヌワラエリヤをお楽しみください。
ぎりぎり届いたディンブラとヌワラエリヤを再度テイスティングするときは、本当に緊張しました。
茶葉がスリランカを出る前に、もう1度茶園のマネージャーさんから味は大丈夫!と連絡が入ったので不安はなかったのですが、自分で味わうまでは不安がゼロというわけにはなりません。
心配性なもので(笑)
明日は、藤沢駅北口のマーケットにも持っていけます!
店頭でも販売開始できます!
輸入した他の全ての茶葉は、ただいまパッキング工場でパッキングをしていただいております。
出来上がり次第、販売開始させていただきます。
紅茶専門店ディンブラに到着し、テイスティングをさせていただいたらまた報告させて頂きます。
それでは!
]]>いつも紅茶専門店ディンブラの紅茶をお楽しみいただき、誠に有難うございます。
2023年DIMBULA(ディンブラ)クオリティーとヌワラエリヤが、ついにというかやっと日本に到着しました。
今回買い付けをした紅茶は、ディンブラ、ヌワラエリヤ(2種類)、キャンディ、ルフナ(2種類)になります。
その中で、ディンブラとヌワラエリヤはベリーハイクオリティシーズンの茶葉になります。
今回はとても興奮してワクワクが止まらない茶葉を入手できたので、紅茶専門店ディンブラに到着するのが待ち遠しく感じました。
それは市場に出ない茶葉を、紅茶工場のマネージャーさんから譲っていただいたからです!
ここからは、デインブラ茶葉の話が中心になります。
ディンブラ茶葉のクオリティシーズン(旬の時期)は、季節風が吹く1~2月です。
上の写真は、クオリティシーズンにディンブラへ行った時の写真になります。
山が青々としていて、近くには美しい川が流れていました。
美味しい紅茶がうまれる最高の環境です。
この茶園には、シルバーチップの茶木も多く植えられていました。
(今回買い付けた茶園とは関係がありません)
紅茶専門店ディンブラの茶葉の買い付けは、スリランカの紅茶工場のマネージャーさんと直接連絡をとりながら買い付けをしています。
なぜなら、本当に美味しい紅茶の味を教えてくれるのが紅茶工場のマネージャーさんだからです。
マネージャーさんは、英語でやり取りをしてくださるので、私にはとてもニュアンスが伝わります。
私は、2023年1月に入ったと途端スリランカへメールを送りました。
なぜなら、ディンブラのクオリティーを逃したくないのと、できるだけハイクオリティーの茶葉を買い付けたかったからです。
私はまだまだ紅茶の世界では、先輩方からみると卵レベル(いやいや細胞レベル)です。自覚しております!!ハイ‼
なので、紅茶の事に関して不思議に感じること疑問に感じること、ワクワク興奮することがたくさんあります。
それなので自分でも恥ずかしくなるほど、マネージャーさんに連絡をしてしまいます。
世界の大手会社相手に動いているマネージャーさんからすると、日本の小さな紅茶専門店の店主からのメールは面倒だろうと思います。(申し訳ない!)
しかし、さすが一流の方は広い心でご対応をしてくださいます。
面白い紅茶があると、いつの間にか送ってくださったりします。(しつこいからかもしれませんが笑)
話が少しそれてきたので本題に入ります(*_*;
2023年の1月のメールで、「クオリティーが来たら必ずタイカサンにサンプルを送るから待っていて。」と返信が来ました。
そわそわしながら待っていたら、2月の初めのディンブラとヌワラエリヤのサンプル100gずつのパッケージで数種類到着しました。
今回はテイスティングをして迷うことなく、すぐにこの茶葉にしようと決めることができました。
ディンブラとヌワラエリヤ、どちらも記憶に残る素晴らしい香りと味だったからです。
決めたエステイトとナンバーをマネージャーさん方にメールをしました。
以下、マネージャーさんからの返信です。(和訳したものです)
タイカサンが選んだエステイトが、私が担当していて最高品質のお茶を生産しています。
そして選んだ茶葉は、特別市場向けの苗木茶(100年前のもの)です。
これはビンテージの商品であり、特別な香りと味を持つベリーハイクオリティーの茶葉です。私たちはタイカサンとこのお茶を共有したいです。
今後、あなたに送るように依頼します。
少しマネージャーさんも興奮したように感じました。他の担当マネージャーさんも興奮して連絡をくださいました。
一番興奮したのは、私ですが^^
ビンテージと聞くと、古いとかワインとか思い出すと思います。
紅茶のビンテージは、「希少」という意味です。
今回仕入れたディンブラは、種から育てた苗木で古木です。
とても希少な茶葉なのです。
新茶は日本に到着しているのですが、パッキング工場でお世話になっている最中です。
しかしながら、またここでパッキング工場様にわががままを言ってしまいました。
6/17(土)に開催される、藤沢駅北口のマーケットに持っていきたいので、無理を言って少量ですが先に納品をお願いしました。
もちろん、紅茶専門店ディンブラの店頭、オンラインショップでも同時に販売開始させて頂きます。
ただ、先行発売なので無くなり次第、ご予約販売にさせて頂きます。
紅茶の世界の新しい一部を知った感じの買い付けでした。
同じエステイトでも生産される時期で、味が違うことはわかっていました。
しかし、同じエステイトで同じ時期に生産された紅茶でも、味がまったく違うということを知りました。
それが、ヌワラエリヤではっきり分かり衝撃的でした。
2023年ハイクオリティーのヌワラエリヤは、今まで以上に香りが豊かな茶葉です。
こちらも興奮しました!
今後もずっと興奮しながら、美味しい紅茶を求めていきたいです。
輸入に携わっていただいた全ての方に感謝致します。
p.s
16日の金曜日に茶葉が到着したら、再度テイスティングをしてお知らせさせてください!
17日土曜日から先行販売スタートします。
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紅茶専門店ディンブラにいらっしゃるお客様から、「家で紅茶を淹れると渋くなってしまうんですがどうしたらお店で飲むみたいに渋くならない紅茶を淹れられるんですか?」と、たびたび質問されます。
このような時は、お客様に紅茶の蒸らし時間や、お湯の温度的なことを伺っています。
紅茶の美味しさの一つに心地良い渋味があるのですが、顔が歪んでしまうほど美味しくないと感じる渋みもありますよね。それでは美味しい茶葉を購入しても残念なことになりかねません。渋くなる紅茶の淹れ方には、共通点があるなと感じます。
紅茶専門店ディンブラ流に渋くならない紅茶の淹れ方3ポイントをお伝えできればと思います。
材料
1人分の紅茶(ブラックティー)
・茶葉BOPタイプ ティースプーン2杯
・湯 350cc
日本の場合、水は水道水(浄水器)をやかんに勢いよく注ぐ。
お湯を沸かすときは、大きな気泡がぐつぐつ立つほど沸騰させないように注意します。酸素が抜けた湯で紅茶を淹れると紅茶の旨味が抽出されないからです。
理想温度は95℃~98℃です。100℃に近いとベストです。
沸騰してくると小さい気泡が立ってきます。それから少し大きな気泡が浮き始めたタイミングで温めておいたポットに湯を注ぎます。
この時酸素が十分に入るよう高い位置から注ぐことがポイントです。
セイロンティーBOPタイプの茶葉の蒸らし時間は3~4分です。
OPタイプでは5~6分です。
これはあくまでも目安なので茶葉の大きさや性質によって蒸らし時間は調整します。
蒸らし時間が短いと旨味が足りなく渋みも強く出てしまいます。
蒸らし時間よりポットの中で上手くタンニンとカフェインが結びつくようにジャンピングが起きるかどうかが大切なポイントだと思います。
先ずジャンピングが起こりやすいように、まん丸いポットを用意します。
ジャンピングとは、ポットの中の茶葉が上下運動をしながら紅茶の旨味を出していく運動のことです。
酸素を多く含んだお湯をティーポットに勢いよく注ぐと、茶葉のほぼ全てが水面に上がってきます。
水面に茶葉が浮き集まれば成功に近いくなります。
(この時点で茶葉が上がってこないとジャンピングは起きません。)
しばらくすると、茶葉が水分を多く含むみポットの下にゆっくり落ちていき、また上に上がって数回ジャンピングを繰り返します。
ジャンピングをしながら、紅茶の旨味を感じるタンニンとカフェインが引き出されます。
十分に時間をかけて蒸らしジャンピングに成功すると、紅茶のコクと香りを味わうことができます。
ジャンピングは、まるで茶葉が自力でジャンプしているように見えてとても神秘的に見えます^^
今回はシンプルに紅茶を淹れるときに渋くならない方法をまとめてみました。
紅茶専門店ディンブラや家で、毎日紅茶を淹れていて感じたことです。
お湯の温度・蒸らし時間・ジャンピングこの3ポイントは必ず酸素を多く含んでいる湯が共通しています。
沸かし過ぎたお湯を使って淹れた紅茶は、紅茶色をしたお湯を飲んでいるような感じになります。香りとコクを感じることができません。
使う茶葉が多くなってもこの3ポイントができていれば、香りとコクが出て比較的渋くならずにまろやかな紅茶を淹れることができます。
少し濃いと感じた時は、ティーカップの中で熱いお湯でお好みの濃さに割ってお召し上がりください。
〇追伸
酸素の抜けた沸かし過ぎたお湯で1度紅茶を淹れてみてください。
その時は、蒸らし時間も1分半とか短く設定してみると、香りのない渋い紅茶を淹れることができて面白いと思います。
美味しいと感じるものと、そうでないものどちらの味も記憶しておくと自分好みの紅茶を楽しむことができていくのではないでしょうか。
失敗すると成功しかありませんから^^
それでは!
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今回は私ごとで大変申し訳ございませんが、家族のお祝い事で営業時間の変更と臨時休業のお知らせです。
5/26(金)L.O.14時 閉店15時
5/27(土).28(日) 臨時休業
とさせていただきます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い致します。
この絵は先代の父の事務所に飾ってあったものです。
父から「いつでも見えるように、デスクの1番近くに飾っているんだよ。」と、生きている時に父の事務所へ行くたびに聞いていました。
その時は、へ〜!としか感じませんでしたが、今となっては父の気持ちを聞いておいて良かったと思います。
父の目には男の子が私の兄で、女の子が私のように感じていたそうです。
父もテニスが趣味で、時間が合う時には片瀬山や近所の公園のテニスコートへ私たちを連れて行ってくれていました。
兄は小さい頃からテニスを習っていて父とよくテニスをしていました。
私はテニスラケットとボールと私自身の距離感が分からず空振りばっかりしていました( ´∀` )
父は仕事で忙しく、家族みんなで外で遊ぶことがなかなか無かったので、テニスをしていたあの時間は、今となっては良い思い出です。
私は、パパっ子であり、お兄ちゃん子なのでいつも兄の隣にいました。小さい頃は兄のつくるプラレールをみたり、ギターの弾き方を教わったり、お勉強を教えてもらったり、今でも大学の事やお店のことについて相談したりしています。
お店のことに関してはこの現在の店舗になってからかなり応援してくれています!
お兄ちゃんがお兄ちゃんで本当に良かったです(*^-^*)
そんなお兄ちゃんに祝福あれ!!
さて、今週の土曜日と日曜日は、臨時休業をいただきますが、父もお空から祝福していると思います。
現在この絵は、紅茶専門店ディンブラの入り口に飾ってありますので良かったら観てください!
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こんにちは!
紅茶専門店ディンブラのオリジナルティーポットがやっと復活致しました。
約30年前から愛用されている、紅茶専門店ディンブラのオリジナルティーポットです。
たぶんですが、父はこういう実話を話さない人なので紅茶専門店ディンブラのオリジナルティーポットが誕生するまでの秘話をお話ししたいと思います。
父である先代の磯淵猛が、より美味しい紅茶を淹れるために『たぬきのようなまん丸い形』と『ニューボーンチャイナ』の素材にこだわり、私の母がデザイン、図面を製作したティーポットです。
その当時、丸いポットのデザインをすることが大変で、父と母は常に意見がぶつかり合っていたそうです(笑)
たぬきのようなまん丸いって言われても大変ですよね〜(苦笑)漠然としたものの言い方なので…。
父と母が共同製作した宝物です!
実は、父が亡くなって藤沢の店舗を閉店する時に突然当時父が経営していた会社から製造中止と言われ、困り果てていました。
三年もの月日が流れ、一から新しくニューボーンチャイナの素材で製作してもらえる工場を探しました。
遂に見つけたその工場に何度もサンプル製作して頂き、今はまだ言えない大きな失敗もありました。
製作から一年かかりましたがやっと完成し、復活致しました!
そして、さらに箱デザインも新しくなりました(*^^*)
華やかで今の紅茶専門店ディンブラの雰囲気にピッタリな箱になりました!
箱のデザインにも多くの時間がかかりました。よく見ると小さなディンブラの象さんが所々にいるんです。
紅茶専門店ディンブラオリジナルティーポットのこだわりポイントを紹介します!
美味しい紅茶を淹れる理想の形は熱対流が起こりやすいまん丸型のティーポットです。
長細い形や変形型は対流効果によるジャンピングが不十分になりやすいのです。まん丸いニューボーンチャイナのティーポットは、急速に熱が伝わるので茶葉のジャンピングを助けます。
ポットの口の部分は、茶渋などの汚れを掃除しやすいデザインになっています。
コーヒーポットのように長すぎると、紅茶のタンニンと化合して、水色(すいしょく)を悪くしたり、風味を損ねたりするので、注ぎ口を短くしました。短くすることで、注ぎ口の掃除を簡単にできるのも魅力のひとつです。
持ち手は安定感のある幅にデザインされています。
ニューボーンチャイナの特徴である乳白色でなめらかな艶は温かみを感じます。
裏の刻印は、父が製作した物に紅茶専門店ディンブラのロゴマークを加えました。
カラーはゴールドで高級感があります。
一生ものとして大切に使いたくなる逸品です。
尚、類似品や模造品が多く出回っているようです。充分にご注意下さいませ。
こだわりいっぱいの紅茶専門店ディンブラオリジナルティーポットは現在、オンラインショップ・店頭販売のみとさせて頂きます。
]]>こんばんは!
ゴールデンウィークが始まったばかりですが、母の日のご案内です。
2023年「母の日ギフト」をご用意させて頂きました。
お母さんを笑顔にする紅茶専門店ディンブラオリジナルブレンドティーと、ワクワクするティーフードセット『わっくわっふる』です。
カジュアルに淹れられるティーバッグブレンドティーと、冷たいボリューミーなワッフル、スコーンにはクローテッドクリームと自家製ジャムをセットでお届けです。
お母さんがワクワクする「わっくわっふるセット」のご案内いたします。
セイロンティー、スパイス、ハーブ、果実の美味しさがぎゅっと詰まったブレンドティーです。
忙しく時間のないお母さんもティーバッグなので、ちょっと一息つくときに便利です。
【セット内容】
□DIMBULA
□アールグレイ
□おとなカカオ(セイロンティー、カカオブレンド)
□ナイトキャップ(セイロンティー、カモミールブレンド)
□Dear.RUBY(セイロンティー、ローズヒップブレンド)
各種2個入りです。
「おぐらくりーむ」ワッフルです。
自家製餡子にほんのり香るセイロンシナモンのふわふわクリームをワッフルで挟みました。甘納豆をかわいくトッピングです。
紅茶専門店ディンブラの不動の人気ワッフルを冷たく変身させました。
「ブラッドオレンジワッフル」です。
希少な国産ブラッドオレンジ(しまなみレモンさん)タロッコ種を贅沢に使用しています。
スライスしたブラッドオレンジと、自家製のブラッドオレンジジャムをクリームに混ぜた爽やかでジューシーな冷やワッフルです。
(イメージ写真)
〇スコーン(プレーン)2個入
〇クローテッドクリームと自家製ジャム
母の日ギフトは、冷凍便と紅茶ギフトセットはネコポスで別便で送らせて頂きます。紅茶ギフトは送料無料です!
温かい紅茶とここでしか味わえない特別なティーフードで、お母さんに日頃の感謝の気持ちを伝えてみてはいかがですか。
きっとワクワクするお母さんの笑顔に会えるはずです^^
あわせて読む
]]>日本では、煮込みのミルクティーをチャイと呼ばれることが多いでしょうか。
今回は、チャイに合う紅茶と煮込みのミルクティーの作り方を紹介したいと思います。
ポイントだけつかめば、簡単に本格的なチャイを作ることがでます。
また作り方の基本が完成すれば、バリエーションも豊富になり煮込みミルクティーの世界が広がります。
チャイに合う紅茶もご紹介しますので是非作ってみてください。
インドでは紅茶のことをチャイといいます。インドでよく飲まれている紅茶が牛乳と紅茶を一緒に煮込んでいることからチャイと呼ばれることが多くなりました。(日本では、よくチャイと呼ばれている)
ちなみに紅茶専門店ディンブラでは、「インディアンミルクティー」と呼んでいます。
インディアンミルクティーという呼び方は、スリランカのティーボード(紅茶局)が、紅茶をたくさん広めようと付けた日本人用の呼び方です。
紅茶専門店ディンブラでは、この呼び方でメニューにもなっています。
紅茶専門店ディンブラでは、スリランカ紅茶(セイロンティー)の専門店なのでセイロンティーからチャイに合う紅茶を選んでみます。
世界三大銘茶のひとつであるUVA(ウバ)は、力強さがあるのでミルクティー向けです。
クオリティーシーズンは、7~8月のおおよそ2か月になります。クオリティーシーズンのウバは、フルーティーで刺激的な味をもつ紅茶です。
水色は赤みがかった濃いオレンジ色なのが特徴です。
ミルクティーにするとすっきりしたミルクティーになるので、スコーンやショートブレッドなどの脂肪分の多いお菓子とあいます。
ルフナ地方(スリランカ最南端)は、標高が低く茶葉は黒いのが特徴です。
クオリティーシーズンがなく、20日ほどの周期で年間15回くらい茶摘みが行われています。
紅茶専門店ディンブラで輸入しているルフナは、黒糖を焦がしたような香で、スリランカの他の地方で作られる紅茶にはない独特の茶葉で人気です。深いスモーキーなルフナ地方の茶葉は、コクがありミルクを入れても香りと味が負けないミルクティーになります。
一口飲むと気持ちが落ち着くようなミルクティーです。
簡単で美味しいチャイの作り方をご紹介したいと思います。
あくまでも紅茶専門店ディンブラ(磯淵)流の作り方です。
【1人分約350cc】
小さな鍋に水(約150cc)を入れUVA(ウバ)BOPタイプをティースプーン山盛り2杯入れ火にかける。
茶葉が開き紅茶の良い香りのがしてくるまで十分に煮ます。この過程が大切なポイントとなります。
茶葉が開かないうちに牛乳を入れてしまうと、香りも味も出ずらくなり満足できるチャイを作ることができません。慌てずに作ることをゆっくり楽しんでください。
茶葉が開いて紅茶の香りがしてきたら牛乳を(約200cc)を入れます。
お好みの色になるまで注いでいきます。
鍋の淵に泡が浮き出て盛り上がったら火を止めます。決して沸騰させないでください。沸騰直前で火を止めるのが美味しいチャイを作るコツです。
沸騰させてしまうとたんぱく質の焦げた臭い(硫黄臭)が強くなってしまいます。
出来上がったら茶こしを使ってティーカップやポットに注ぎ入れます。
茶葉は細かいBOPタイプやダスト1など、香りと味を抽出しやすい紅茶が合います。
ただ、あまり細かすぎても個人的には香りが足りないと感じます。煮込みのミルクティーでも紅茶の良い香りを楽しみたいと思うからです。
茶葉はよく開かせ紅茶のエキスを十分に出してからミルクを足していくことが最も重要なポイントです。もう一つは、ミルクを入れてから沸騰させないことです。
茶葉が開くまで鍋で煮ていると多少水の量が少なくなっていきます。お好みでミルクを入れる前に水をたしたり、ミルク感が好きな方は牛乳多めで作ってみてください。
茶葉の量、水と牛乳の割合はあくまで目安にすぎません。
シンプルなチャイ(煮込みのミルクティー)を作れるようになると、スパイスを使ったりしてバリエーションを楽しむことができます。
オリジナルティーあふれる自分だけのチャイの世界を作ってみてはいかがでしょうか。
チャイを作ることで無限に楽しさが広がっていきます^^
あわせて読む
]]>「ウバミルクティーが好きなんだけど、上手な入れ方を知らないから教えてくれませんか?」と、よく質問をいただきます。
とっても嬉しい質問です!
ウバミルクティーの正しい入れ方、知りたいですよね?
今回は、ウバミルクティーの基本情報や入れ方、コツについてご紹介させていただきます。
入れ方は、紅茶専門店ディンブラ(磯淵)流です。ティータイムを少しでも美味しくお楽しみいただけたら嬉しいです。
ウバミルクティーの入れ方を知る前に、まずはウバの基本情報について知ることが大切です。
基本情報を知ることで、さらに美味しい紅茶を入れられるようになるでしょう。
ウバは世界的にも有名な紅茶です。
その理由を解説していきます。
ウバは、世界三大銘茶に含まれます。世界三大銘茶とは以下を指します。
上からスリランカ、インド、中国と産地は違うものの、世界で最も有名な三つの紅茶です。風味が良く、世界中の紅茶愛好家から親しまれています。
セイロンの七大紅茶とは、スリランカ産の七つの紅茶を指します。元々セイロンティーは五大産地でしたが、近年は七大産地となりました。
セイロンとは、スリランカの旧国名です。スリランカは紅茶大国として有名で、JICAによると2014年の紅茶生産量は33万8,000トンを誇ります。
スリランカの南東部、標高1,600〜2,000メートルのハイ・グロウン区間がウバ地方です。
もともとはコーヒー農園として開拓され、後に茶園として変化していきました。1891年、トーマスリプトンによりウバは世界最高値を叩き出し、その名が世界に広まりました。
ウバの効能や味・香り、収穫時期について解説します。
ウバのことに詳しくなることで、気持ちもノリ、更に美味しくウバミルクティーを楽しめるでしょう。
紅茶には、リフレッシュと免疫力アップの二つの効能があります。
また、紅茶に含まれるカフェインにより、集中力を高めることも可能です。
さらに、抗酸化作用により細胞を保護したり、体内の毒素を排出する効果もあります。
ウバは、青々しい渋みの強い味わいの紅茶です。その独特な味わいから、人気が高い茶葉です。
また、クオリティーシーズンになると、メントールの爽やかな香りと、フラワリーな甘い香りが特徴的です。
渋みの中にフラワリーな香りがあり、おもしろい味わいを楽しめます。
ウバは1年を通して収穫される茶葉ですが、その中でも7〜9月に収穫される茶葉は特別です。
7〜9月に収穫される茶葉は「クオリティーシーズン茶」と呼ばれ、1年で最も独特な味と香りを楽しめる茶葉となります。
〇茶葉はティースプーン山盛り2杯。
今回はウバBOPを使用。
〇酸素をたくさん含んだ湯(350cc)を勢いよくポットに入れる。
湯を沸かすときに沸かし過ぎると酸素が抜け美味しい紅茶を入れることができないので、ここがとても重要なポイントの一つになります。
おいしく入れることができる目安は、ポットにお湯を注いだ時に茶葉が浮き上がってきます。お湯を注いだ時に、茶葉がポットの底に沈んでしまったようなときは思うような味と香りを味わうことが難しいでしょう。
3〜4分ほどゆっくり蒸らしてください。
〇よく温めたティーカップに常温のミルクを20ccほど入れ、紅茶をカップの9分目まで入れます。そうすることで、温かいミルクティーを飲むことができます。
きれいなミルクティー色のウバミルクティーのできあがりです!
美味しいウバミルクティーを入れるには、二つの欠かせないコツがあります。
この二つを押さえれば、より本格的なウバミルクティーになるため、ぜひお試しください。
美味しいミルクティーを作るには、牛乳選びが重要です。
おすすめの牛乳は、低温殺菌63〜65℃で30分間殺菌したものです。
高温殺菌以外ならば大丈夫ともいえます。
低温殺菌牛乳がミルクティーに適しているのは、たんぱく質が焦げた臭いで硫黄臭さがないからです。ミルクティーに使うときのミルクを温めない理由も硫黄臭がしないためです。
低温殺菌牛乳を使うと、口の中のねばねば感がなくスッキリとしたミルクティーになります。
脂肪分たっぷりの洋菓子もスーッと流してくれるので、お菓子やサンドウィッチなどの食事が進むわけです。
ミルクティーを入れる場合、ストレートで入れるリーフよりも多めの量、蒸らし時間が必要になります。ストレートとミルクティーで入れる量や蒸らし時間は以下になります。
蒸らし |
リーフの量 |
|
ストレート |
3分 |
リーフ3g |
ミルクティー |
3~4分 |
リーフ3~4g |
※1人分はティーカップ2.5杯分(350cc)
ミルクティーを入れる場合、ミルクで紅茶の味が薄くなるため、気持ち長めにリーフのエキスを抽出しましょう。
紅茶は味・水色・香りが美味しさの決め手ですが、ミルクティーはミルク選びでも美味しさを変化させてくれます。
また茶葉では、個性的なものを使うと味をマイルドにしてくれます。
紅茶専門店ディンブラは、セイロンティー専門店なのでその中から茶葉を選んでみましょう!
ルフナ地方(スリランカ最南端)は、標高が低く茶葉は黒いのが特徴です。
クオリティーシーズンがなく、20日ほどの周期で年間15回くらい茶摘みが行われています。
黒糖を焦がしたような香りは、スリランカの他の地方で作られる紅茶にはありません。深いスモーキーなルフナ地方の茶葉は、コクがありミルクを入れても香りと味が負けないミルクティーになります。
一口飲むと気持ちが落ち着くようなミルクティーです。
ディンブラのクオリティーシーズンはおおよそ1〜2月になります。
クオリティーシーズンのディンブラは、香り高く青いキレがあり心地良い渋味を持っています。
ブラックティーでも飲めますが、茶葉を少し多めにいれると癖のないミルクティーが味わえます。
ティーウィズミルク(ミルクティー)をおいしく入れるポイントをまとめてみます。
茶葉の量やミルクの割合は、お好みになります。何度も繰り返し入れていくうちに、自分好みのミルクティーを作れるようになると思います。
ぜひおいしく感じるミルクティー色を探してお楽しみください。
]]>こんばんは!
先日、韓国からイ・ユンミ先生が紅茶専門店ディンブラにご来店くださいました。
先生とは2回目の再会でした。
今回は、先生の生徒さんたちとの紅茶ツアーでした。
神奈川県の江ノ島まで遠いのにいらしてくださり感謝です。
前回の来日時に「次回は私が行きます!」なんて宣言していたのに、ユンミ先生が先にいらしてくださいました^^;
短い時間でしたが、皆さんにお会いできてとても嬉しかったです!
通訳のK様、今回もどうもありがとうございました^_^
今度こそ私も先生のいらっしゃる韓国へ行きます!
]]>こんばんは!
紅茶専門店ディンブラの新作スコーン
「レモンみるく」です。
冬にレモンジャムを作っていた物を、スコーンに練り込みました。
もちろんレモンは、しまなみレモンさんのレモンを使っています!
しまなみレモンかぶれしてるもので(笑)
ほんのり甘いみるく生地と、甘酸っぱいレモンを同時に味わえるスコーンです。
紅茶メニューのレモンミルクティーともかなり合いますよ〜!
レモン好きのお客様お待ちしてます!
全粒粉のスコーンもまたはじまりました(*^^*)
それでは!
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